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FYIの使い方と意味とは?その他のビジネス英語の略語表現も紹介!
みなさんこんにちは、Discovering soundsです。
皆さんは”FYI”の使い方や意味をご存じですか?このワードは略語の一つであり、学校で学ぶものではありませんので、ご存じでない方も多いことでしょう。
しかし、“FYI”は実はビジネスで比較的用いられることがある略語なのです。そして、これ以外にもそのようなフレーズはたくさんあります。今回は“FYI”の使い方や意味はもちろんのこと、その他のビジネスで用いられる略語をご紹介していきますのでぜひご覧ください。
目次
ビジネス上で略語が用いられる場面やその理由
本題に入る前に、”FYI”のような略語が利用される場面や、その理由について解説します。
ビジネスの略語は主にメールやSNSで用いられますが、昨今ですと、ビジネス上のやりとりはメールよりもビジネスSNSに移行しつつあります。
ですので、より気軽に情報が交換できるという理由から、SNSで略語を用いられることが多くなってきているようです。では、そもそもなぜこのような略語が使われるようになってきたのでしょうか。
略語が用いられる理由
SNSは、相手に早く情報を伝えることを志向するコミュニケーションツールであるため、例えば”Oh, my god.”などと打って送ろうとすると、非常に入力が手間となるわけです。
そのような手間を省くために、略語が好まれて使われるようになってきたわけですが、ビジネスの場においてもそれは自然に使われています。
”FYI”の使い方と意味について
さて、”FYI”の使い方や意味について見ていきましょう。
”FYI”は”for your information”の各単語の頭文字をとったもので、「ご参考までに」という意味を持ちます。“FYI”はメールの件名または末尾で用いられるのが通例で、緊急を要しない参考程度の情報であることを明示します。
”FYI”を使うときの注意点
次に、”FYI”を使うときの注意点について説明します。
注意点の1つ目として、「返信をする必要がない」ということがあげられます。参考程度の情報を共有しようというのが”FYI”を用いる目的です。そのため、特に返信をする理由がない場合は、無理に返す必要はありません。
もし相手に対して返信をする場合は単に「読みました」と送るのではなく、「役に立ちました」や「情報をご共有いただきありがとうございました」と感謝のことばを添えると丁寧です。
注意点の2つ目として、「使う相手に注意する」ことがあげられます。欧米圏では立場など関係なく、このフレーズが用いられます。しかし日本では立場や役職といった上下関係が厳しいので、目上の人に対してこれを用いない方が無難でしょう。
その他のビジネス英語の略語表現
次に、その他のビジネス英語の略語表現を解説していきます。
IMO
まずは、”IMO”をご紹介します。これは”In my opinion”の略で、「私の意見では」を意味する表現です。
例文は次のとおりです。
IMO, this plan is not going well.(私はこの計画はうまくいかないと思う)
ASAP
次に、”ASAP”をご紹介します。
これは”as soon as possible”の略で、「できるだけはやく」を意味する表現です。
例文は次のとおりです。
If you finish reading this mail, please reply to me ASAP. (このメールを読み終えたら、できるだけはやく私に返信をください)
IAC
続いて、”IAC”をご紹介します。
これは”In any case”の略で、「とにかく」「いずれにせよ」を意味する表現です。
例文は次のとおりです。
IAC, we have to discuss the reconstruction plan.(とにかく、再建計画についてわたしたちは議論しなければならない)
まとめ:FYIの使い方と意味とは?その他のビジネス英語の略語表現も紹介!
いかがでしたか。今回は”FYI”の使い方や意味について解説しました。
これは「ご参考までに」を意味する表現ですが、その他にもビジネス上で用いられる略語は多くあります。他の表現についても意味や使い方などを理解し、使いこなせるようになりましょう。
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