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「Me, too」の使い方間違ってない?「Me, too」以外の同意表現を紹介!
みなさんこんにちは、Discovering soundsです。
今回は”Me, too.”の使い方について解説します。
このフレーズ自体は中学で学習するものだと思いますが、「同意」を表明するときにこのフレーズを用いるべきでないこともあります。今回はこのフレーズの本来の使い方およびその他の同意表現をご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
目次
”Me, too.”の使い方
”Me,too.”の意味についてまずは確認しましょう。このフレーズは「私もそうです」という意味です。
例えば、次のような対話を考えてみましょう。
A:I like Kyoto. I have been there many times.(私は京都が好きです。これまでに何度も京都に行ったことがあります。)
B:Me, too. I visit Kyoto in fall every year because red leaves in Kyoto are very beautiful.(私もです。京都の紅葉は大変美しいので、私は毎年京都を訪れています。)
この対話における”Me,too.”は正しい使い方です。そもそもこの場合における”Me,too.”とは”I like Kyoto, too.”を意味しています。
つまり、本来伝えるべき同意の文の主語が”I”のときに、”Me,too.”を用いているということになります。
さて、次の対話ではどうでしょうか。
A:I love you.
B:Me, too.
この場合では“Me,too.”は使えません。
そもそもこの場合において、BさんはAさんに対して”I love you, too.”と伝えたかったのではないでしょうか。もしBさんが返答に“Me, too.”を用いたとすれば、Aさんの発言内に対してそのまま同意したことになります。
つまり、BさんはAさんに対して”I love me, too.”と伝えることになってしまうのです。
ではこのような場合はどうすればよいのでしょうか。ひとつは、変に省略せずにそのまま”I love you, too.”と伝えることです。
もうひとつの方法として、”I love you, too.”の”I love”の部分を省略して”You, too.”と伝えてもよいです。
このように相手に同意する表現としていつも”Me, too.”を用いるのが適切ではないということは認識しておいてください。
”Me, either.”の使い方
“Me, too.”と類似する表現として”Me, either.”があります。大学受験などでも”too”と”either”の使い分けが問われるように、これらふたつの使い分けは非常に厄介です。
“Me, too.”は肯定文に対して同意を表すフレーズであるのに対して、”Me, either.”は否定文に対して同意を表現するフレーズとして用いられます。
具体的な対話を用いて、このフレーズについて詳しく見ていきましょう。
A:I went to Tokyo last weekend. However, when I took a train, it was full. I felt very uncomfortable. I realized that I don’t like taking a crowded train.
(先週の週末に東京に行ったんだ。しかし電車に乗ったら、満員電車だったの。非常に居心地が悪かったわ。それで私は満員電車が嫌いなのだと悟ったわ。)
B:Me, neither. When I take a train every morning, I leave home earlier.
(私もよ。毎朝電車に乗るときは、より早く家を出るようにしているわ。)
Bさんが” Me, neither.”を用いていますが、これはAさんの発言の中の” I don’t like taking a crowded train.”に対しての同意表現です。
つまり、Bさんは否定文の内容に対して同意をしていることになります。ですので、”Me, neither.”を用いているわけです。この使い分けは間違えやすいので、注意しましょう。
その他の同意表現をご紹介
“Me, too.”および”Me, neither.”について見てきましたが、その他の同意表現をご紹介します。
“I agree.”
まずご紹介するのは、”I agree.”です。相手の発言内容に対して同意したいときによく用いられるフレーズです。
このフレーズはビジネスの現場で用いられることが多く、カジュアルな場面でも利用しやすい利便性の高いものだといえるでしょう。「~に賛成する」と言いたいときは、”I agree with~.”という形で用いるとよいでしょう。
”I’m with you.”
次にご紹介するのは、”I’m with you.”です。
この表現を直訳すると「私はあなたとともにいます」となりますが、そこから転じて「同意」を表す表現として用いられるようになりました。
なお「~に対して賛成である」ということを表現するには、” I’m with you on ~.”というように末尾に”on”をつけるとよいでしょう。
まとめ:「Me, too」の使い方間違ってない?「Me, too」以外の同意表現を紹介!
いかがでしたか。
今回は”Me, too.”の使い方について解説しました。
・相手の発言内容をそのまま自分が同意するときに、”Me, too.”を用いるとよい
・相手の発言内容が否定文であるときは、”Me, too.”ではなく”Me, neither.”を用いる
以上の点がポイントであり、上記で説明したことは非常に間違えやすいため、使い方に注意して、英会話に役立てて頂ければと思います。
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