体系化されたカリキュラム Curriculum

Discovering Soundsが提供するカリキュラムでは
級システムを採用しており、各級で習得する内容は決まっております。

入学直後のネイティブ筋エクササイズから卒業まで順序だったカリキュラム構成で、体系的に英語発音を学ぶことが出来ます。

カリキュラム

※プログラムのカリキュラム詳細は、各プログラムページをご参照ください。

カリキュラム カリキュラム
step 01 入学
入学

最初に、当校独自の英語発音テストである
EPAT(English Pronunciation Accuracy Test)を受験いただき、現状の把握と受講生の得意不得意を見つけ出します。

step 02~03 ネイティブ筋エクササイズ〜母音・子音
ネイティブ筋エクササイズ

当校独自のトレーニング方法である「ネイティブ筋エクササイズ」を習得することで、全ての母音と子音の正しい発音方法を身に付けるための基礎学習を行います。

詳しく解説

RightLight発音違い

多くの日本人が苦手とするRightとLightの発音。
「r」と「l」は日本語の「ラ行」と発音方法(舌の使い方)が全く違います。
Discovering Soundsでは、正しく舌を動かせるようにするため、発音に必要な舌や口周りの筋肉をネイティブ筋エクササイズで鍛えた上で、「r」と「l」の発音方法を習得いただきます。

違い

Rightの発音方法

Lightの発音方法

LightとRightの発音方法の違い

Rの発音

[r]の発音に必要な筋肉は、
「前舌筋」「中舌筋」「後舌筋」「上縦舌筋」の4つです。
これらの筋肉を鍛えるためにDiscovering Soundsでは「舌の振り下ろし体操」などのネイティブ筋エクササイズを用意しております。

Rightを発音するために必要なエクササイズ

舌の振り下ろし体操

Rの発音 Rの発音

1中舌筋

中舌筋を上げる
子音[l][n][t][d][tʃ][dʒ][ts][dz]の発音に必要

2後舌筋

後舌筋を上げる
母音[æ][ɪ][iː][e][aɪ][eɪ][ɔɪ][ju][ɚː][ɚ][ɑːr][ɪər][ʊər][eər][ɔːr]

3前舌筋

前舌筋を上げる

4上縦舌筋

舌端を上げる
子音[r]の発音に必要

Rの発音 Rの発音

1前舌筋

2中舌筋

子音
[l][n][t][d][tʃ][dʒ][ts][dz]の発音に必要

3後舌筋

子音[k][g][ŋ][j]の発音に必要
母音[æ][ɪ][iː][e][aɪ][eɪ][ɔɪ][ju][ɚː][ɚ][ɑːr][ɪər][ʊər][eər][ɔːr]の発音に必要

4前舌筋〜後舌筋

子音[r]の発音に必要
[r]は、前舌・中舌・後舌のすべてが必要。
前舌の柔軟性が特に大事

Lの発音

[l]の発音に必要な筋肉は、
「中舌筋」「横舌筋」の2つです。
これらの筋肉を鍛えるためにDiscovering Soundsでは「中舌ぶりっじ体操」などのネイティブ筋エクササイズを用意しております。

Lightを発音するために必要なエクササイズ

中舌ぶりっじ体操

Lの発音 Lの発音

1中舌筋

中舌部を上げる
子音[l][n][t][d][tʃ][dʒ][ts][dz]の発音に必要

2横舌筋

舌を細長くする、狭くする
(舌を横に縮める)
子音[θ][ð]の発音に必要

Lの発音 Lの発音

1中舌筋

子音[l][n][t][d][tʃ][dʒ][ts][dz]の発音に必要

point

音素レベルや単語レベルの指導ではなく、どのように文章レベルで発音するのか?
英会話で学んだ発音を活かすのか?を念頭に置いたカリキュラムです。

ただひたすらにリピートアフターミーやモノマネ発音をするのではなく、それぞれの発音に口周りの筋肉のどの部分が必要か、そして、それらをどう鍛えるかが明確にあることで、正しい発音ができるようになるのです。

step 04~05 熟語・短文〜長文
熟語

熟語・短文、長文を使って
英語を滑らかに話すトレーニングをしています。
シャドーイングのように、モデル音声に沿って読むときに多くの人が感じる読みにくい箇所を、滑らかに話せるようにトレーニングしていきます。

詳しく解説

"What did you think?"発音方法

発音方法

What did you think?

という文章では、簡単に解説をすると(ここではカタカナを使います)、

「(ホ)ワッ・ディドゥ・ユー・シンク?」

と読む方も多数いらっしゃるかと思いますが、実際には、

「(ホ)ワ・ディジュー・シンク?」と読まれます。

「ディドゥ・ユー」が「ディジュー」になる?

発音方法
発音方法

はい。

これは「同化(Assimilation)」と呼ばれるルールの1つで、実際の会話の中では頻繁に使われているルールになります。

他にも、「連結(Linking)」や「脱落(Elision)」といったルールもあり、これらを体系的に学んでいただきます。

発音方法

さらには、アクセントの置き方もルール化しており、受験英語のように、

「文章では、一番大事だと思われる単語(主に、動詞、もしくは、目的語)にアクセントが置かれる。」

といったあいまいな考え方はいたしません。

例えば、

1. I win.
2. Stop it.

I win.の文章は、winにアクセントを置き、
Stop it.の文章はStopにアクセントを置きます。

それには、きちんとしたアクセントの置き方ルールがあるのです。

point

Discovering Soundsではアクセントの置き方など英語発音のルールをなぜそうなるのか?
理由まで指導しております。

step 06 アクセント・イントネーション
アクセントイントネーション

表現力(感情表現)の作り方を学びます。
ネイティブの表現力は、日本人のそれと比較しても、大きく異なるのは皆さんが感じる通りのことだと思います。
では、それには何が必要なのか?その秘密は声帯にあるのです。

声帯の開け閉めにより、声圧を上げたり下げたりする声圧の強弱コントロールが重要になります。
それには、それらの働きを持つ筋肉が声帯にあるので、それらを鍛えるエクササイズを行うことで、表現力に富んだ話し方が誰でもできるようになります。

声帯 声帯

1声帯靭帯

2甲状軟骨

3輪状軟骨

4声帯筋(内甲状披裂筋)

地声系の筋肉
声帯の緊張を強める

5外側輪状披裂筋/声門閉鎖筋群

地声系の筋肉
声門を閉鎖する

6横披裂筋/斜披裂筋

地声系の筋肉
声門を閉鎖するが、不完全

7披裂軟骨

8後輪状披裂筋

声帯を開く
ぜはぜは体操

9声帯

point

発音だけでなく、声帯もトレーニングすることで、声質も変えることができ、
ネイティブらしい表現方法を身につけることが可能です。

step 07 ネイティブライクな話し方の秘密
ネイティブライク

ネイティブライクな話し方を学んでいきます。
ネイティブは、普段英語を話す時、辞書に載っている発音記号とは異なる話し方をしています。
どういうことかと言いますと、私たち日本人も、アナウンサーのような話し方を普段からしませんよね?英語も同じで、常日頃から明瞭に発音している人は多くないのです。そのため、ネイティブは辞書に載っていない発音方法で英語を話しています。

詳しく解説

[ə](あいまいな母音)について

まずは下の5つの単語を読んでみてください。下線部はどのような発音になるでしょうか?

  • Famous
  • Pencil
  • Dozen
  • Problem
  • Method

下線部は全て[ə]で発音され、それぞれ次のようになります。

  • Famous → []っぽい発音
  • Pencil → []っぽい発音
  • Dozen → []っぽい発音
  • Problem → []っぽい発音
  • Method → []っぽい発音
アイウエオ

以上から、[ə]の発音は、「アイウエオ」っぽければどれでも良いということになるのです。
当校では、ネイティブが本来の発音記号とは異なる発音の仕方をしている時のルールを研究し、
それらを体系立てて指導することを可能にしています。

point

辞書には載っていないネイティブの話し方を発音記号に落とし込むことで、
誰でも「ネイティブは実際にこうやって話しているのか!」が分かるようになります!

step 08 卒業
卒業

最後は卒業プロジェクトとして、ここまで学んできた全てを活かす映画アテレコプロジェクトに挑戦して頂きます。
自身に似ている声質の俳優さんを見つけて、その俳優さんが出演している映画、もしくは、ドラマの1シーン(約2~3分程度)を完コピします。要は、その俳優さんのセリフを完全に真似するのです。
ここまで来れば、モノマネはそんなに難しくありません!
声の出し方や話し方の特徴は、全て分析して自分のものにできます。
ネイティブライクな話し方を完成させる大変チャレンジングな卒業プロジェクトです。

ドラマ・映画
アテレコプロジェクト動画

白雪姫(Snow White)

ドラマ・映画
アテレコプロジェクト動画

モンスターズインク(Monsters, inc.)

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