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英語の文章の副詞の位置
こんにちは。Discovering Soundsです。
英語の文章で「副詞」の位置は、文章の意味やニュアンスを微妙に変える重要な要素です。特に、助動詞(can, will, have, is, must など)が含まれる文では、副詞をどこに置くべきか迷うことが多いです。
「助動詞の前に置くべきか?それとも後ろに置くべきか?」本記事では、副詞の正しい位置のルールをわかりやすく解説し、副詞が文章全体の意味にどのような影響を与えるかを詳しく見ていきます。
目次
基本ルール①:助動詞の後ろに副詞が来るケース
英語では、多くの場合、助動詞(can, will, have, must など)の直後に副詞を置くのが一般的です。これは、副詞が「いつ」「どのように」「どの程度」といった情報を補足する役割を持ち、動詞全体を修飾するためです。助動詞の直後に副詞を置くことで、文章全体がスムーズに聞こえ、意味が明確になります。
例文: 助動詞 + 副詞 + 動詞の形
She has already finished her homework.(彼女はすでに宿題を終えた。)
→ 「already」が「宿題を終えた」という行動のタイミングを具体的に示しています。
He can easily solve the problem.(彼は簡単にその問題を解くことができる。)
→ 「easily」が「解く」という動作のやり方を説明しています。
They will definitely join the meeting.(彼らは確実に会議に参加するだろう。)
→ 「definitely」が「参加する」という行動に対する確信度を示しています。
助動詞の前に副詞を置くのは可能か?
特定の副詞を強調する目的で、助動詞の前に副詞を置くことは文法的には可能です。この場合、通常の語順よりもフォーマルまたは硬い響きを持つ文章になります。また、特に書き言葉や形式的なスピーチで使用されることがありますが、日常会話では、助動詞の直後に副詞を置くのが最も一般的で自然に聞こえる語順です。助動詞の前に副詞を置くと、不自然に硬い響きを持つことがあります。
否定文における副詞の位置
否定文では、「not」や「never」などの否定語の直後に副詞を置くのが一般的です。この場合、否定の意味を含んだ形で動詞を修飾します。
否定文の例文:
She has never been to Paris.(彼女はパリに一度も行ったことがない。)
He will not easily give up.(彼は簡単にはあきらめないだろう。)
They cannot always be trusted.(彼らはいつも信頼できるわけではない。)
疑問文における副詞の位置
疑問文では、副詞は通常、文の末尾に置かれます。
Can you come tomorrow?(明日来られますか?)
Can you speak English fluently?(あなたは英語を流暢に話せますか?)
助動詞が複数ある場合の副詞の位置
複合的な助動詞(たとえば「will have」「can be」など)が使われる場合、最初の助動詞の直後に副詞を置くのが一般的です。
例文:
She will probably have finished by then.(彼女はその時までにはおそらく終わっているだろう。)
He might already be sleeping.(彼はすでに寝ているかもしれない。)
They should certainly have arrived by now.(彼らは今頃には確実に到着しているはずだ。)
助動詞と副詞の位置:なぜ重要なのか?
助動詞と副詞の位置を変えるだけで、文章の意味やニュアンスが大きく変わることがあります。例えば、以下の2つの文を比較してみましょう。
- She has already finished her homework.(彼女はすでに宿題を終えた。)
- She has finished her homework already.(彼女はすでに宿題を終えた。)
どちらの文も「彼女は宿題を終えた」という意味ですが、”already” の位置によって、強調される点が異なります。1つ目の文では、「すでに」というタイミングが強調され、2つ目の文では、「宿題を終えた」という事実が強調されます。
副詞の種類と位置
副詞には、様々な種類があり、それぞれが異なる働きをします。副詞の種類によって、適切な位置が異なります。助動詞がある場合は上に書いた内容が当てはまりますが、それ以外の文章の場合は以下を参考にしてください。
・頻度副詞: always, often, usually など助動詞の直後または文末に置くことが多い。
例: He always comes late.(彼はいつも遅れてくる。)
・程度副詞: very, quite, extremely など修飾する語の直前に置く。
例: The book is very interesting.(その本はとても面白い。)
・場所の副詞: here, there, inside, outside など動詞の直後または文末に置くことが多い。
例: She lives here.(彼女はここに住んでいる。)
・時間の副詞: now, then, yesterday, tomorrow など動詞の直後または文末に置くことが多い。
例: I will see you tomorrow.(明日あなたに会います。)
・様子の副詞: quickly, slowly, carefully など動詞の直後または目的語の直後に置くことが多い。
例: He spoke slowly.(彼はゆっくり話した。)
副詞の位置をマスターして、英語表現をレベルアップ!
英語の文章で副詞をどこに置くかは、文章の意味やニュアンスを大きく左右する重要な要素です。本記事では、副詞の正しい位置を理解し、自然な英語表現を身につけるためのポイントを解説しました。
副詞の位置を整理すると
- 助動詞の直後: 一般的に、助動詞(can, will, haveなど)の直後に副詞を置くのが自然です。
- 否定語の直後: 否定文では、not や never などの否定語の直後に副詞を置くことが多いです。
- 複数の助動詞がある場合: 最初の助動詞の直後に副詞を置く。
副詞の種類と位置
副詞の種類によって、適切な位置が異なります。
- 頻度副詞: always, often, usually など(通常、助動詞の直後または文末)
- 程度副詞: very, quite, extremely など(修飾する語の直前)
- 場所の副詞: here, there, inside, outside など(動詞の直後または文末)
- 時間の副詞: now, then, yesterday, tomorrow など(動詞の直後または文末)
- 様子の副詞: quickly, slowly, carefully など(動詞の直後または目的語の直後)
また他にも副詞の位置を変えることで、文章の意味やニュアンスが微妙に変化したりしますので、置く場所を意識して副詞を使うようにしましょう。
副詞の正しい位置を理解することで、自然で伝わりやすい英語を使えるようになります。日常会話では柔軟に使い分け、フォーマルな文章ではルールに従って正確に副詞を配置しましょう。これからの英語学習で、副詞の位置を意識的に使い分け、より流暢な英語を目指しましょう!
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