英語お役立ち情報English Pronunciation Column

英語の[w]を正確に発音するためのコツとは?

皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。

英語の[w]の発音、あなたはどのようにして発音していますか?
日本人が[w]を発音すると、日本語の「ウ」と全く同じになってしまうことが多いです。しかし、英語の[w]の音と日本語の「ウ」は同じ発音ではありません。
今回は、英語の[w]を発音しようとすると必ず「ウ」の音になってしまう方に向けて、英語の[w]の正しい発音方法や、発音のコツについて解説していきます。

DSCOVERING NATIVE

3DCGとAIの技術を用いた体験型英語発音矯正アプリ、DISCOVERING NATIVE!
ブラウザ上で動くので、パソコンやスマホなどお手もちのデバイスでサクサク学習できます。

最新の技術を詰め込んだ英語発音矯正アプリが、今なら1ヵ月無料のトライアル可能!
20秒ですぐに始められて、クレジットカード登録も不要です。

体験型英語発音矯正アプリDISCOVERING NATIVEはコチラ

英語の[w]の発音はなぜ難しいのか

英語の[w]を発音しようとしても、なかなかネイティブのような綺麗な発音ができずに悩んでいる方はきっと多いはずです。なぜ英語の[w]はそれほどまでに難しいのでしょう。
その理由は、英語の[w]の音は日本語のどの音とも異なる音なので、発音し慣れていないからです。
見よう見まねで発音しようとすると、多くの人が口をすぼめて英語の[w]の発音を完成させようとしますが、実際のところ[w]を発音する際には口をすぼめる必要はありません。
むしろ、口をすぼめる動作が入ることで、会話中に口の動きが間に合わず、流暢な英語を話すことが難しくなってしまうのです。
単語のみを発音する際には、多少複雑な口の動きが入ってもどうにかなりますが、文中の[w]のたびに口をすぼめていては、全体的な流暢さやスピード感が損なわれてしまうのも当たり前です。

英語の[w]は唇を振動させて発音する

では、どのようにして[w]を発音すれば良いのか、英語の[w]の発音方法について解説しておきましょう。
まず頭に入れておいていただきたいのが、[w]は振動させて発音するということ。多くの方が「[w]って振動音なの?」と違和感を感じると思いますが、これがとても大事なポイントとなります。

【英語の[w]の発音方法】

  1. 口角を緊張させた状態で口を閉じる(完全には閉じない)
  2. 上下の唇の内側を振動させて「ヴゥ~」と発音

少しイメージが難しいかと思いますので、当校の代表・富田による[w]の発音解説(YouTube)も是非あわせてご覧ください^^

[w]の発音3つのポイント

ここでは、英語の[w]を発音する際に意識すべき3つのポイントをまとめておきましょう。

  1. 船の汽笛の音のようなイメージ
  2. 振動音が弱いと母音の「ウ」になってしまう。
  3. 上の前歯が下唇に当たってしまうと[v]の発音になってしまうので注意

英語の[w]は、振動させて音を出すという意味においては、英語の[v]の発音と共通しています。[w]と [v]の違いは「上の前歯が下唇に触れるか否か」。[w]を発音する際には、前歯が下唇に触れることがないように徹底しましょう。
[w]の音は船の汽笛の音に似ています。そのイメージを持ちつつ、何度か繰り返し練習しながら[w]の発音を矯正していきましょう。

それでもなお「ウ」の音とほぼ同じになってしまうという場合は、振動音が弱いと考えられます。しっかり確実に振動させて音を出していきましょう。

間違いやすい[w]の発音「wood」と「would」

日本人がよく間違って発音してしまう[w]の音の代表格とも言えるのが「wood」です。どうしてもカタカナ英語「ウッド」になってしまいがち。「would」にも同じことが言えます。

「wood」も「would」も発音記号はどちらも[wʊd]となり、完全に同じ発音です。[wʊd]を発音する際には、以下の二段階の動作をスムーズに繋げて行う必要があります。

・唇を閉じて[w]の振動音
・口を開けて[ʊ]→[d]の順で発音

最初の[w]から[ʊ]へと移行する手順を意識的に行わなければ、一気に「ウ」と発音してしまいやすくなるので、3つの音を確実に発音するよう意識しておきましょう。

スペルだけでは見分けられない![w]の見つけ方

[w]の発音に気をつけようと思うとき、多くの方がきっとスペルにwが含まれている単語に注目するのではないでしょうか。しかし、スペル上ではwが含まれていなくとも、[w]の発音が必要な単語は多くあります。

ここでは、[w]の見つけ方について解説しておきましょう。[w]の音が含まれるのは、以下のようなケースです。

work、warmなどスペルがwから始まる単語
・request、questionなど”qu”のスペルのときの発音は必ず[kw]となり[w]の発音が入る
one、onceも[w]で発音

もはやこうなってくると、どこに[w]が潜んでいるのか分かりづらいと感じた方も多いでしょう。

実際、スペルでは全く見分けられないので、少しでも「これは[w]かも」と思ったら発音記号をチェックしてみる癖をつけるのもおすすめです。

ちなみに、スペルの中にwがあれば必ず[w]の音になるのかと言えば、そうではありません。例えば、「write」などスペルが”wr”のとき、そのwは発音しないため[w]の音を入れる必要はありません。この点も覚えておきましょう。

まとめ:英語の[w]を正確に発音するためのコツとは?

今回は、日本人がなかなか正確に発音できない、英語の[w]の音について解説しました。なんとなく日本語の母音の「ウ」と同じように発音してやり過ごしてきたという方はきっと少なくないはずです。しかし、[w]の音をネイティブのように発音できるようになれば、あなたの英語はより上級者の英語、ネイティブらしい英語に聞こえてきます。

今よりももっと英語を英語らしく発音したい!かっこよく英語を発音できるようになりたい!という方は、ぜひDiscovering Soundsの体験レッスンを受けてみてくださいね!


関連記事はこちら

FYIの使い方と意味とは?その他のビジネス英語の略語表現も紹介!

英語の発音を上達させるためにアプリで口の動きを練習しよう

英語の発音入門編!英語の発音を上達させるコツを徹底解説

有名日系企業の英語名の読み方ー発音をご紹介!

英語固有名詞:ショップ名/会社名/SNS系の発音をご紹介!

お気軽にお申し込みください!

60分体験レッスンのお申し込み