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「頑張れ」は英語でどう表現する?表現のバリエーションを増やそう!
皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。
日本では「頑張れ」や「頑張ってね!」という言葉が日常会話でよく使われていますよね。「頑張れ」は前向きに相手を応援するフレーズですが、英語ではどう表現するのでしょうか。
今回は「頑張れ」を表す英語表現と、相手を応援する際に使えるさまざまな表現を紹介します。
目次
英語で頑張れはどう表現する?応援フレーズ10選
英語で「頑張れ」を表す表現は、状況に応じてさまざまです。
日本語でも「その調子!」「いいぞ!いけいけ!」など、「頑張れ!」にはいろいろな表現がありますよね。
ここからは「頑張れ」を表す応援フレーズを10個まとめて紹介します!
Go for it!
Go for it /ɡoʊ fər ɪt/ は、直訳すると「そこに向かって行け」という意味。
何かの目標に向かって一生懸命頑張っている人に「頑張れ!」「いいぞ!」「いけいけ!」と応援するようなニュアンスがあります。
Go for itは、スポーツの試合での応援にもよく使われるフレーズ。
また、目標に対して少し弱気になっている人に対して「頑張れ!」「やってみなよ!」と背中を押す際に使えます。
・Go for it! You’re almost at the finish!
/ɡoʊ fər ɪt/ /jʊr ˈɔlˌmoʊst ət ðə ˈfɪnɪʃ/
(頑張れ!ゴールまであと少し!)
You can do it!
You can do it /jʊ kən dʊ ɪt/ は直訳すると「君ならできるよ」という意味。
相手にポジティブな気持ちを持たせ「頑張れ!」と応援する際にぴったりのフレーズです。
・I have to present at the meeting. I’m worried about it. — You can do it!
/aɪ həv tə priˈzɛnt ət ðə ˈmiːtɪŋ/ /aɪm ˈwɚrid əˈbaʊt ɪt/ /juː kən duː ɪt/
(会議で発表しなきゃいけないんだよ、心配だなぁ。― 頑張れ!)
Hang in there!
hangには、ぶら下がる、垂れ下がるなどの意味があります。
hang in there /hæŋ ɪn ðɛr/ で「落ちそうな状態だけどぶら下がって頑張れ」というニュアンスに。
あきらめかけていたり、困難な状況に陥ったりしている相手に頑張って欲しいという気持ちを込めたフレーズです。
・I have no idea where to start. I have too many tasks! ― Hang in there!
/aɪ həv noʊ aɪˈdiə wɛr tə stɑrt/ /aɪ həv tu ˈmɛni tæsks/ /hæŋ ɪn ðɛr/
(どこから始めたらいいか全然わかんないよ。やることが多すぎるんだ。― 頑張れ!)
You got this!
you got this /juː ɡɑt ðɪs/ は「頑張れ、君ならできる」と言って相手の成功を信じていることを伝える表現です。
「頑張れ!」と相手を応援する気持ちがストレートに伝わる表現なので、言われた方も嬉しいですよね。
・You got this! You can win the game!!
/juː ɡɑt ðɪs/ /juː kən wɪn ðə ɡeɪm/
(頑張れ!勝てるよ!)
Work hard!
Work hard /wɜrk hɑːrd/ は、直訳すると「一生懸命働きなさい」という意味です。
このworkは、社会人なら働くこと、学生なら勉強することを指し「頑張れ!」と応援する気持ちを表します。
Work hardはあらゆる動作に対して使える表現。作家さんが本を書くこと、和菓子職人さんが和菓子を作ることなどに対しても、work hardを使って「頑張れ!」と応援することができます。
・You are the best pastry chef! Work hard!
/juː ɑːr ðə bɛst ˈpeɪstri ʃɛf/ /wɜrk hɑrd/
(君は最高のパティシエだよ!頑張れ!)
Keep it up!
keep it up /kiːp ɪt ʌp/ は、直訳すると「それを続けなさい」という意味。
現時点でうまくいっているので「(今のままペースを保って)頑張れ!」という表現です。頑張りを維持するという意味合いが強く、マラソンなどの応援によく使われるフレーズ。
「keep it up!」と言われた相手はきっと「この調子で頑張ろう!」と感じるはず。褒めて伸ばしたい相手に使えるフレーズです。
・You are doing well. Keep it up!
/juː ər ˈduɪŋ wɛl/ /kiːp ɪt ʌp/
(よくやってくれてるよね。その調子で頑張れ!)
Don’t give up!
Don’t give up /doʊnt ɡɪv ʌp/ は「あきらめないで!」という意味のフレーズ。
あきらめずに頑張れ!と相手を励ますことができます。ちなみに、単に応援する場合には「Never give up!」と言わないので気をつけましょう。
・I still haven’t finished preparing the documents. ― Don’t give up!
/aɪ stɪl ˈhævənt ˈfɪnɪʃt priˈpɛrɪŋ ðə ˈdɑkjəmənts/ /doʊnt ɡɪv ʌp/
(資料作りがまだ終わっていないんだ。― 頑張れ!)
Cheer up!
Cheer up /ʧɪr ʌp/ は「元気を出して」という意味合い。
大変な状況の中で落ち込んでいる人に「頑張れ!」と応援する際に使える表現です。
もし気持ちが沈み切っている相手には優しく声をかけてあげると良いでしょう。
・Oh no… I got bad test scores and can’t make the varsity team. ― What a heck! But cheer up!
/oʊ noʊ/ /aɪ ɡɑt bæd tɛst skɔrz ənd kænt meɪk ðə ˈvɑrsɪti tiːm/ /wɑt ə hɛk/ /bət ʧɪr ʌp/
(あぁ…テストの点数が悪くて代表チームに入れないよ。―まじかよ!まぁでも、頑張れ!)
Break a leg!
Break a leg /breɪk ə lɛɡ/ は、直訳すると「足を折る」という意味。
昔は誰かの幸運を祈ると反対のことが起こるといった考えがあり、幸運とは反対の不運を祈ることになったそう。要するに、この表現は反語的な言い回しで「あえて不運を祈ることで幸運を呼び寄せる」というフレーズです。
Break a legには「頑張れ!」や「成功を祈る!」という意味があり、お芝居やコンサートなどのパフォーマーに対してよく使われる表現です。フレーズの背景を知ると、面白いですね。
・Mary! It’s your first stage. Break a leg!
/ˈmɛri/ /ɪts jər fɜrst steɪʤ/ /breɪk ə lɛɡ/
(マリー!あなたの初ステージだね。頑張れ!)
Good luck!
Good luck /ɡʊd lʌk/ は、幅広いシーンで使われる「頑張れ!」のフレーズ。
「今まで頑張ってきた努力が報われ、運も味方してくれますように」といった願いが込められています。
「I wish you good luck.」も同じ意味ですが、丁寧な表現になるので目上の人に対しても使えます。
・I’ll have a job interview next Friday. ― Good Luck!!
/aɪl həv ə ʤɑb ˈɪntərˌvju nɛkst ˈfraɪˌdeɪ/ /gʊd lʌk/
(来週の金曜日に就職の面接があります。― 頑張れ!)
間違った表現に注意
日本語で相手を応援するときによく使われるのが「ファイト」という表現。
しかし、英語で「fight!」は「戦う」や「ケンカする」という意味になってしまいます。ボクシングや格闘技などで対戦相手に対して使えば、「戦え!」「やっちまえ!」と、挑発するような意味合いを持つ表現になります。
また、「最善を尽くせ=頑張れ」といった意味でよく使われる「Do your best!」ですが、この表現は「結果はどうであれ、今できる最善を尽くします」というニュアンス。
これから結果を出して頑張りたい相手には向かない表現ですね。
それぞれの表現の正確なニュアンスを理解し、シーンや相手に合ったフレーズを使えるようになりましょう。
まとめ:「頑張れ」は英語でどう表現する?表現のバリエーションを増やそう!
今回は、英語で「頑張れ」を表現するフレーズを紹介しました。
シーンに応じた表現を身につけておけば、相手をねぎらいたいとき、応援しているとき、励ましたいときに最適な「頑張れ」の表現ができます。
今回紹介したフレーズを覚えて、応援したい相手の背中を押してあげましょう!
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