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イギリス英語とアメリカ英語の発音記号の違い
皆さん、こんにちは。Discovering Soundsです。
英語を学ぶ上で、イギリス英語とアメリカ英語の違いを無視することはできません。とくに発音は、これら2つのバリエーションの間で顕著な違いがあります。発音を正確に学ぶためには、それぞれの発音記号を理解すると大変便利です。
目次
アメリカ英語とイギリス英語の発音の比較
比較方法1:R音声のあるなし
アメリカ英語では、特定の単語の末尾や中間に位置する”r”は発音されます。これに対して、イギリス英語の多くの方言では、単語の末尾に位置する”r”は発音されません。
単語 |
アメリカ英語の発音 |
イギリス英語の発音 |
firm |
ˈfɚm |
ˈfɜːm |
far |
ˈfɑɚ |
ˈfaː |
stair |
ˈsteɚ |
ˈsteə |
hear |
ˈhiɚ/ˈhɪɚ |
ˈhɪə |
door |
ˈdɔɚ/ˈdoɚ |
ˈdɔː |
poor |
ˈpuɚ/ˈpʊr |
ˈpɔː |
比較方法2:/æ/ と /ɑː/
アメリカ英語の/æ/音は、イギリス英語の/ɑː/よりも前舌で、かつ短い音として発音されます。逆にイギリス英語の/ɑː/は、後ろで長い音として発音されます。
単語 |
アメリカ英語の発音 |
イギリス英語の発音 |
can’t |
ˈkænt |
ˈkaːnt |
average |
ˈævərɪdʒ |
ˈavərɪdʒ |
manage |
ˈmænɪdʒ |
ˈmanɪdʒ |
lab |
ˈlæb |
ˈlɑːb |
比較方法3:全く発音が違う単語
これらの単語は、アメリカとイギリスでの発音が大きく異なります。例えば、「schedule」はアメリカでは”sk”の音から始まりますが、イギリスでは”sh”の音から始まります。これは言語の進化の過程で、それぞれの地域で異なる発音が定着した結果です。
単語 |
アメリカ英語の発音 |
イギリス英語の発音 |
schedule |
ˈskɛdʒul |
ˈʃedjuːl |
laboratory |
ˈlæbrəˌtɔːri |
ləˈbɒrətri |
privacy |
ˈpraɪvəsi |
ˈprɪvəsi |
mobile |
ˈmoʊbəl |
ˈməʊbaɪl |
route |
ˈruːt/ˈraʊt |
ˈruːt |
vase |
ˈveɪs |
ˈvaːz |
Jaguar |
ˈʤægwɑːr |
ˈʤægjuːar |
patent |
ˈpætənt |
ˈpeɪtənt |
Asian |
ˈeɪʒən |
ˈeɪʃən |
figure |
ˈfɪgjər |
ˈfɪgə |
leisure |
ˈliːʒər |
ˈlɛʒə |
progress |
ˈprɑːgres |
ˈprəʊgres |
either |
ˈiːðər or ˈaɪðər |
ˈaɪðə |
なぜこのような違いがあるのか
言語は、時間とともに変化し進化します。アメリカとイギリスは異なる歴史的背景と地理的環境に位置するため、発音の違いが生まれました。また、それぞれの国で異なる言語や文化が混ざり合いながら、英語の発音も変わってきたのです。このため、同じ英語であっても、それぞれの国や地域に応じて異なる発音や語彙が生まれてきました。
まとめ:イギリス英語とアメリカ英語の発音記号の違い
イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いは、それぞれの歴史的・文化的背景からくるものです。正確な英語の発音を身につけるためには、これらの違いを理解し、適切な発音記号を使用することが重要です。英語を話す際、どちらのアクセントを選ぶかは、目的や好みによるでしょう。しかし、その選択をするためにも、まずは両方の発音の違いを知ることが大切です。
興味を持たれた方は、Discovering Soundsのレッスンをぜひ体験してみてください。Discovering Soundsにはイギリス英語発音矯正コースもございます。発音の向上をサポートするため、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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