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No-brainerの意味と使い方とは?
みなさんこんにちは、Discovering soundsです。
今回は”No-brainer”の意味と使い方について解説していきます。私たち日本人にとってはあまり聞いたことのないフレーズかもしれません。
これはある種のイディオムとして、ネイティブスピーカーの間でよく使われます。このフレーズの意味やその他便利なイディオムを詳しく見ていくことにしましょう。
目次
”No-brainer”の意味やその語源について
早速、”No-brainer”の意味を見ていきましょう。
1つ目の意味は「考えるまでもない」「頭を使わなくてもできる」です。
例文は次のとおりです。
The first grade elementary students study how to add and subtract natural numbers. Thus, these calculations are no-brainer for adults.(小学1年生で自然数の足し算と引き算のやり方を勉強する。したがって、大人にとってはこれらは考えるまでもなくできる。)
この例文に示したように、「非常に簡単である」という意を伝えるためにこのフレーズは用いられます。
もう1つの意味として、「愚か者」や「間抜け」があります。
例文を見てみましょう。
He caught a cold because of chilling out in the winter. He is a no-brainer.(彼は冬なのに湯冷めして風邪を引いた。彼は愚か者だ。)
次に、この語源について見ていきましょう。“No-brainer”を直訳すれば「頭を使わない」となります。そこから転じて、「考えるまでもない」・「(頭を使わない)間抜け」といった意味で用いられるようになりました。
”No-brainer”を使うときの注意点
続いて、”No-brainer”を使うときの注意点について説明します。
この表現は、ビジネスの場面においては「名案」という意味で用いるようにしましょう。
もともとのニュアンスが「頭を使わなくてもできる」というものですから、この表現には少なからずマイナスの意味が含まれています。
しかしながら、ビジネスではそのようなマイナスの意味でなく、「あまりに名案すぎて文句がない」というプラスの意味で用いられることが多いです。
このことを勘違いしやすいですので、注意しましょう。
”No-brainer”の類語
次に、”No-brainer”の類語をいくつかご紹介していきます。
a piece of cake
まずご紹介するのは、”a piece of cake”です。
私たち日本人からすれば、「ひときれのケーキ」がどうして「簡単」というニュアンスになるのか不思議に思う表現ですね。「ケーキを一口で食べれてしまうほど簡単である」という意味合いで欧米圏では用いられています。
child’s play
次に、”child’s play”をご紹介します。
直訳すれば、「子供の遊び」となります。「子供の遊び」くらい簡単であるというニュアンスで用いられますが、私たち日本人にとってもスッと入ってくる表現ですね。
a walk in the park
続いて、”a walk in the park”です。
直訳すると「公園での散歩」となりますが、こちらも「非常に簡単である」という意味合いで用いられます。私たちの感覚からするとイマイチピンときませんが、欧米人は「公園で散歩できるほど簡単である」というニュアンスで用いているようです。
欧米人と私たち日本人の感覚の違いを思い知らされる、興味深いフレーズですね。
まとめ:”No-brainer”の意味と使い方とは?
いかがでしたか。
今回は”No-brainer”の意味と使い方について解説しました。
・”No-brainer”は「頭を使うこともないほど簡単である」「考えるまでもない」などを意味する表現
・ビジネスでは「文句のつけようのないほどの名案」という意味で用いられる
というのがポイントでした。”No-brainer”というフレーズを耳にされたことのなかった方も多いかと思いますが、知っていると「おっ!」と思われるようなフレーズですので、ネイティブとの会話で、ここぞという時に使ってみてはいかがでしょうか?
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