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母音で終われない英単語の母音ってどれ？
皆さん、こんにちは。Discovering Soundsです。
英語の単語には、母音や子音で終わるものが様々あります。そして、これらの終わり方には実は一定のパターンが存在します。
本記事では、どの母音が単語の終わりにくると、その後にcodaと呼ばれる結び子音が続くのか、詳しく解説していきます。
目次
結び子音（coda）が必要な母音とは？
以下の５つの母音が単語の最後に位置する際、常にcodaが続くことをご存知でしたか？
母音１： /ɪ/
単語の中でこの母音が結び子音とともに使われる例：
- pitch – /ˈpɪtʃ/
- switch – /ˈswɪtʃ/
- limit – /ˈlɪmət/
- finish – /ˈfɪnɪʃ/
- brilliant – /ˈbrɪliənt/ˈbrɪljənt/
- distinct – /dɪˈstɪŋkt/
- mimic – /ˈmɪmɪk/
- clinic – /ˈklɪnɪk/
- timid – /ˈtɪməd/
- digit – /ˈdɪdʒət/
- critic – /ˈkrɪtɪk/
- exhibit – /ɪgˈzɪbət/
- gimmick – /ˈɡɪmɪk/
- winch – /ˈwɪntʃ/
- illicit – /ɪˈlɪsət/
- visit – /ˈvɪzət/
- addict – /ˈædɪkt/
- tick – /ˈtɪk/
- merit – /ˈmerət/
- instinct – /ˈɪnˌstɪŋkt/
母音２： /ɛ/
単語の中でこの母音が結び子音とともに使われる例：
- spell – /ˈspɛl/
- tell – /ˈtɛl/
- fell – /ˈfɛl/
- nest – /ˈnɛst/
- test – /ˈtɛst/
- best – /ˈbɛst/
- lent – /ˈlɛnt/
- melt – /ˈmɛlt/
- trend – /ˈtrɛnd/
- blend – /ˈblɛnd/
- descent – /dɪˈsɛnt/
- segment – /ˈsɛɡmənt/
- perplex – /pɚˈplɛks/
- quest – /ˈkwɛst/
- belt – /ˈbɛlt/
- invest – /ɪnˈvɛst/
- jest – /ˈdʒɛst/
- attempt – /əˈtɛmpt/
- west – /ˈwɛst/
- kept – /ˈkɛpt/
母音３： /æ/
単語の中でこの母音が結び子音とともに使われる例：
- sand – /ˈsænd/
- band – /ˈbænd/
- land – /ˈlænd/
- hand – /ˈhænd/
- man – /ˈmæn/
- stand – /ˈstænd/
- demand – /dɪˈmænd/
- expand – /ɪkˈspænd/
- camp – /ˈkæmp/
- stamp – /ˈstæmp/
- grant – /ˈɡrænt/
- plant – /ˈplænt/
- glance – /ˈɡlæns/
- trance – /ˈtræns/
- clamp – /ˈklæmp/
- chant – /ˈʧænt/
- brand – /ˈbrænd/
- lamp – /ˈlæmp/
- can’t – /ˈkænt/
母音４： /ʌ/
単語の中でこの母音が結び子音とともに使われる例：
- bump – /ˈbʌmp/
- jump – /ˈʤʌmp/
- lump – /ˈlʌmp/
- grunt – /ˈɡrʌnt/
- stunt – /ˈstʌnt/
- shunt – /ˈʃʌnt/
- hunch – /ˈhʌnʧ/
- munch – /ˈmʌnʧ/
- rung – /ˈrʌŋ/
- sung – /ˈsʌŋ/
- hung – /ˈhʌŋ/
- plump – /ˈplʌmp/
- thump – /ˈθʌmp/
- trunk – /ˈtrʌŋk/
- chunk – /ˈʧʌŋk/
- dunk – /ˈdʌŋk/
- brunt – /ˈbrʌnt/
- hunt – /ˈhʌnt/
- plunk – /ˈplʌŋk/
- crunch – /ˈkrʌnʧ/
母音５： /ʊ/
単語の中でこの母音が結び子音とともに使われる例：
- could – /ˈkʊd/
- should – /ˈʃʊd/
- would – /ˈwʊd/
- hood – /ˈhʊd/
- good – /ˈɡʊd/
- stood – /ˈstʊd/
- brook – /ˈbrʊk/
- crook – /ˈkrʊk/
- rook – /ˈrʊk/
- hook – /ˈhʊk/
- shook – /ˈʃʊk/
- book – /ˈbʊk/
- overlook – /ˌoʊvɚˈlʊk/
- took – /ˈtʊk/
- foot – /ˈfʊt/
- soot – /ˈsʊt/
- cook – /ˈkʊk/
- nook – /ˈnʊk/
- wood – /ˈwʊd/
- childhood – /ˈʧaɪldˌhʊd/
これらの母音は、英語の中で頻繁に使用される母音です。しかし、これらの母音が単語の終わりに来ることは非常に稀です。
上記の単語例を見ると、これらの母音の後ろに結び子音を伴っています。
なぜこのような特性があるのか？
単語の終結部の音は、単語全体の語感やリズムを形作る要素として非常に重要です。これらの特定の母音が末尾に来ることで、単語の発音リズムが崩れてしまうことが考えられます。そのため、自然と結び子音がついて、バランスが取れるようになっています。
結び子音を伴わない母音とは？
上の５つの母音以外では、単語の終わりが母音で終わることが頻繁にあります。
単語例：
- he – /ˈhiː/
- she – /ˈʃiː/
- me – /ˈmiː/
- so – /ˈsoʊ/
- go – /ˈɡoʊ/
- be – /ˈbiː/
- we – /ˈwiː/
- do – /ˈduː/
- who – /ˈhuː/
- too – /ˈtuː/
- flu – /ˈfluː/
- zoo – /ˈzuː/
- hue – /ˈhjuː/
- tie – /ˈtaɪ/
- bye – /ˈbaɪ/
- lie – /ˈlaɪ/
- pie – /ˈpaɪ/
- sigh – /ˈsaɪ/
- my – /ˈmaɪ/
- die – /ˈdaɪ/
これらの母音を正確に発音する方法は？
正確な発音を身につけるには、以下の方法が効果的です。
コピーイングやmimicry：
ネイティブスピーカーの音声や発音を繰り返し聞いて、それを真似る練習法です。特に、シャドーイングとは異なり、発音やアクセント、イントネーションに特化して、元の音声と同じように発音することを目指す方法です。実際の音声を何度も聞きながら、自分の声を録音し、聴き比べ、また発音練習を繰り返します。これを繰り返すことで、ネイティブスピーカーのような自然な発音を身につけることができます。練習時には、音声のスピードを調整して、ゆっくりとした速度で始めることをおすすめします。
発音練習：
繰り返しのアウトプットを行い、自分の音を洗練していく。
まとめ：母音で終われない英単語の母音を紹介しました。
特定の母音/ɪ/, /ɛ/, /æ/, /ʌ/, /ʊ/が単語の終わりに位置することは稀で、その理由や背景を知ることは、英語の発音練習にとても役立ちます。これを理解し、実践することで、より自然な英語の発音に近づけることでしょう。
興味を持たれた方は、Discovering Soundsのレッスンをぜひ体験してみてください。発音の向上をサポートするため、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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