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よく使われる前置詞「at,in,on」の違いと使い方を分かりやすく紹介!

みなさんこんにちは、Discovering soundsです。
今回は、よく使われる前置詞「at,in,on」の違いと使い方について解説していきます。

英語が苦手あるいは嫌いだと感じる方の多くは、前置詞の使い分けで英語が分からなくなったと感じる方も多いのではないでしょうか?

今回は、苦戦されている方も多い前置詞の使い分けについて詳しく見ていきましょう。

各前置詞のニュアンスを理解しよう

前置詞の使い分けに関して、各前置詞のもつ意味や用法をすべて覚えようとする方も多いのではないでしょうか?

しかし、それぞれをひとつずつ覚えようとするには無理があります。ですので、各前置詞のもつ核心的なニュアンスを理解して使い分けていくことが最善です。以下で、各前置詞のニュアンスについて見ていきましょう。

”at”のニュアンスとは?

まずは、”at”について見ていきましょう。“at”の核心とは「指で指すことのできる1点」です。
例えば、次の英文から考えてみましょう。

Look at the tree.(木を見なさい。)「木を見なさい」を意味する英文ですが、”at”が用いられていますね。
見ようとしている木を「指で指す」ことができます。そのため、”at”が用いられています。

もうひとつ英文を見てみましょう。

I will stay at Kyoto for three days next month. (私は来月に3日間京都に滞在するつもりです。)
滞在しようとする京都は、地図上でその位置を指さすことができます。

そのため、”at”が用いられています。このように「地名」などと相性がよいのも”at”のひとつの特徴だといえます。

”on”のニュアンスとは?

続いて、”on”のニュアンスについて見ていきましょう。”on”の核心とは、「接触」です。
例えば、次の英文を考えてみましょう。

There are many apples on the desk. (多くのりんごが机の上にある。)よく中学英語で、”on”を「~の上」を意味するワードだということを学習します。

この英文はまさにそのパターンで、りんごが机の上にあるということを”on”を用いて表しているのです。
さて、もうひとつ考えてみましょう。

I often look up the meaning of English words on the internet. (英単語の意味をしばしばインターネットで調べる。)

先ほどの文では、”on”が「~の上に」という意味で用いられていました。しかしこの文では、それは「~の上」を意味していません。

そう考えると、中学英語で解説される「~の上」という意味は万能ではないことが分かります。しかし、”on”が「接触」という意味であると考えれば両者ともにつじつまが合います。

ひとつ目の英文では、りんごと机が「接触」しています。では、ふたつ目の英文はどうでしょうか。

インターネット上で調べるということは、その人がインターネット回線の上に立って調べることであると英語圏では解釈します。そうすると、その人がインターネット回線と「接触」しているということになりますね。

このように、”on”の核心は「接触」であるということをおさえておきましょう。

”in”のニュアンスとは?

最後に、”in”のニュアンスについて見ていきましょう。
“in”の核心は「空間」・「広がり」です。

例文を早速見ていきましょう。
I played basketball in the gym yesterday. (私は昨日体育館でバスケットボールをした。)

この英文は体育館という「空間」の中で、バスケットボールをしたということを意味しています。
そのほか、次の英文についても考えてみましょう。

I got in trouble yesterday. (昨日面倒なことに巻き込まれた。) “get in trouble” は「トラブルに巻き込まれる」という意味です。

ここで”in”を用いているのは、「私自身が面倒な状況の中にある」ことを表現するためです。これは“in”の核心である「空間」・「広がり」のニュアンスと適合しますね。
ぜひ、“in”の核心である「空間」・「広がり」というニュアンスも覚えておきましょう。

まとめ:よく使われる前置詞「at,in,on」の違いと使い方を分かりやすく紹介!

いかがでしたか?
今回は、よく使われる前置詞「at,in,on」の違いと使い方について解説しました。
・”at”は、「指で指すことのできる1点」の意味で用いられる
・”on”は、「接触」の意味で用いられる
・“in”は、「空間」・「広がり」の意味で用いられる
ということに気を付けながら、それぞれを使い分けるとよいでしょう。それぞれの核心の部分をイメージすることで、それぞれの前置詞はより覚えやすく、そして自然と使えるようになるでしょう。


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