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スラング的にも使う「actually」の意味や使い方とは?

みなさんこんにちは、Discovering soundsです。

「あらためて”actually”の意味をおさらいしたい…」
「”actually”のさまざまな使い方をマスターしたい…」
このような方はいらっしゃいませんか?

日本の英語学習において、”actually”は早い段階で覚えるため、馴染みのある方が多い単語かと思います。この単語はさまざまなシーンで用いられるだけでなく、スラング的に使われることもあります。

今回は”actually”の用法を詳しく説明していきますので、ぜひご覧ください。

基本的な”actually”の用法

早速、基本的な”actually”の用法について見ていきましょう。

現実的に(実際に)

まずご紹介するのは「現実的に(実際に)」です。この場合では事実・現実を強調する目的で用いられます。

(例) “I actually saw the movie last night.”(実際に昨晩その映画を見た。)

意外性の強調

次にご紹介するのは「意外性の強調」です。

話し手が予想していなかった事実や他者にとって意外な事実を述べるときにも使われます。
(例) “He actually passed the exam!”(彼が本当に試験に合格したなんて!)

対立・訂正

続いては、「対立・訂正」です。

前に述べられた意見や情報を訂正したり反論したりする際にも用いられます。
(例) “I thought you were busy today.” “Actually, I’m free.”(「今日は忙しいと思っていたよ。」 「実際には、暇なんだ。」)

文法的な用法

“Actually”は文中の様々な場所に置くことができ、その位置によってニュアンスが微妙に変化します。

文頭での使用

文頭に置かれる場合、文全体に対する強調や訂正を行います。
(例) “Actually, I don’t like chocolate.”(実は、チョコレートが好きではないんだ。)

動詞の前で使用

主として、事実の強調を行います。
(例) “I actually went to the party.”(実際にパーティーに行った。)

文末で使用

よりカジュアルに強調します。
(例) “I went to the party, actually.”(パーティーに行ったんだよ、実は。)

スラング・口語的用法

次に、スラング・口語的用法について見ていきます。
スラングやカジュアルな会話の中で、”actually”はしばしば特定のニュアンスや感情を伝えるために使われます。

驚き・皮肉を表現

驚きや皮肉を込めて使われることがあります。
(例) “You actually believe that?”(本気でそう信じているの?)

会話のつなぎ

会話の流れをスムーズにするためのつなぎ言葉として使われることがあります。これによって、話し手が考えを整理したり、話題を変えたりすることが可能です。

自己矛盾の表現

自己矛盾を認める際にも使われます。

例えば、最初に述べた意見を改めたり、以前の言動と矛盾する新しい情報を提供する場合に使われます。
(例) “I said I didn’t like pizza, but actually, it’s growing on me.”(ピザが好きじゃないと言ったけど、実際はだんだん好きになってきた。)

日本語と似た用法

私たち日本人は、口語的に「マジ」・「実は」・「本当に」などの表現をよく使います。これらは英語では”actually”を用いて表現することができます。

(例1) “Actually, I’ve been there too.”(実は、私もそこに行ったことがある)
(例2) “Actually, I like him.”(本当は彼のことが好きなの)

まとめ:スラング的にも使う”actually”の意味や使い方とは?

いかがでしたか?今回は”actually”の意味や使い方について解説しました。
これの主な用法として、
・事実の強調
・意外性の表現
・訂正
・会話のつなぎ
・驚きや皮肉の表現
などがありました。会話や文章において適切に使いこなすことで、より自然で流暢なコミュニケーションが可能となるでしょう。

英語の発音を習得したいとお考えの方は、Discovering Soundsのレッスンがおすすめです。

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