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イントネーションと抑揚・アクセントとストレス・トーン それぞれの違いとは?

皆さん、こんにちは。

Discovering Soundsです!

今日は以下の内容についてお話ししたいと思います。

 

「英語の発音をよくしてカッコよく話せるようになりたい!でも、

発音をよくするにはアクセント、イントネーション、抑揚、

いろいろあってよくわからない…。」という方のために、

「イントネーションと抑揚」・「アクセントとストレス」・「トーン」それぞれの違いについて特徴をまとめてみました。

 

 

「イントネーションと抑揚の違いとは?」

一般的に「イントネーション」「抑揚」、この2つの言葉は「同義」とされていますが、

当校では、この2つをそれぞれ以下のように指導しています。

「イントネーション」とは、単に「センテンスレベルでの音の調子の上げ下げ」のことをいいます

例えば、5W1Hの質問文は、語尾下げにしますよね。この下げ調子が「イントネーション」です。

一方、「抑揚」とは「のどの開閉」が必要になってきます。この抑揚をネイティブで

「fluctuation」という人もいます。音が大きい波線を描くように動くためですね。

当校では7級からのどの開閉のやり方を勉強します。6級では母音の軌道を勉強します。

これらはすべて「抑揚」をつけるための勉強です。

日本語ではのどの開閉をすることないので、イメージがわきにくいと思いますが、

当校ではのどを開け閉めを意識的に使うことで、波のような抑揚をつけて、発音の練習をしていきます。

こうすることで、さらにネイティブへの発音に近づけていきます。

 

次に、「アクセントとストレスの違い」について。

一般的に「アクセント」とは、単語単位でアクセント記号がつくところ、文章を読むときは、

文章のどこにアクセントを置いて話すかが、「ストレス」とされています。

当校では、あまりこの2つに明確な違いは設けておらず、文章におけるストレスも、「アクセント」

呼んでいます。以後「アクセント」で統一します。

実際に文章を読むときに、文章上の「アクセント」を置く単語の、その部分だけに焦点を当てて発音すると、

全体的に平坦な (フラット) な発音の文章に聞こえてしまいます。なぜかというと、アクセントを置かない

単語の発音がすべてフラットになってしまい、いくらアクセントを置くべき単語にアクセントをおいたとしても、

全体的にフラットに聞こえてしまうからです。そのため当校では、フラットになってしまわないように、

文章においてどの単語にもアクセントはおくように指導しております。

その上で、文章で強調すべきところをしっかり「アクセント」で強調していきます。

 

最後に「トーン」について。

「トーン」は、日本語でも、例えば、「〇〇さんの声のトーン、今日怖くない?」のように、

話している相手の声が低かったり、高かったりで、その相手の機嫌がわかったりしますよね。

つまり、「トーン」は「声の調子」のことなんですね。特にトーンは単語レベルで使い

ます。例えば、「Oh,」という単語は、そのときの感情で4種類ほど使い分けることができます。

この使い分けで様々な感情を表現できるようになるのですね。

 

それぞれの違いを説明しましたが、いかがでしたか?

これらを使いわけることによって、よりネイティブの発音に近づいていくのですね!

今回の記事では「イントネーションと抑揚」・「アクセントとストレス」・「トーン」それぞれの違いとは?

についてご紹介しました!

 

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