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方向だけじゃない?directionの意味と使い方を徹底解説

皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。

日本語でもよく耳にするdirectionという単語。主に指揮や運営の意味で使われていますね。他にも、directionには方角や道順、説明書などさまざまな意味を持ち合わせており、ネイティブはシーンで使い分けます。

今回は、directionの意味と使い方を徹底解説します!

“Direction” の意味や発音と6つの使い方

direction /dɪˈrekʃən/ /daɪˈrekʃən/ は日本語でもよく使われる言葉で、意味をイメージしやすい英単語です。
単語の語源は目的地に導くことといった意味合いから、方向や方角、映画などの監督をすることなどさまざまな意味合いで使われています。

ここからは、directionの持つ6つの異なる意味を見ていきましょう。

方向・方角を表す direction

direction が持つ1つ目の意味は「方向」「方角」。
何かが動いている方向や、物理的に向いている方角のことを指します。この単語を聞いて、真っ先にイメージしやすいのがこの意味ではないでしょうか。

・I think we are running in the wrong direction.
(私たち走る方向を間違えていると思う)

・The Japanese Museum is in the opposite direction.
(日本博物館は反対方向です)

物事の方向性を表す direction

direction が持つ2つ目の意味は、物事が発展したり、変化したりする方向性のこと。
東西南北に関すること以外の方向や、方向性といった意味で使います。何かが変わっていくときに「良い方向(または悪い方向)に向かって進んでいく」というイメージです。

・All the arguments are pointed in the same direction.
(議論は皆同じ方向へ向いた)

・It’s the wrong direction.
(方向性が間違っている)

道順を表す direction

direction が持つ3つ目の意味は「道順」です。
どうやってそこまで行くのか道順を表すときに direction を使って表現します。道順を表す際は、directionsと複数形で使うことが多いので覚えておいてください。

・I will send you directions to our home soon.
(自宅までの道順をメールで送ります。)

・Maybe we should ask for directions.
(道順を聞いた方がいいかもしれないね)

目的や目標を表す direction

directionが持つ4つ目の意味は「目的」「目標」です。
日本語でも「音楽の方向に進みたい」「人生の目標がある」などといった表現をすることがありますが、英語でもdirectionで目的や目標などの方向性を表すことができます。

・He sensed that there was no direction in his son’s life.
(彼は息子の人生に方向性がないことを感じていた)

・The company is heading in the right direction.
(その会社は良い方向へ向かっている)

使用法を表す direction

direction が持つ5つ目の意味は「使用法」です。
何かを組み立てる際の「説明書」という意味で使われることもあります。道順を表すときと同様に、directionsと複数形になります。

・I can’t make head or tail of those directions.
(その説明書の意味がさっぱりわからない)

・You have to read the directions before you build it.
(組み立てる前に説明賞を読んだ方がいいよ)

指揮や運営を表す direction

directionが持つ6つ目の意味は「指揮」「運営」です。
人や物事を管理したり、指示して目標に向かって進ませるイメージで使われます。また、映画などで監督をしたり、ブランドやお店のコンセプトを決めて運営したりする際にもdirectionを使って表現します。

・Under the direction of Luke, his team did very well.
(ルークの指導で、チームは非常によくやった)

・Under Mika’s direction, the restaurant has become so popular that it is booked six months in advance.
(ミカの指揮でレストランは人気店になり半年先まで予約でいっぱいだ)

また、以下の2つはよく使われる表現なので覚えておきましょう!

“under the direction of A” = Aの指導で
“under A’s direction” = Aの指揮で

まとめ:方向だけじゃない?directionの意味と使い方

今回の記事では、directionの意味と使い方について解説しました。

「方向」を示す以外にも、微妙なニュアンスの違いでさまざまな使い方ができることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
シチュエーションに合った表現が出来るようになれば、英語でのコミュニケーションがもっと楽しくなるはず。

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