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英語のストレスアクセントとピッチアクセントとは?
皆さん、こんにちは。Discovering Soundsです!
英語学習者にとって、発音は永遠の課題の一つです。特に、日本語とは異なる英語のアクセントは、多くの学習者を悩ませます。
英語のアクセントには、大きく2種類のタイプがあります。
- ストレスアクセント: 音節の長短でアクセントを表す
- ピッチアクセント: 音の高低でアクセントを表す
日本語はピッチアクセント言語ですが、英語はストレスアクセント言語です。つまり、英語では音節の長短が重要な役割を果たしますが、英語の場合ストレスアクセントだけではなく、ピッチアクセントもあるので両方を使ってイントネーションを作っていきます。
今回の記事では、英語のアクセントについて詳しく解説します。ストレスアクセントとピッチアクセントの違いを理解し、正しい英語の発音を身につけるためのヒントを学びましょう。
目次
ストレスアクセントとは?
ストレスアクセントとは、音節の長短でアクセントを表す方法です。英語はストレスアクセント言語であり、単語の中で特定の音節が長く発音されます。
例えば、「happy」という単語は、最初の音節「hap」が長く発音されます。この長さによって、文の中でこの単語が目立ち、強調されることになります。
このように、ストレスアクセントは英語の発音において非常に重要な役割を果たします。
ピッチアクセントとは?
ピッチアクセントとは、音の高低でアクセントを表す方法です。日本語はピッチアクセント言語であり、単語の高低によって意味が変化します。
例えば、「箸」と「橋」は、同じ音節で構成されていますが、音の高低によって意味が区別されます。
- 箸: はし
- 橋: はし
英語もピッチアクセントがあり、文の中で重要である部分の単語を目立たせるために、ピッチを上げ下げすることで強調させていきます。
例えば、下の例文で太字の箇所のピッチを上げて読むとその部分が強調され、相手に言いたいことが伝わりやすくなります。
- I’m really excited about the trip! (興奮している)
英語はストレスアクセントとピッチアクセントを同時に使う場合もある
英語はストレスアクセント言語ですが、文の中の重要な単語ではピッチが上がったり下がったりするので、イントネーション(抑揚)ではピッチアクセントも使われます。
“I can’t believe you did that!” (驚き)
“can’t” と “believe” と “that” が長く発音され、同時にピッチを高くすることで、その部分が強調されます。
このように、英語はストレスアクセントとピッチアクセントを同時に使う場合もあります。
英語のイントネーションではこの両方が大事
イントネーションとは、抑揚のことです。英語のイントネーションは、ストレスアクセントとピッチアクセントの両方が使われます。
イントネーションによって、文の意味、感情、話し手の意図などが伝わります。
まとめ:英語のアクセントを理解するともっと英語が楽しくなる!
英語のアクセントには、ストレスアクセントとピッチアクセントの2種類があります。英語の発音とイントネーションをマスターするためには、ストレスアクセントとピッチアクセントの両方を理解することが重要です。
この両方を理解することで、英語の発音がもっと楽しくなるでしょう!
英語の発音を習得したいとお考えの方は、Discovering Soundsのレッスンがおすすめです。
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