英語お役立ち情報English Pronunciation Column
「でしょ?」「だよね?」は英語で何て表現する?
みなさんこんにちは、Discovering soundsです。
今回は「でしょ?」「だよね?」といった念押しに関する表現について解説していきます。日本語では何気なく使っている表現ですが、英語だとどのように表現するのでしょうか。
ぜひその表現方法を覚えて、普段の会話に役立ててください。
目次
「念押し」には「付加疑問文」を用いる
英語では「念押し」する際には「付加疑問文」を用います。この付加疑問文の作り方についてはいくつかのパターンがあります。
それぞれのパターンについて以下では見ていきます。
もともとが「肯定文」の場合
例えば、「あなたは中学生ですよね?」を英語に直すことを考えます。そもそも「あなたは中学生である」を英語に直せば、”You are a junior high school student.”となります。
しかし、もちろんこれだけでは「〜ですよね」というニュアンスは訳出できていません。
では、どうすればよいのでしょうか。
このようなときには、もとの肯定文のあとに「否定疑問文」の一部を付け足します。いまの例で説明すると、”You are a junior high school student.”の否定文は、言わずもがな”You aren’t a junior high school student.”です。
これを疑問文にすると、”aren’t”が文頭に出るため、”Aren’t you a a junior high school student?”となります。
付加疑問文ではこれの冒頭にある”Aren’t you”をもとの肯定文にくっつけて、”You are a junior high school student, aren’t you?”と表現します。
なお元の文の動詞が一般動詞であった場合でも同様です。
例えば、「あなたは野球をしますよね?」を英語に訳せば、”You play baseball, don’t you?”となります。
もともとが「否定文」の場合
次に、例えば「あなたは高校生ではありませんよね?」を英訳することを考えます。
さきほどと同様に、もととなる英文をつくります。
つまり「あなたは高校生ではありません」を英訳すると、”You are not a senior high school student.”なりますね。
次に、この文を一旦肯定文に直し、それを疑問文に変換します。そうすると、”Are you a senior high school student?”を得ます。
ここで得られた冒頭の”Are you”をもとの英文の最後に付け加え、”You are not a senior high school student, are you?”となります。
もともとが「命令文」の場合
続いて、例えば「窓を閉めておいてね」という文について見てみます。
このケースでは最後に”will you”または、より丁寧な言い回しにしたい場合は”would you”を付け加えます。
したがって、「窓を閉めておいてね」は”Close the window, will you?”となります。
これは否定疑問文でもまったく同じです。例えば、「騒がないでね」を英訳すれば、”Don’t be noisy,will you?”となります。
まとめ:「でしょ?」「だよね?」は英語で何て表現する?
いかがでしたか。
今回は「でしょ?」「だよね?」といった念押しに関する表現について解説しました。
・もとが「肯定文」の付加疑問文を作るときは、「否定疑問文」の冒頭2語を追加する
・もとが「否定文」の付加疑問文を作るときは、肯定文の「疑問文」の冒頭2語を追加する
・もとが「命令文」の付加疑問文を作るときは、”will you”を追加する
ことがポイントでした。少しややこしいですが、これらを整理してしっかりと覚えるようにしましょう。本題では触れませんでしたが、right?やI know, right? Am I right? フレーズにつなげやすいものもありますので、チェックしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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