英語お役立ち情報English Pronunciation Column

英語の音節の数え方と見分け方は?

皆さんは英語の音節という概念について具体的に理解していますか?

英語を学ぶ上で、音節の知識はとても重要です。
今回は、英語発音矯正スクールDiscovering Soundsより、音節の概念、そしてその役割と重要性について詳しく解説していきます。

英語発音を世界基準にまで到達させるDiscovering Soundsとは?

Discovering Soundsは、日本人特有の英語発音のクセを徹底的に分析し、開発した「ネイティブ筋エクササイズ」で、あなたの発音を根本から変える英語発音矯正スクールです。独自のカリキュラムで、ネイティブのような自然な発音を身に付けることができます。

様々な年齢層の生徒様のビフォーアフター動画で、その劇的な発音変化を、ご自身の耳でお確かめください。従来の発音学習法では効果が得られなかった方も、発音も変えられるという自信につながるはずです。

Discovering Soundsでは、アメリカ英語プログラムイギリス英語プログラムなど、あなたの目標に合わせた発音矯正プログラムを幅広くご用意しています。

初めての方も安心できる体験レッスンも受付中!日本語と英語の発音の違いを熟知した日本人講師が一人一人に合わせた丁寧な指導を行い、あなたの発音学習をサポートします。詳しくは講師紹介ページで各講師のプロフィールをご覧ください。詳細な受講料もコチラからご覧いただき、まずはお気軽にお試しください。正しい発音は自信を育み、あなたの未来をより豊かにします!

まず、音節はどうやって数えるのでしょうか?簡単に言うと、「母音の数」です。 英語の音節は、一つの発音単位と考えることができます。音節は言葉を形成する基本的な要素で、一つまたはそれ以上の文字で構成されます。

母音の発音記号とは?

 音節を数える上で、母音の発音記号を知ることが不可欠です。英語には特定の母音の音が存在し、それらは特定の記号で表されます。これらの発音記号を知ることで、単語の発音を正確に捉え、音節の数を効果的に数えることができます。

以下は、主要な母音の発音記号を表形式で示しています。

発音記号

単語例

[ɑː]

“top”, “cop”

[iː]

“see”, “tree”

[uː]

“blue”, “food”

[e][ɛ]

“pen”, “bed”

[ɔː]

“call”, “taught”

[æ]

“cat”, “hat”

[ɚ]

“firm”, “certain”

[ʌ]

“cup”, “bus”

[ɪ]

“sit”, “hit”

[ʊ]

“good”, “could”

[ə]

“sofa”, “America”

[aɪ]

“like”, “sky”

[eɪ]

“age”, “take”

[ɔɪ]

“boy”, “coin”

[aʊ]

“cow”, “loud”

[ju]

“cute”, “few”

[oʊ]

“go”, “slow”

[ɑɚ]

“car”, “far”

[iɚ]

“here”, “ear”

[uɚ]

“tour”, “lure”

[eɚ]

“air”, “spare”

ɚ]

“door”, “before”

各記号がどのような音に対応しているのかを知ることで、単語の母音の数を正確に数え、発音を正しく理解することができます。

音節とは?

音節とは、一つの単位として発音される音の集合で、通常は母音の数で音節の数を数えます。

以下でそれぞれの見分け方を見ていきましょう。

音節の単語の見分け方

1つの母音音を持つ単語です。

例1: “dog” [dɑːg]

例2: “hat” [hæt]

例3: “fly” [fl]

2音節の単語の見分け方

2つの母音音が含まれる単語です。

例1: “apple → ap・ple” [ˈæpəl]

例2: “happy → hap・py” [ˈhæpi]

例3: “begin → be・gin” [bɪˈgɪn]

3音節の単語の見分け方

3つの母音音が含まれます。

例1: “banana → ba・na・na” [bəˈnænə]

例2: “elephant → el・e・phant” [ˈɛləfənt]

例3: “remember → re・mem・ber” [rɪˈmɛmbɚ]

4音節の単語の見分け方

4つの母音音が含まれます。

例1: “calculatorcal・cu・la・tor” [ˈkælkjəˌltɚ]

例2: “celebration → cel・e・bra・tion” [ˌsɛləˈbrʃən]

例3: “photographypho・tog・ra・phy” [fəˈtɑːgrəfi]

5音節の単語の見分け方

5つの母音音が含まれます。

例1: “administrator → ad・min・is・tra・tor” [ədˈmɪnəˌstrtɚ]

例2: “unbelievable → un・be・liev・a・ble” [ˌʌnbəˈlvəbəl]

例3: “communication → com・mu・ni・ca・tion” [kəˌmjuːnəˈkʃən]

6音節の単語の見分け方

6つの母音音が含まれます。

例1: “responsibilityre・spon・si・bil・i・ty” [rɪˌspɑːnsəˈbɪləti]

例2: “characterizationchar・ac・ter・i・za・tion” [ˌkerɪktərəˈzʃən]

例3: “unconditionally → un・con・di・tion・al・ly” [ˌʌnkənˈdɪʃənəi]

音節がなぜ重要?

次に、なぜ音節が重要なのでしょうか? 音節の理解は発音、アクセント、イントネーション、そしてリズムなど、英語の音声における多くの側面を理解するために欠かせないものです。

英語はストレスタイムドランゲージ(強勢時間言語)と呼ばれ、そのリズムは音節によって決まります。したがって、音節の数を知ることは、単語の正しい発音だけでなく、自然な英語のリズムを身につけるためにも非常に重要となります。

また、音節を理解することは、新しい単語のスペリングを覚える上でも有用です。多くの英語の単語は一つ以上の音節で構成されており、それぞれの音節は特定のスペリングパターンを持つことが多いです。このパターンを理解することで、新しい単語のスペリングを習得する際の手がかりになります。

さらに、音節を分けることができると、長い単語や難しい単語を読む際にも役立ちます。例えば、「unimaginable」のような長い単語を見ても、それを「un・i・ma・gi・na・ble」の六つの音節に分けることで、一つ一つの部分を理解しやすくなります。

音節を使った学習法

さて、音節の理解が深まったところで、実際に音節を使った学習方法について考えてみましょう。

単語のアクセント(強勢)を理解すること

英語の単語では、一つまたはそれ以上の音節が強調されます。この強調される音節を把握することで、単語の正しい発音を習得することができます。また、詩や歌を学習することで、英語のリズム感を磨くことも可能です。音節の数に基づいたリズムは、詩や歌の韻律を形成する基礎となります。

音節の理解は、英語の発音、リズム、そしてスペリングの理解に大いに貢献します。音節を意識的に学習することで、英語の習得がより円滑に進むでしょう。

【まとめ】:英語の音節の数え方と見分け方は?

今回の記事では、英語の音節について解説しました。音節は英語の発音単位であり、その理解は発音、アクセント、イントネーション、そしてリズムなど、英語の音声における多くの側面を理解するために欠かせない要素であることを説明しました。

音節の知識は、新しい単語のスペリングを覚えるための手がかりにもなります。さらに、長い単語を読む際にも、それを音節に分けることで一つ一つの部分を理解しやすくすることが可能です。

英語学習において音節の理解は非常に重要であり、その理解を深めることで英語の発音、リズム、そしてスペリングの理解が一層進むでしょう。これらの知識を活用し、より効率的な英語学習を目指しましょう。

英語の発音を習得したいとお考えの方は、Discovering Soundsのレッスンがおすすめです。少しでも興味のある方は、お気軽に体験レッスンにお申し込みください。


関連記事はこちら

英語力の必要性|グローバル社会で生きていくには

英語力が身につくアルバイトとは?日本で語学力を活かそう

発音記号[æ]:母音æの発音法と英単語を10個紹介!

bとvの発音の違いと発音に聞き分けについて

「would like to」の意味と使い方|want toやdesire toとの違いも紹介

お気軽にお申し込みください!

60分体験レッスンのお申し込み