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イギリス英語発音の3つの特徴【基本編】

皆さん、こんにちは。

Discovering Soundsです!

「イギリス英語とアメリカ英語は全く違う言葉に聞こえる」と言っても過言ではないほど大きく異なります。
私たちが中学校や高校のリスニング教材でよく聞かされていたのは基本的にアメリカ英語。イギリス英語はあまり耳にしたことがないという人も珍しくありません。

一言で「発音」と言っても国によって様々。
今回は、イギリス英語の発音で知っておきたい3つの特徴について解説します。
イギリス英語のどの音がアメリカ英語と大きく異なるのかを知ることで、一気に特徴を掴みやすくなりますよ。
英語の発音に興味を持ち始めた方に、ぜひ知っていただきたい内容です。

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イギリス英語の発音を知っておいた方がいい理由とは

まず、イギリス英語の発音のコツをお話しする前に、なぜイギリス英語の特徴を知っておく必要があるのか、その理由について触れておきたいと思います。

英語は多くの国で使われている言語ですが、実際アメリカ英語とイギリス英語、そしてオーストラリア英語の発音を比べるだけでも大きな違いがあります。
あなたが今後英語をマスターして世界中の人たちとコミュニケーションを取ろうと考えているのであれば、「必ずしも今勉強している発音が全てではない」ということを知っておく必要があるのです。

アメリカ英語に慣れ親しんでしまうことも素敵なことではありますが、イギリス英語を全く知らずにアメリカ英語に特化した発音矯正を継続していくと、イギリス英語を目の当たりにした時のショックは測りきれません。
なぜなら、「びっくりして困惑する」くらいのレベルで、アメリカ英語とイギリス英語は違うからです。
アメリカ英語の発音をメインに学ぶにしても、イギリス英語の特徴を知っておくことで、「そういえば、イギリスではこう発音するんだったな」と不慣れながらも対応することができるようになります。

ここで紹介する3つの特徴は、極めて基礎的な発音です。これだけでも知っておくときっと将来役に立つ時がくるでしょう。

イギリス英語発音の3つの特徴

イギリス英語は実は日本人にとって比較的発音しやすいことで知られています。
なぜなら、アメリカ英語が音が変化したり省略したりして発音されることが多いのに対し、イギリス英語は一語ごとにしっかり発音されるため、真似しやすく聞き取りやすいからです。
ここではイギリス英語がアメリカ英語と明らかに異なる3つの音について解説します。

①母音のRを発音しない

日本人が苦手とする音の代表でもある「R」の音。
舌を巻いたり引いたりしてはっきりRを発音するアメリカ英語と違い、イギリス英語はシンプルです。

例えばworkの発音を例に挙げて解説すると、イギリス英語ではまさにカタカナの「ワーク」に近い音になるのに対し、アメリカ英語は「R」をしっかりと発音するため複雑な音に聞こえます。
極端に言えば、イギリス英語の発音では、「R」の後に母音がない場合はほぼ発音されないのです。

「ear」は「イア」のように聞こえます。
アメリカ英語では語尾に「R」があるためもっと伸ばしながらRの音が発音されます。

「more」はイギリス英語だと「モー」と聞こえます。moeに近い音になっている典型的な例です。

②Oは日本語の「お」に近い音で発音する

アメリカ英語だと、「body」は「バディ」のようにア系の音で発音されますが、イギリス英語では「ボディ」。
カタカナの「ボディ」と同じような音で発音されます。

イギリス英語の「O」はアメリカ英語のそれと明らかに異なる音になります。
分かりやすく言えば日本語の「お」に近い発音になるんですね。

「conversation」はアメリカ英語では「カンバセィション」に近い音ですが、これもイギリス英語では「コンバセーション」に聞こえます。
ローマ字読みに近い音ですね。

③Tはきちんと発音する

アメリカ英語で多くの人が苦戦する「Flap-t」。
母音に挟まれたときの[t]の発音が[t]でも[d]でもない独特の軽い音に変化するもので、これが慣れないうちはなかなかうまく発音することができません。

「water」や「better」の発音は、アメリカ英語では「ワラァ」、「ベラァ」のように聞こえます。
しかし、これもアメリカ英語ならではのことでイギリス英語には当てはまりません。
イギリス英語では、「ウォータ」、「ベタ」という音になります。

語尾のRを伸ばさないのもポイントですが、最大の特徴は[t]の音。
[t]はきっちり発音するのがイギリス英語です。
アメリカ英語のように[t]の音が周りの音によって変化することはありません。

まとめ

イギリス英語の発音に意識を向けてみると、実に面白い発見がたくさんあります。
アメリカ英語の発音がなかなか真似できず苦戦している人にとっては、「もしかしたらイギリス英語の方が簡単なのかも」と感じることも少なくないでしょう。
また、イギリス英語とアメリカ英語では単語自体が異なる場合や、アクセントの位置が異なる場合もあります。

同じ英語でもイギリスとアメリカでこれほどまでの違いがあることに驚かされますね。
ぜひ皆さんも、まずはここで紹介した3つのコツに意識して、イギリス英語に触れてみられてはいかがでしょうか?

Discovering Soundsでは、アメリカ英語だけではなく、イギリス英語の発音矯正プログラムもご用意しております。
詳細はこちら⇒ https://discoveringsounds.com/britishenglish/

アメリカ英語は11段階のカリキュラムですが、イギリス英語はアメリカ英語よりも音が少ないため、7段階のカリキュラムとなっております。

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今回の記事では、『イギリス英語発音の3つの特徴』についてご紹介しました!

 

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