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日本語に直訳するのが難しい英語20選!

英語には日本語に直訳できないユニークなフレーズが多く存在します。これらのフレーズは、英語圏で日常的に使われるものですが、直訳すると全く異なる意味になり、学習者にとって理解が難しいことも少なくありません。

例えば、「Break the ice」は「氷を壊す」という意味にはならず、「初対面の人同士の緊張をほぐす」というニュアンスで使われます。こういった表現は、英語の文化や歴史が背景にあり、英語圏の人々には自然と理解されますが、日本語には対応するフレーズがない場合も多くあります。

今回は、英語発音矯正スクールのDiscovering soundsより、日本語に直訳するのが難しいフレーズを20個取り上げ、背景にある意味なども解説します。英語を学ぶ際に知っておくと便利なフレーズばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

日本語に直訳するのが難しいフレーズ20選

早速、日本語に直訳するのが難しいフレーズを見ていきましょう。

日本語に直訳するのが難しい英語1.”Break the ice”

このフレーズは「氷を壊す」という直訳になるため、意味がわかりにくいです。実際には「初対面の人同士の緊張を和らげる」といった意味で使われます。例えば、会話が始まる前に雑談をすることがこの表現に当たります。

日本語に直訳するのが難しい英語2.”Spill the beans”

直訳すると「豆をこぼす」となりますが、実際の意味は「秘密を漏らす」ことです。誰かが何かを秘密にしているときに、その情報が他の人に知られることを指します。このフレーズの由来は不明ですが、古いギリシャの投票方法に関連しているとも言われています。

日本語に直訳するのが難しい英語3.”Bite the bullet”

この表現は「弾丸を噛む」と直訳されますが、実際には「困難な状況に立ち向かう」「辛いことを我慢する」という意味です。由来は、戦場で傷を負った兵士が痛みを和らげるために弾丸を噛んでいたという説があります。

日本語に直訳するのが難しい英語4.”Burn the midnight oil”

直訳すると「真夜中の油を燃やす」ですが、これは「遅くまで働く」「夜更かしする」という意味です。昔、学者たちは夜に油のランプを使って勉強していたことに由来します。

日本語に直訳するのが難しい英語5.”Caught between a rock and a hard place”

このフレーズは「岩と硬い場所の間に捕まる」という直訳になりますが、実際には「どうにもならない状況に置かれる」という意味です。選択肢がどちらも厳しいときに使われます。

日本語に直訳するのが難しい英語6.”The ball is in your court”

直訳すると「ボールはあなたのコートにある」となりますが、これは「次の行動はあなた次第」という意味です。スポーツの用語に由来しており、相手に何かをする責任があることを示します。

日本語に直訳するのが難しい英語7.”Let the cat out of the bag”

この表現は「袋から猫を出す」と直訳されますが、実際には「秘密をばらす」という意味です。袋に入れた猫を「豚が入っている」と嘘をついて売ろうとしたところ、袋を開けられて、秘密がばれてしまったという話から、そのような意味になったそうです。

日本語に直訳するのが難しい英語8.”Hit the nail on the head”

直訳すると「頭の上の釘を打つ」ですが、これは「的確に言い当てる・まさにその通り」という意味です。何かの本質を突いた言葉や行動を指します。

日本語に直訳するのが難しい英語9.”Cost an arm and a leg”

直訳では「腕と足がかかる」という表現ですが、実際には「非常に高価である」という意味です。何かを手に入れるために多大な犠牲を払わなければならない様子を表現しています。

日本語に直訳するのが難しい英語10.”Throw in the towel”

このフレーズは「タオルを投げ入れる」と直訳されますが、意味は「諦める」「降参する」です。ボクシングの試合で選手がタオルを投げ入れることで試合を止めることから由来しています。

日本語に直訳するのが難しい英語11.”Once in a blue moon”

直訳すると「青い月に一度」となりますが、これは「非常に稀に起こること」を意味します。青い月は非常に珍しい現象であるため、この表現が使われます。

日本語に直訳するのが難しい英語12.”Hit the books”

この表現は「本を叩く」と直訳されますが、実際には「勉強する」という意味です。勉強に取り組むことを示すカジュアルな言い回しです。

日本語に直訳するのが難しい英語13.”Pull someone’s leg”

直訳では「誰かの足を引っ張る」となりますが、実際には「からかう」「冗談を言う」という意味です。相手を軽く騙したり、楽しませたりする際に使われます。

日本語に直訳するのが難しい英語14.”Under the weather”

この表現は「天気の下にいる」と直訳されますが、実際には「体調が悪い」という意味です。元々は海上の用語で、天候が悪い時に気分も悪くなることから由来しています。

日本語に直訳するのが難しい英語15.”The elephant in the room”

直訳すると「部屋の中の象」となりますが、これは「誰もが認識しているが、誰も話題にしない問題」という意味です。明らかな問題を避けることを示す表現です。

日本語に直訳するのが難しい英語16.”Kick the bucket”

このフレーズは「バケツを蹴る」と直訳されますが、意味は「死ぬ」というものです。あまり良い話ではないですが、罪人の処刑の際にバケツの上に立たせ、首をくくり執行したところからきています。

日本語に直訳するのが難しい英語17.”Get cold feet”

直訳では「冷たい足になる」となりますが、これは「決心をする前に不安になる」という意味です。特に、結婚や大きな決断をする際に使われます。

日本語に直訳するのが難しい英語18.”Face the music”

この表現は「音楽に直面する」と直訳されますが、実際には「結果を受け入れる」「責任を取る」という意味です。特に、困難な状況に直面することを指します。

日本語に直訳するのが難しい英語19.”Cut to the chase”

直訳すると「追跡に切り替える」となりますが、意味は「要点に入る」「無駄を省く」ということです。特に話の本題に早く入るときに使われます。

日本語に直訳するのが難しい英語20.”In the same boat”

この表現は「同じボートにいる」と直訳されますが、実際には「同じ状況にいる」「共通の問題を抱えている」という意味です。

英語のフレーズだけでなく発音にも注目しよう

英語の発音は、コミュニケーションにおいて非常に重要です。正しい発音を習得することで、相手に自分の意図を明確に伝えることができます。特にビジネスや日常会話では、発音の誤解が誤解を生む原因となりやすいため、発音矯正は必要不可欠です。また、発音を改善すると、英語を話す際の自信が増しますので、今回紹介したフレーズをより自然に使うためにも英語発音の改善にも注目していただければと思います。

Discovering Soundsは、英語発音矯正に特化したプログラムを提供するスクールです。ネイティブ筋エクササイズをはじめ、体系化されたカリキュラムと充実した教材を使用し、個別の発音課題に対応します。アメリカ英語、イギリス英語、ビジネス英語など、さまざまなプログラムを展開しており、オンラインまたは対面で学べる柔軟なレッスンスタイルが特徴です。ご興味のある方はぜひ体験レッスンを受けていただければと思います。

まとめ:日本語に直訳するのが難しい英語20選!

いかがでしたか。今回は日本語に直訳するのが難しい英語のフレーズをご紹介しました。これらのフレーズは、直訳すると意味がわからなくなるものですが、英語圏では非常に一般的に使われています。文化や歴史的な背景が色濃く反映されているため、正確に理解するためには、そのニュアンスを知ることが重要です。日本語には対応する表現がない場合も多いため、英語を学ぶ際には特に注意が必要です。


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