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英語の発音で「C」の音の違い
皆さん、こんにちは。
Discovering Soundsです。
英語の発音には多くの独特なルールがあり、特に初心者にとっては混乱の元です。その中でも「C」の発音は非常に特異で、多くの人が「C」が時々「クッ」と発音され、時々「シー」と発音されるのはなぜなのか、そして例外は何なのか疑問に思います。今回のブログ記事では、この複雑な問題を解明し、いくつかの単語例を挙げて具体的な解説をしていきます。
目次
基本ルール
一般的に、「C」は次のような使い分けがあります。
「C」が母音(a, o, u)の前にある場合
この場合は、「クッ」/k/ と発音されます。
単語例
-
- cat /ˈkæt/
- case /ˈkeɪs/
- car /ˈkɑɚ/
- call /ˈkɑːl/
- Canada /ˈkænədə/
- card /ˈkɑɚd/
- contact /ˈkɑːnˌtækt/
- company /ˈkʌmpəni/
- country /ˈkʌntri/
- copyright /ˈkɑːpiˌraɪt/
- control /kənˈtroʊl/
- coconut /ˈkoʊkəˌnʌt/
- cut /ˈkʌt/
- current /ˈkɚrənt/
- culture /ˈkʌltʃɚ/
- customer /ˈkʌstəmɚ/
- cup /ˈkʌp/
- Cuba /ˈkjuːbə/
「C」が母音(e, i, y)の前にある場合
この場合は、「シー」/s/ と発音されます。
単語例
-
- cease /ˈsiːs/
- center /ˈsɛntɚ/
- certain /ˈsɚtn̩/
- celebrity /səˈlɛbrəti/
- cent /ˈsɛnt/
- century /ˈsɛntʃəri/
- cinema /ˈsɪnəmə/
- city /ˈsɪti/
- civil /ˈsɪvəl/
- cite /ˈsaɪt/
- circuit /ˈsɚkət/
- circle /ˈsɚkəl/
- cylinder /ˈsɪləndɚ/
- cyber /ˈsaɪbɚ/
- cyclone /ˈsaɪˌkloʊn/
例外と特別なケース
綴りによる違い
“ch” が /k/ と発音される単語があります。
単語例
-
- school /ˈskuːl/
- Christmas /ˈkrɪsməs/
- technology /tɛkˈnɑːləʤi/
- Michael /ˈmaɪkəl/
- archives /ˈɑɚˌkaɪv/
- schedule /ˈskɛˌʤuːl/
- chemical /ˈkɛmɪkəl/
語源による違い
いくつかの単語はラテン語やギリシャ語から来ており、元々の発音がそのまま使われている場合があります。
単語例
-
- cello /ˈtʃɛloʊ/
- concerto /kənˈtʃeɚˌtoʊ/
- ciao /ˈtʃaʊ/
- psychology /saɪˈkɑːləʤi/
混合例
一部の単語は、”C”が複数回出現し、それぞれが異なる発音を持つ場合があります。
単語例:第1音節の”C”は「サイ」として、/s/ と発音されます。第二の”C”は「クル」として、/k/ と発音されます。
- cycle(サイクル)/ˈsaɪkəl/
- cyclone /ˈsaɪˌkloʊn/
まとめ:英語の発音で「C」の音の違い
「C」の発音は基本的に次に来る母音に依存しますが、綴りや語源によっても異なる場合があります。これらのルールと例外を覚えることで、英語の発音がより自然で正確になります。特に、文脈によって発音が変わる「混合例」に注意を払いましょう。
以上が「C」の発音の使い分けとその背後にあるルールです。この記事が皆さんの英語学習に役立つことを願っています。
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