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英語で「特徴」を表す10個の単語それぞれの特徴について解説!
皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。
「特徴」を英語で表現する場合、どんな単語が思い浮かびますか?
一言で「特徴」と言っても使うシーンによって表現が異なります。実は意外と多い「特徴」を表す英単語。今回の記事では、英語で「特徴」を表す10個の単語について解説します!
目次
特徴を表す英語10選
「特徴のある服」、「この商品の特徴」、「特徴的な建物」など、日常的によく使われる「特徴」という言葉。
「特徴」を表現する単語は多くありますが、それぞれの単語が持つ意味合いは若干異なります。状況に合わせて使い分けることで、より正確なニュアンスで相手に伝えられるでしょう。
ここからは「特徴」を表す単語を見ていきましょう。
characteristics /ˌkærəktəˈrɪstɪks/
characteristics /ˌkærəktəˈrɪstɪks/は、日本語と同様に一般的な「特徴」の意味で使え、人や物だけでなく事柄にも使えます。
「特徴」を表す英単語として、characteristicsがすぐに思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
たくさんの特徴があると考えられるため、characteristicsと複数形で使われます。
characteristicsの語源はcharacter/ˈkærəktər/ですが、characterの意味は「性格」や「性質」という意味。若干異なるニュアンスの違いを覚えておいてください。
・The characteristics of persons with good English pronunciation are obvious.
(英語の発音がいい人の特徴は明らかです。)
・This college has unique characteristics.
(この大学は独自の特徴を持っています。)
feature /ˈfiːtʃər/
feature/ˈfiːtʃər/は、視覚的に目立つ特徴を表す際に使う単語です。
商品やサービスの特徴、人物の外見や性格、映画や音楽のストーリーやテーマなどの特徴を表す際に使われます。また、雑誌などの特集記事といった意味合いでfeatureが使われることも。
視覚的に人の注意をひくような特徴を表現する際に使える表現です。
・A feature of this town is a beautiful lake.
(この街の特徴は美しい湖です)
・A unique feature of this hotel is the rooftop bar, which offers spectacular night views.
(このホテルの特徴は、夜景を一望できるルーフトップバーです)
quality /ˈkwɑːləti/
quality /ˈkwɑːləti/ は、人の性格や物の本質などポジティブな特徴を表現する際に使われます。
日本語でも「クオリティーが高い」などと、品質や資質の良さを表現しますよね。
英語では、本質的な特徴や、人や物の重要な特徴を意味し、表だって見えない内なる特徴について言及する際にqualityを使います。発音する際は/w/が入るので注意しましょう。
・Alex has the quality of a leader.
(アレックスはリーダーになる素質がある)
・This whisky has a rich quality.
(このウイスキーは芳醇さが特徴です)
signature /ˈsɪɡnətʃər/
signature /ˈsɪɡnətʃər/は、名詞で「署名」の意味で知られています。
しかし、signatureには形容詞で「特徴的な」という意味があるんです。「署名を入れられるほど自信のある」、「特徴のある」という意味合いで使われます。
日本語でも、シグネチャースニーカーや、シグネチャースケートボードなどといった表現を耳にしたことがある方も多いでしょう。
signatureは、ブランドやお店を代表する商品や、おすすめの一品などの意味で「特徴」を表現することができます。
・I’d like to introduce our signature item.
(我が社の特徴的な商品をご紹介します)
・In the ’80s, his signature style was impressive.
(80年代は彼の特徴的なスタイルが印象的でした)
color /ˈkʌlər/
color /ˈkʌlər/は、色、色彩、特色、個性などの意味があります。
日本語でも「特徴」を指して、人の個性や持ち味を「その人のカラー」と表現することがありますよね。
英語のcolorも同じように、単に色を表現するだけでなく個性や人格などの特徴を表現する際に使われています。
・His color is always friendly.
(いつもフレンドリーなのが彼の特徴(個性)です)
・Her Japanese accent has plenty of color.
(彼女の日本語アクセントにはいい味がある)
attribute /əˈtrɪbjuːt/
attribute /əˈtrɪbjuːt/は、人の性格や物の性質を説明する際によく使われます。
また、attributeはその人や物を象徴する属性というニュアンスで使われることも。
attributは動詞として「結果を〜に帰する」という意味で使われるので、合わせて覚えておくと表現の幅が広がります。
・Faithfulness is an attribute of dogs.
(忠実さは犬の特徴です)
・Generosity is his first attribute.
(寛大さが彼の一番の特徴だ)
・He attributed his win to good luck.
(彼は勝利を幸運のせいにした)
personality /ˌpəːrsəˈnæləti/
personality /ˌpəːrsəˈnæləti/は、個性を表す意味で使われます。
人の行動や立ち居振る舞い、思考や感情などの性格的な特徴をpersonalityで表現できます。
先ほどcharacteristicsも性格的な特徴を表すことができるとお伝えしました。
特徴を表す2つのニュアンスには、
・characteristicsは、突出した違いや特性、特色を指す「特徴」
・personalityは、対人関係における個性のあり方や、自分自身の個性を表現する「特徴」
といった微妙な違いがあります。
・This cat has a very gentle and calm personality.
(この猫はとても温厚で落ち着いた性格です)
・His handwriting reveals his personality.
(彼の筆跡には彼らしい性格がよく表れている)
trait /treɪt/
trait /treɪt/は、遺伝的な特徴や性質を表現する際に用いられます。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、traitは生物学の分野でもよく使われる単語。遺伝的または、環境的要因によって形成された個性的な特徴を指します。美術や音楽の才能などといった能力的特徴はtraitで表現できます。
・Hair color is an inherited trait.
(髪の色は遺伝的な特徴です)
・Do you have a good knowledge of the Japanese trait?
(日本人の特性はよくご存知でしょうか?)
aspect /ˈæspekt/
aspect /ˈæspekt/は、表面的な特徴を表します。
物事の「様相」や「側面」といったニュアンスを表現したいときに使える単語です。
例えば、以下の文を日本語に訳すときには、「特徴」と訳すよりも「側面」と訳した方がしっくりくるのではないでしょうか。
・Let’s think about the wildfire in all aspects.
(この山火事についてあらゆる側面から考えてみよう)
・Not only is she bright, but she also has an attentive aspect.
(明るいだけでなく気配り上手な一面もある)
“in all aspects” は「あらゆる側面から」という意味。直訳すると「すべての特徴から」となります。よく使うフレーズなので覚えておいてくださいね!
property /ˈprɑːpərti/
property /ˈprɑːpərti/は、物質の特質や特性を指し、主に学術的な会話や文章で使われます。
資産や財産、所有物、所有地などの他に、ものの特性や特質という意味があり、物質がもともと持っている特徴を表す際に使われます。
・Do you know the properties of natural hot springs?
(温泉の特性をご存知ですか?)
・The plant has healing properties for burns.
(この植物には火傷を直す特性がある)
まとめ:英語で「特徴」を表現しよう!
今回の記事では「特徴」を表現する英単語を10個紹介しました。
日本語では広い意味で「特徴」と表現できますが、英語ではなんの特徴を指しているかによって単語の使い分けが必要です。
今回紹介した単語が持つ意味やニュアンス、使うシーンを十分に理解して使い分けができるようになりましょう。
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