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英語のアクセントとは?

皆さん、こんにちは。

Discovering Soundsです!

今日は「英語のアクセントとは?」の内容について紹介したいと思います。

実は、英語のアクセントは、文章のどこに強勢を置くか?というだけではありません。他にも大切なことがたくさんあります。

本記事では、英語のアクセントの種類やアクセントの置き方などについてご紹介します。

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英語のアクセントの種類

英語のアクセントは「強勢」ともいいます。英語のアクセントには、単語の「語アクセント」、熟語や句になったときの「句アクセント」、文章の「文アクセント」があります。

それぞれどこにアクセントがあるのか、どこにアクセントを置くのかが英語を読む上でとても重要です。

 

「語アクセント」とは?

まず「語アクセント」ですが、単語1つ1つのアクセントのことを言います。

1音節の単語を見て見ましょう。

1音節では、辞書によりアクセントマーク[ˈ]があったりなかったりします。

以下の発音記号は、オンライン辞書 The Britannica Dictionaryという、Merriam-Websterと同じ会社のブランドの辞書のものです。The Britannica Dictionaryは、シカゴに本社があります。

アメリカ英語の発音記号を調べたいときは、こちらの辞書が大変便利です。

The Britannica Dictionaryは、1音節単語でも以下のようにアクセントマーク[ˈ]がついています。1音節単語には、アクセントマークがつかないのが一般的です。

このアクセントマークが単語の強勢になります。

dOg /ˈdɑːg/

次に音節が増えた場合を見てみましょう。

complimentery  / ˌkɑːmpləˈmentəri/という発音記号になりますが、/kɑːm/の前に別のアクセントマーク[ˌ]がついています。

これは、単語に第2アクセントがある場合の、第2アクセントのマークになります。

第1アクセントはcompliMENteryのmenに来ています。

この第2アクセントも重要で、決して無視できません。第1アクセントよりは弱いものの、アクセントは置かないといけません。

単語のアクセントの間違いを減らすためには、辞書で発音記号を見て、アクセントマークがどこにあるかを確認してから、そのとおりに読んで練習しましょう。

 

「句アクセント」とは?

次に、「句アクセント」を以下の熟語で見てみましょう。

give upは句動詞(動詞+副詞)ですが、どちらにアクセントが来るでしょうか。

(動詞+副詞)の組み合わせの句動詞の場合、副詞にアクセントを置くことがほとんどです。このルールを知っていると、

give UPと、後ろの副詞にアクセントを置いて、文章を読むことができるようになります。

他の例で見てみましょう。

My dreamは、代名詞と名詞の組み合わせで名詞句になっています。このどちらにアクセントが来るでしょうか。

myの代名詞は「機能語」と言って、文章では弱く発音される品詞の1つです。dreamは名詞で「内容語」になり、文章では強勢が置かれます。

それを知っていると、My DREAMと、後ろの名詞にアクセントを置いて、文章を読むことができるようになります。

 

「文アクセント」とは?

次に、「文アクセント」を以下の文章で見てみましょう。

I’m feeling better.

この文章ではどこにアクセントを置けばいいでしょうか。

まず、I’m はI amの短縮形です。代名詞のI、be動詞のamは、両方「機能語」になり、文章では弱く発音されるため、アクセントは置きません。

feelingは動詞で、betterは形容詞です。動詞も形容詞も「内容語」で文章ではアクセントを取る品詞です。

ではどちらにアクセントを置けばいいのでしょうか。

英語は基本は、文末強勢というルールがあります。そのルール通りにアクセントを置くと、

I’m feeling BETter. となります。

このように、文章の「内容語」のどれに強勢を置くかが重要になってきますので、内容語と機能語を知り、ルール通りにアクセントを置くのか、それとも文脈的に別の内容語にアクセントを置くのかどうかを判断していく必要があります。

 

アクセントは強く読むのか?

日本では、よくアクセントを「強く読むように」という指導をされています。

実際本当に強く読んでしまうと、聞き手にはどう聞こえるでしょうか?強すぎる場合、聞き手は相手が怒っているような語気に聞こえてしまい、不快な思いをされるかもしれません。

実際アクセントは「強く」ではなく、「長く」発音されます。この「長く」がポイントです。

 

アクセントの種類

アクセントには、強勢を置いてとる「ストレスアクセント」と、ピッチの高さを上げてとる「ピッチアクセント」があります。

特に文章になると一番強調したいところを、ピッチアクセントでとる場合があります。

アクセントは「強く」ではなく「長く」発音されると書きましたが、この「長く」とる以外にも、「高く」とることでアクセントを置くことができます。

さらにより目立たせたい場合は、「長く+高く」を組み合わせてアクセントを置く場合もあります。逆に音を「低く」して見立たせるという取り方もあります。

文章において、目立たせたい単語を長く(stretch)させたり、高く(higher)&低く(lower)したりすることで、文章全体にピッチ変化が起き、それがイントネーションとなるわけです。

 

ストレスアクセント

ストレスアクセントは、強勢が置かれる音節を長く、ストレッチさせて発音します。以下の例を見てみましょう。

I’m so sorry.

このsoをピッチを上げずに長くストレッチさせて、目立たせてみてください。

I’m SOOOO sorry.

というイメージです。声を大きくするわけでもなく、強く読むわけでもなく、ただただストレッチさせて発音します。

本当にごめんなさい」という気持ちが伝わる読み方になりますね。

 

ピッチアクセント

次にピッチアクセントを、以下の例で見てみましょう。

How could you do that!?

このdoをピッチをあげてさらにストレッチさせてみます。

How could you DOOOO that!?

「どうしてそんなことをするんだ!」

という気持ちが、ピッチを上げることでとても強く伝わる読み方になります。

 

まとめ:英語のアクセントとは?

今回は、「英語のアクセントとは?」を紹介しました。

いかがでしたでしょうか?アクセントは文章のアクセントだけではない!というお話でした。

皆さんもアクセントには注意して、文章を読む練習をしてみてください!

英語の発音を習得したいとお考えの方は、Discovering Soundsのレッスンがおすすめです。

少しでも興味のある方は、お気軽に体験レッスンにお申し込みください。


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