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意味が似ている英語の使い分け!「day_date」「job_work」「house_home」等
みなさんこんにちは、Discovering soundsです。
英語を学習していると、”job”と”work”そして”house”と”home”のように意味が似ている単語がいくつも出てきます。私たち日本人にとってどちらを使っても問題ないと考えていても、ネイティブスピーカーは似た単語でもしっかりと使い分けをしている場合もあります。
今回はそのような似ている英語の使い分けについていくつかご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
目次
似ている英語フレーズ
それでは早速、意味が似ている英語フレーズについて見ていきましょう。
”day”/”date”
まずは、”day”/”date”です。
”day”は「日」という意味を想起しますが、実際は「曜日」の意味で用いられることが多いです。
例えば、”What day is it today?”という英文を考えてみます。
「今日は何曜日ですか」という意味の英文ですが、この文を見て分かる通り”day”は「曜日」の意味で用いられていますね。
一方の”date”は「日付」を意味し、“date”を用いた簡単なフレーズには、”What date is it today?”があります。これは「今日の日付は何ですか(今日は何月何日ですか)」を意味する表現です。
この文から、確かに”date”が「日付」の意味で用いられていることが分かりますね。
”job”/”work”
次は、”job”/”work”です。
“job”も”work”も「仕事」を意味する単語ですが、”job”は特に「金銭の発生する仕事」と意味が限定されたり、業務におけるひとつひとつの作業内容を明確にしたいときに用いられることが多いです。また、その意味の性質上、”job”は可算名詞として扱われます。
では、”work”はどうでしょうか。“work”は「仕事」という概念を意味しています。したがって漠然と仕事という概念を意味するため、”work”は不可算名詞となります。
“job”は細かな仕事の内容を指すのに対して、”work”はあくまでも漠然と仕事の概念を表したいときに用いられるといえるでしょう。
”house”/”home”
続いて、”house”/”home”についてです。
“house”は「家屋」や「住宅」というように、建造物そのものを指します。よって、あくまでも「(物理的な)家」というニュアンスで用いられます。
では、”home”はどうでしょうか。こちらは「(物理的な)家」というよりかは、「本拠地」や「自分の場所」といったように「自分の拠り所」のニュアンスで用いられます。
また、”house”は名詞ですが、”home”は名詞のみでなく副詞としても用いられるという違いもあります。よって例えば「家に帰る」を英語で表現したい場合は、”go home”となります。
動名詞とto不定詞
「〜すること」を英語で表現するとき、動詞に”ing”をつけて名詞化させる「動名詞」とtoのあとに動詞の原形をつける「to不定詞」の2つのやり方があります。
日本語にすると同じような意味になりますが、実際は次のように意味の違いがあります。
「動名詞」は現在または過去のニュアンスをもちます。例えば、”I finished doing my homework.”という文を考えてみます。
「私は宿題をし終えた」という意味ですが、確かに「宿題をすること」は「過去」に終えているというニュアンスを読み取ることができますね。
一方で、to不定詞は未来志向のニュアンスをもちます。例えば、”I wish to see you next month.”という文を考えましょう。
「私は来月にあなたに会えることを願っています」という意味ですが、「あなたに会うこと」は「未来」の話ですから、確かにto不定詞が未来的な意味をもつことが分かります。
まとめ:意味が似ている英語の使い分け!「day/date」「job/work」「house/home」等
いかがでしたか?今回は、意味が似ている英語の使い分けについて解説しました。日本語にすると同じような意味でも、英語では微妙なニュアンスの違いがある場合があるので注意が必要です。ぜひ今回解説した内容を参考にし、上手に活用してみてくださいね。
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