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「V」や「IX」といったローマ数字一覧|英語表記も併せて覚えよう!

みなさんこんにちは、Discovering soundsです。

「V」や「IX」といったような数字を目にされたことがあると思いますが、これらはローマ数字と呼ばれるものです。しかし、日常生活において日本人が利用することはほとんどありませんので、その表記を見て「これって数字の何を示しているのだろう…」と迷ってしまう方も多いでしょう。

そこで今回は、ローマ数字をテーマにお届けしていきます。英語圏では目にする機会が増えますので、海外での生活を視野に知れている方などは、ぜひご覧ください。

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ローマ数字の法則性

早速、ローマ数字についてくわしく説明していきます。

1~5の場合

1,2,3,4,5のいずれかであるときをまず考えます。1は「Ⅰ」(“one”)と、2は「Ⅱ」(“two”)と表記します。また「Ⅲ」(“threee”)と、4は「Ⅳ」(“four”)、そして5は「Ⅴ」(“five”)と書きます。

これらは以下でご紹介するローマ数字表記法の基礎となるので必ずおさえましょう。

6~8の場合

次に、6~8の場合を考えます。
これらをローマ数字で表すときは、「Ⅴ」を基準に考えます。
6であれば、5+1=6なので、「Ⅴ」の右隣に「Ⅰ」を書いて「Ⅵ」(“six”)と表記します。
7であれば、5+2=7なので、「Ⅴ」の右隣に「Ⅱ」を書いて「Ⅶ」(“seven”)と記します。
8であれば、5+3=8なので、「Ⅴ」の右隣に「Ⅲ」を書いて「Ⅷ」(“eight”)と表記します。

9も同じようにして「Ⅴ」の右隣に「Ⅳ」を書きたいところですが、実は違います。
このあたりのことを詳しく以下で説明していきます。

9または、0以上19以下の場合

続いて、9または10以上19以下の場合を考えます。
9=10-1となることは明らかですが、ローマ数字では引く数を基準となる数の左側に書くというルールがあります。さきほどの足す数を基準となる数の右側に書くルールと混同しやすいので、注意が必要です。

10は「Ⅹ」と表記しますので、9は「Ⅹ」の左側に「Ⅰ」を書いて「Ⅸ」(“nine”)と表記します。同じように考えていくと、11=10+1ですから「Ⅺ」と、12=10+2ですので「Ⅻ」と記します。

このようにして19までの数字もローマ数字で表すことができます。

20以上の39以下の数字の場合

ローマ数字では基準となる数字を10の倍数におくのが通例です。
10は「Ⅹ」で表しましたが、20であれば20=2×10より「XX」と、30であれば30=3×10より「XXX」と表記します。

つまり「X」の個数が通常のアラビア数字(私たちが普段用いている数字のこと)の十の位の数を表しているのです。

ですので、例えば28のローマ数字の表記方法を考えてみましょう。28=20+8ですから、「XXⅧ」と表現できます。

40以上89以下の場合

これまでの流れから。50を表記しようとすると「XXXXX」と表すのではないかと考える方も多いかと思います。

しかしながら、50は「L」と表記します。それに伴って、40=50-10であり引く数は基準となる数の左隣に表記するので、40は「XL」と書くこととなります。

60であれば60=50+10ゆえ「LX」と表記し、70であれば70=50+20なので「LXX」と表記します。
なお、下一桁の数はこれまで通りで表現します。

まとめ:「V」や「IX」といったローマ数字一覧|英語表記も併せて覚えよう!

いかがでしたか?
今回は「ローマ数字」について解説しました。
・ローマ数字では、10の倍数を基準にして考えて表記するのが通例
・足し算をする場合は足す数を右隣に、引き算をする場合は引く数を左隣に表記する
といったことがポイントでした。ローマ数字は一度覚えても、忘れてしまうこともあるでしょう。ですので、何度もこの記事に戻ってこれるように、ブックマークやシェアをしていただけますと幸いです。

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