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ハーフの子育て言語 – どうすればいい?
皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。
最近では国際結婚というのは珍しくなく、夫が外国人だったり、妻が外国人だったりというケースを非常に多く見かけます。当校の講師にも国際結婚を経て、子育てをしているお母さんがいます。私もそのうちの一人ですが、国際結婚をされた方は、子育てはどの言語で行っているのでしょうか。
本記事では、ハーフの子育て言語についてお話したいと思います。
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ハーフの子育て言語どうしていますか?
私がいたギリシャでは、国際結婚カップルが大変周りにたくさんいましたので、どのご家庭もそれぞれ多種多様な子育て環境だったと思います。子供が生まれる前は、絶対に日本語とギリシャ語をうまく使い分けて、両言語を使いこなせるように育てたいと思っておりました。多分、みなさん同じ意見なのではないでしょうか。自分の母国語である日本語を話せるようになることで、日本の家族との意思疎通が可能になりますし、海外に生活する上で、多言語ができるのは大変便利なことですよね。
多言語で育てたいけどうまくいのか?
それでは、私の知っているご家庭の子育て言語と自分の子育て言語についてお話しします。
それぞれのカップルの環境にもよると思いますので、一概にこうだとは言えませんが、ギリシャで子育てをしていた、母親ドイツ人、父親ギリシャ人というカップルは、母親はドイツ語のみで子供と会話し、父親はギリシャ語のみで子供と会話していました。幼稚園はドイツ系でしたので、どちらかというと、将来はドイツの大学に進学させようと子育てされているようでした。完璧に言語を使い分けて、うまく子育てされているなという印象を受けたのを覚えています。
私の場合、子供が3歳までは、家の中でほぼ私が日本語を話して生活していましたが、父親が多忙のため、子供の起きている時間にあまりいない状態で、どちらかというと日本語が得意な状態で、ギリシャ系の幼稚園に入れました。そうすると、ギリシャ人の子どもたちと会話がうまく成立しない状態になり、子供がストレスを感じ始め、癇癪を起こすようになりました。幼稚園からは、家でもギリシャ語をもっと使いようにと言われたため、ほぼギリシャ語の生活に切り替えました。結果、日本語を話せない子供に育ちました。
うまく使い分けられる環境であれば、母親と父親で別言語でうまく子育てができると思います。ただ私のようにうまくいかない例もあり、環境にかなり左右されると思います。おそらく、うまく使い分けて多言語育児をされている方のほうが多いかと思います。
日本語は後から勉強しても話せるようになる?
私の娘の場合、19歳になって始めて日本語を勉強し始めました。幼稚園は1年だけギリシャ系の幼稚園に通わせ、幼稚園の年中から中学生まではずっとイギリス系の学校に通っていたため、英語はほぼネイティブ、ギリシャ語が母国語という状態です。今日本語を勉強して11ヶ月になりましたが、ゼロから始めてN4~N3レベルまで来ました。ヨーロッパで育ったにしては、習得は早いほう?ではないかと思います。この2022年7月にN4を受験、12月にN3受験予定です。やればできるというのが実感なので、本人が勉強したいと思うなら、必ず習得できると思います。
私のように、最初はうまく多言語で育てられなくても、後からでもなんとでもなると思います。今は7割日本語、2割英語、1割ギリシャ語の生活を一緒に日本でしていますが、そのうちすべての会話を日本語でできるのが楽しみな毎日です。
まとめ:ハーフの子育て言語 – どうすればいい?
今回は、ハーフの子育て元とついてお話しました。多言語育児みなさんも頑張ってください。
正しい発音を身につけるには繰り返し練習することと、音の出し方を知識として知っておくことが大切です。
Discovering Soundsでは、発音矯正のためのプログラムを通して体系的に英語の発音を学ぶことができます。Discovering Sounds独自の、ネイティブ筋エクササイズを実践することで、正しい発音方法を徐々に身につけることができますよ。
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