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覚えておくと便利!英語soを使いこなして表現力アップ

皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。

英会話の中によく出てくる”so”という表現。「だから」や「とても」などの意味で覚えている方はきっと多いはず。実はこの”so”にはたくさんの意味があるため、イディオムや実際の会話での使い方を覚えておくと便利です。

今回は、表現力アップに欠かせない”so”の使い方について解説します!

よく使う英語”so”の使い方

まずは、基本的なsoの使い方を見ていきましょう。

soには、

・文章をつなげる接続詞
・動詞を修飾する副詞

二つの使い方があります。接続詞と副詞では意味が異なり、文法的なルールも大きく変わります。表現の幅が広く使いやすい反面、使いこなすのが難しいことも。

まずは、接続詞としてのso、副詞としてのso、それぞれの意味と使い方を確認していきましょう。

接続詞のso

接続詞のsoには、主に三つの意味があります。
接続詞は二つの文章を結びつける役割を持ち、長い文章では接続詞が欠かせません。
ここからは接続詞soが持つ三つの意味について解説します。

「それでは」文頭のso

まずは、文頭で「それでは」の意味として使うsoについて見ていきましょう。

話題を変えるときに、文頭にsoを置くことで「それでは」「それじゃあ」などといった意味になります。また、これまでの会話を受けて新たな提案や疑問を投げかける際にも使います。

・So, let’s start meeting!
  /soʊ lɛts stɑrt ˈmitɪŋ!/
(それでは、ミーティングを始めましょう!)

・I found a new job in Thailand! ーSo, are you moving to Thailand?
 /aɪ faʊnd ə nu ʤɑb ɪn ˈtaɪˌlænd/ /soʊ ɑr jʊ ˈmuvɪŋ tə ˈtaɪˌlænd/
(タイで新しい仕事を見つけたんだ!ーじゃあタイに引っ越すの?)

「〜するために」目的のso

次に「〜するために」など、目的を表すsoを見ていきましょう。
「A so B」で目的を表す文章を作れます。日本語に訳すときは「BのためにA」と文章の後半から訳すとナチュラルな日本語になりますよ。

・I work hard so I don’t worry about money.
  /aɪ wɜrk hɑrd soʊ aɪ doʊnt ˈwɜri əˈbaʊt ˈmʌni/
(お金の心配をしなくていいように一生懸命働きます)

「〜ので」結論のso

最後は、「〜ので」と結論を表すsoです。
「A so B」で「AなのでB」という意味になります。また、結論を表すため「その結果」「それで」など、物事の結果と理由を説明する際によく使われます。

・I still have a fever, so I decided to see a doctor.
 /aɪ stɪl həv ə ˈfivər soʊ aɪ ˌdɪˈsaɪdɪd tə si ə ˈdɑktər/
(まだ熱があるので医者に行くことを決めた)

・The weather was getting worse, so I canceled to go camping.
 /ðə ˈwɛðər wəz ˈɡɛtɪŋ wɜrs soʊ aɪ ˈkænsəld tə ɡoʊ ˈkæmpɪŋ/
(天気が悪くなっていったのでキャンプをキャンセルしました)

副詞のso

副詞のsoには、二つの意味があります。
日常会話でとてもよく使う表現なので、使い方を確認しておきましょう!

「とても」のso

一つ目は、「とても」や「非常に」など程度を表す際に使われるso。
veryは客観的な判断の際に使いますが、soは主観的で話し手の感情が含まれます。
否定文で使う際には「そんなに」という意味になるので覚えておいてください。

・I’m so glad to hear that.
 /aɪm soʊ ɡlæd tə hir ðæt/
(それを聞いてとても嬉しいよ)

・Please don’t shout so loud.
 /pliz doʊnt ʃaʊt soʊ laʊd/
(そんなに大きな声で叫ばないでください)

「そのように」のso

二つ目は、「そのように」「こんな風に」など、人や物の容態を表すso。
thinkやhope、expectなどと一緒に使われることが多いです。

・Do you think the Huskies will win the game?ーI hope so.
 /dʊ jʊ θɪŋk ðə ˈhʌskiz wɪl wɪn ðə ɡeɪm/ /aɪ hoʊp soʊ/
(ハスキーズが試合に勝つと思いますか?ーそう願っているよ)

・I hear that you are an actor, is that so?
 /aɪ hir ðət jʊ ər ən ˈæktər ɪz ðət soʊ/
(あなたが俳優だと聞いたのですが、そうなのですか?)

・If she understands, she never says so.
 /ɪf ʃi ˌʌndərˈstændz ʃi ˈnɛvər sɛz soʊ/
(もし彼女が理解しているなら、そんな風には言わないよ)

soを使ったイディオム

soは特定の単語と組み合わせることで、イディオムを作ることができます。
イディオムも合わせて覚えておくと表現力がさらに広がります。

ここからは、soを使ったイディオムを見ていきましょう。

so〜that「〜なので」

so〜thatで「〜なので」と表現できます。
「A so that 〜B」で「Aが〜なのでB」となります。

・It was so hot that I couldn’t stay there.
 /ɪt wəz soʊ hɑt ðət aɪ ˈkʊdənt steɪ ðɛr/
(とても暑かったのでそこにいられませんでした)

・He spoke so fast that I couldn’t understand his presentation.
 /hi spoʊk soʊ fæst ðət aɪ ˈkʊdənt ˌʌndərˈstænd ɪz ˌprɛzənˈteɪʃən/
(彼がとても早く話すので彼のプレゼンを理解できませんでした)

so that〜「〜するために」

soだけでも「〜するために」と表現できますが、thatを加えることでニュアンスをさらに強調できます。「A so that B」で「BするためにA」という意味になります。

・She studied very hard so that she could be a doctor.
 /ʃi ˈstʌdid ˈvɛri hɑrd soʊ ðət ʃi kəd bi ə ˈdɑktər/
(彼女は医者になるために一生懸命勉強しました)

and so on「〜など」

and so onは「〜など」と表現するときに使います。

・You need water, a towel, and so on.
 /jʊ nid ˈwɔtər ə ˈtaʊəl ənd soʊ ɑn/
(水やタオルなどが必要です)

so far「これまでは」

so farで「これまでは」や「今までのところ」という意味になります。

・What do you think of this business plan so far?
 /wɑt dʊ jʊ θɪŋk əv ðɪs ˈbɪznəs plæn soʊ fɑr/
(これまでのところ、この事業計画についてどう思いますか?)

・Our business has been going great so far.
 /ˈaʊər ˈbɪznəs həz bɪn ˈɡoʊɪŋ ɡreɪt soʊ fɑr/
(今までのところ我々のビジネスはとても好調です)

if so 〜「もしそうなら」

if so 〜は「もしそうなら」と、仮定の話をするときによく使われます。
日常会話やビジネスシーンでも使える表現です。

・We are planning to visit Japan, if so, are you interested in visiting there together?
 /wi ər ˈplænɪŋ tə ˈvɪzət ʤəˈpæn ɪf soʊ ɑr jʊ ˈɪntrəstəd ɪn ˈvɪzətɪŋ ðɛr təˈɡɛðər/
(日本へ行くことを計画していますが、もしそうなら一緒に行きたいですか?)

まとめ:覚えておくと便利!英語soを使いこなして表現力アップ

今回は、覚えておくと便利な英語の”so”の意味と使い方について解説しました。

soは、接続詞と副詞に加え単語と組み合わせることで、表現のバリエーションが生まれます。
ぜひ実際の会話の中で使ってみてくださいね。

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