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「英語発音矯正スクールの選び方」
皆さん、こんにちは。
Discovering Soundsです!
今日は以下の内容についてお話ししたいと思います。
現在、発音矯正スクールは数が増えてきており、どのスクールに通えばいいか迷っていらっしゃる方も多いかと思います。
今日はそういうお悩みを抱えている方のために、「発音矯正スクールはどこを見て選べばいいのか?」についてお話します。
目次
「発音矯正スクールの選び方」
各発音矯正スクールは、それぞれ独自のメソッドがあって、教え方もそれぞれ違います。どのスクールに行くべきかは悩むところだと思います。金額も様々ですし、カリキュラムもスクールそれぞれです。そんな中で自分に合うのはどこなのかを見つけるのは大変なことだと思います。
そこで今日は、「発音矯正スクールの見つけ方のコツ」をご紹介させていただきます。
①「自分はどこまで目指すのか」
まず考えていただきたいのは、自分が目指す発音矯正のレベルです。
例えば
・母音と子音の発音をやって単語をきっちり発音できるようになりたい
・単語だけでなく、文章(長文)もきれいに発音できるようになりたい
・できるだけナチュラルに話せるようになりたい
・ネイティブっぽく話せるようになりたい
・苦手な音を克服したい
・カタカナ英語をなおしたい
など、できるだけ具体的に自分の目指すところを見つけます。これがないと、スクールを探すときに苦労します。なぜなら、目指す目標によって、スクール探しに大きな影響がでてきます。母音と子音をやって単語をやりたいだけの人は、それだけをきっちり指導しているスクールを探せばいいので、時間もお金も節約できるのです。
自分が目指す目標が決まれば、
②「そのスクールが自分が目指す目標のカリキュラム内容になっているか」
を見極めます。1つ1つのスクールのサイトの、カリキュラム内容を読んでいく必要があります。できるだけ詳しく書いてあるところがいいですが、あまり内容が書いていないときは、メールをして質問する、資料を請求するなどしましょう。
例えば、自分の目標が「ネイティブのようになりたい」だと、少し無理があります。ネイティブというのは3歳までに、その国に生まれ育っていればネイティブのように話せるようになりますが、そうでない人たちはすべてノンネイティブなので、「できるだけネイティブに近づける話し方」を目標にします。この、「できるだけネイティブに近づける話し方」をするためには、ただ単に母音と子音をやって単語練習をしただけでは絶対なれません。
ではどうするのか。そこで、各目標別のスクールの見つけ方をご紹介したいと思います。
③「目標別スクールの見つけ方」
★「母音と子音の発音をやって単語をきっちり発音できるようになりたい」
スクールは極端に言えば、フォニックスだけ教えているところでも大丈夫です。フォニックスは発音の基礎なので、母音と子音の音を、発音記号と音をリンクさせて練習していきます。その後単語練習に入るので、カリキュラムの内容は
フォニックス
もしくは
母音と子音の発音と単語練習
が入っていればOKです。
★「カタカナ英語をなおしたい」
自分がカタカナ英語がいやで、なおしたいという場合は、発音の勉強自体が始めてだというケースが多いです。そういう場合は、基礎からどこまでやりたいかをしっかり目標を持つことがまず必要です。
ただ単にカタカナ英語をなおすといっても、単語レベルで直したいのか、文章までやりたいのかでスクール選びが変わってきます。目標はできるだけ具体的に持つようにしましょう。
母音と子音をやって単語レベルまでの目標であれば、上記記載の内容のカリキュラムで大丈夫ですが、それ以上となると以下の内容が必要となってきます。
★「単語だけでなく、文章(長文)もきれいに発音できるようになりたい」「できるだけナチュラルに話せるようになりたい」「ネイティブっぽく話せるようになりたい」
この場合は探すポイントは、まずカリキュラム内容に、「長文の発音」が入っているかどうかです。これがないと長文指導者がいないことになります。表立ってカリキュラムになかったとしても、聞けば「指導できる」というスクールもあると思いますので、聞いてみるのもいいでしょう。ただ、サイトに書いていない内容で「できる」という場合は、あまりそこに力を入れていない、しっかり指導できない可能性もあるので注意が必要です。
また、長文まで指導できるカリキュラムとなっていたら、その長文のカリキュラム内容を知るのも決断する決め手になるでしょう。
なぜなら、ただ単に長文を読ませる指導法では、ネイティブっぽくはなりません。長文指導者はどこにでもいると思いますが、その指導者が何を具体的に指導できるかがポイントになってきます。そこでどんなポイントを見るべきかを、ご紹介したいと思います。
ポイント1)熟語や文章における発音ルールの指導
発音ルールには色々あります。以下の発音ルールを、自分はどこまで勉強したいのかにもよります。
「Elision=脱落」
「Linking=リンキング」
「flap-t」
「glottal stop」
「短縮形」
「Assimilation=同化」
「イントネーション」
「リズム(強弱)」
「抑揚」
これだけの内容すべて勉強したいのであれば、これらが指導内容に入っているかどうかも確認します。特に抑揚・イントネーションは、どういう指導をされているのかを体験レッスンで聞いてみないといけません。ただ音声を聞かせて、「同じように発音してください」の指導では抑揚の指導が出来ているとは言えませんので、具体的にどう「抑揚」を指導しているのかと聞くと良いでしょう。
ポイント2)flap-tをどう指導しているか聞く
ただ講師が発音して、「まねしてください」の指導では正しくはflap-tの発音は改善されませんので、どうその音を出しているのか、どう指導しているのかを聞いてみると良いでしょう。
★「苦手な音を克服したい」
ご自身で苦手な音がはっきりわかっていて、それだけができないと悩んでいる方は、その音が出せない理由が必ずあるので、本来は基礎から勉強するのが良いですが、こういう方は発音はすでに独学でされていて、ある程度発音ができる方が多いので、そこまで時間をかけたくないという方が多いです。
そういう場合、ピンポイントレッスンのような、カスタマイズレッスンができるところがよいでしょう。ただ、だいたいのスクールがカリキュラムが決まっていて、カスタマイズはあまりされていないので、スクール探しに苦労されるかもしれません。
その他のスクールを見つけるときのコツですが、
③「自分がやりたい受講スタイルはどっちか」
発音矯正スクールには、通学タイプとオンラインがあります。どちらかの場合もありますし、オンラインのみの場合もあります。自分が習いたいスタイルはどちらかを決め、そのスタイルがあるスクールに限定して探しましょう。
オンラインスクールの場合でも、通学と同様のクオリティーのレッスンがどこでも受講できます。ネット環境の良し悪しは左右しますが、通う必要がない、地方からでも受講できるというメリットも大きいです。
④「自分の予算」
発音矯正スクールで、カリキュラムが長文までしっかりあるスクールは、お値段も高めになり、期間も長くなります。自分が出せる予算内だけで探していくと、スクールの数も絞られてくると思います。
ただ、少ない予算であれもこれもというわけにはいきませんので、予算低めのカリキュラムとなると、母音・子音をやり単語練習、ちょっとした文章の練習くらいだと思っておいたほうがいいです。がっつり矯正プログラムとなると、カリキュラム的にお値段が高くなっていきます。
➄「自分が目標とする期間」
基礎から文章までしっかり発音矯正したいという場合は、どこのスクールもそこそこの期間が必要になってきます。少なくとも1年はかかると思っておいたほうがいいです。発音は、1日・2日で矯正できるものではなく、文章までスラスラ読めるようになるまでには、かなり時間がかかります。よく、1年くらいはかかると聞くとがっかりされる方が多いですが、短期間でなおせるものは限られているので、短期間なら母音・子音だけでいい、など目標を絞っていかないといけなくなります。あれもこれもなおして短期間で、というのは無理なので時間はかかることは覚悟しましょう。
どうしても短期間でしか勉強できないという方は、基礎のみを目標にし、時間がかかってもしっかり矯正したいという方は、長文までのカリキュラムがあるスクールを選ぶと良いでしょう。
⑥「スクールの雰囲気を知る」
スクールが自分に合うかどうかは、見てみないとわかりませんね。通学の場合は体験レッスンで、そこのスタッフの対応や、講師の対応など、全体の雰囲気が自分に合っているかどうかも確認できますので、体験レッスンをご受講されるべきでしょう。
オンラインの場合は、スクール全体の雰囲気は伝わりにくいですが、体験レッスンを担当する講師の対応で、スクールの姿勢が見えてくるでしょう。どちらにしても体験レッスンで雰囲気を知るのは大事です。
以上の6つのポイントが、英語発音矯正スクールを選ぶときのコツとなります。色々体験レッスンを受講してみて、自分がやりたい内容のスクール、合うスクールを探しましょう。
今回は「発音矯正スクールを選ぶときのコツ」を説明しましたが、いかがでしたか?
今回の記事では「英語発音矯正スクールの選び方」についてご紹介しました!
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