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英語の”work”と”walk”を正しく発音するコツとは?Discovering Nativeで正しい発音を習得しよう!

皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。

皆さんは”work”と”walk”を正しく発音できますか?日常会話でも頻出する単語なので正しく言い分けられるようになりましょう。

今回は、英語の”work”と”walk”を正しく発音するコツについて解説します。

”work”と”walk”正しく発音できる?

カタカナでwork(仕事)は「ワーク」、walk(歩く)は「ウォーク」と表記され、読み方に区別をつけています。しかし、実際のネイティブの発音を聞くと、区別をつけるのは難しいと感じるかもしれません。

発音記号では、workは/wɚːk/、walkは/wɔːk/と表記されます。つまり、”work”と”walk”を正しく発音し分けるには、/ɚ/と/ɔ/の発音の違いを理解できるかどうかがポイント。

ここからは、”work”と”walk”を正しく発音するコツについて解説します。

”work”の発音/ɚ/のコツ

まずは、work /wɚːk/の発音のコツを見ていきましょう。
workの/ɚ/の発音記号、辞書によっては/wəːrk/や/wɝk/などと表されますが、発音記号の/ɚ/、/əːr/、/ɝ/の意味するところは同じです。

/ɚ/の発音は”right”など子音/r/の発音と非常によく似ています。/r/は舌を巻いて発音しますが、/ɚ/は舌を巻きません。

/ɚ/の発音は、舌を口の奥へ斜め後ろへ引く、もしくは押し込むのがポイント。その際、奥へ引いた舌の両端が上の両奥歯に当たっていることを確認してください。舌の先端は口内のどこにも触れてはいけません。
また、/ɚ/の発音の際は唇を少しすぼめて発音します。この状態で、「アー」と言う意識で声に出してみましょう。

舌を引いたまま発声するので少しこもったような音になります。

”walk”の発音/ɔ/のコツ

次に、walk /wɔːk/の発音のコツです。

「walkのlの部分の発音はどうなるの?」と思う方がいるかもしれませんが、このlは発音しません。

/ɔ/の発音は、まず、舌先を下の前歯の裏側に固定します。先ほどの/ɚ/の発音とは異なり、/ɔ/の発音では舌に力を入れずリラックスさせるのがポイント。発音の際の口の形は、口周りの筋肉を緊張させ、「アー」と発声するつもりで「オー」と発声します。日本語の「オ」のように口をすぼめすぎないようにしましょう。

「オ」っぽい「ア」、もしくは「ア」っぽい「オ」のような音のイメージですが、日本語よりは音を長く伸ばします。

例文を使って発音を練習

workとwalkの違いは、単語や文章で発音練習をするのがおすすめです。workとwalkそれぞれの音の違いを確認しながら、声に出してみてください。似た発音を持つ単語を組み合わせて練習することで、よりはっきりと音の違いを認識できるはずです。

”work”の発音/ɚ/

work /wɚːk/と同じ/ɚː/の発音を含む単語は以下のようなものがあります。

・bird /bɚːd/
・learn /lɚːn/
・girl /gɚːl/
・worse /wɚːs/
・world /wɚːld/

単語で/ɚ/の発音に慣れてきたら、workの例文を使って発音を練習していきましょう。

・How long have you been working there?
(そこでどのくらい働いているのですか?)

・I saw you working at the new restaurant.
(君が新しいレストランで働いているのを見たよ)

”walk”の発音/ɔ/

walk /wɔːk/と同じ/ɔː/の発音を吹く単語は以下のようなものがあります。

・all /ɔːl/
・call /kɔːl/
・talk /tɔːk/
・chalk /tʃɔːk/
・bought /bɔːt/

単語で発音のコツをつかんだら、walkの例文を使って発音を練習していきましょう。

・I take a walk every morning.
(毎朝の散歩が日課です)

・I saw you working at the Yoga studio when I was walking.
(歩いていたらあなたがヨガスタジオで働いているのを見かけたよ)

二つ目の例文にはworkとwalk両方が含まれています。ぜひ、発音の区別を意識して練習してみてください。

”work”と”walk”の発音はDiscovering Nativeで身につけよう

ここまで、”work”と”walk”の発音の違いについて解説しました。発音の違いについて、なんとなく理解はできたものの、実際の正しい発音を聞いて違いを確かめたいという方もきっと多いはず。

workとwalkの発音をしわけるなら、Webアプリ『Discovering Native』を使って完璧に使い分けられるようにしていきましょう。
Discovering Nativeは、日本語話者のために作られた英語発音学習専用Webアプリです。
Webアプリなのでスマホやタブレットへのインストール不要。インターネットが使える環境があれば、スマホ、タブレット、PCから使用可能です。

ここからは、Discovering Nativeでworkとwalkの発音を習得する方法を解説します。

正しい発音のためのエクササイズ

Discovering Nativeには、発音に必要な口周りの筋肉を鍛えるための13個のエクササイズ動画があります。3DCGを使ったエクササイズ動画は、舌の動きや口の開け方などが一目でわかります。

このエクササイズ動画の中には、workの/ɚ/とwalkの/ɔ/の発音に必要なエクササイズ動画もあるので、動画を観ながら口周りや舌がスムーズに動かせるように練習しましょう。

エクササイズ動画はどれも1分程度の簡単なものばかり。毎日のすきま時間を使って気軽に続けられます。
エクササイズ動画で、普段日本語を話す際に使わない舌の動きや口周りを鍛え、ネイティブのようななめらかな発音を習得しましょう。

音素別の発音レッスンで発音を確認しよう

Discovering Nativeは、音素別に発音練習をすることができます。

Discovering Nativeの機能の一つとして、どこが正しくない発音なのかをAI音声認識技術によって個々の音素単位でフィードバックされるため、細かいところまで苦手な発音や自分のクセを把握することができます。はじめに単語単位で練習し、合格点が取れるようになったら短い文章や少し長めの文章で練習することで、より正確な発音を身に付けることができるようになるのです。

なかなかクリアできないときは、一旦エクササイズや音素レベルでの発音方法に戻って正しい発音を再確認しましょう。1日5分でも良いので、毎日少しずつ練習して正しい発音を習得していきましょう。

まとめ:英語の”work”と”walk”を正しく発音するコツとは?Discovering Nativeで正しい発音を習得しよう!

今回は、英語の”work”と”walk”を正しく発音するコツについて解説しました。
workとwalkは正確にそれぞれを発音するのが難しく、聞き取る際も一瞬戸惑ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、/ɚ/と/ɔ/の発音のコツを理解できれば、workとwalkの言い分けも聞き分けもすぐにできるようになります。

Discovering Nativeでは、workとwalk以外でも日本人が難しいと感じる発音について音素ごとにコツを詳しく解説しています。また、正しい発音に必要なエクササイズ動画もありますので、英語の発音にお悩みの方は、まずは無料トライアルをお試しください!

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