お知らせNews
スペルは同じだけど発音が違う単語
こんにちは！Discovering Soundsです。
英語の勉強をしている時、同じスペルでも品詞によって発音が異なる単語に気づいたことはありませんか？同じスペルでも、動詞として使われる場合と名詞として使われる場合で、アクセントの位置や発音が変わることがあります。
本記事では、スペルは同じでも品詞によって発音が異なる単語を集め、具体的な例とともに解説します。これを理解することで、英語の発音力と語彙力を向上させることができるようになるでしょう。
目次
発音が異なる単語の基本的な仕組み
英語には、同じスペルでありながら品詞によって発音が異なる単語が数多く存在します。これらの単語は、品詞によってアクセントの位置や発音が変わるため、正確に理解することが重要です。このセクションでは、発音が異なる単語の基本的な仕組みを解説します。
アクセントの位置
発音が異なる単語の多くは、アクセントの位置が品詞によって変わります。名詞や形容詞として使われる場合、通常は最初の音節にアクセントが置かれます。一方、動詞として使われる場合は、後ろの音節にアクセントが置かれることが多いです。
例：大文字はアクセントの位置
-
- REcord /ˈrɛkɚd/（名詞: 記録）
- reCORD /rɪˈkoɚd/（動詞: 記録する）
このような発音の変化には一定の規則性がありますが、例外も存在します。すべての単語がこのルールに従うわけではないですが、この規則性を知っているだけで発音エラーを減らすことができます。
動詞と名詞で発音が変わる単語の例
特に、動詞として使われる場合と名詞として使われる場合で発音が変わる単語は数多くあります。
ここでは、動詞と名詞で発音が変わる具体的な単語を紹介します。
record
○ 名詞: /ˈrɛkɚd/（記録）
○ 動詞:/rɪˈkoɚd/（記録する）
present
○ 名詞: /ˈprɛzn̩t/ （プレゼント、現在）
○ 動詞: /prɪˈzɛnt/（提示する）
conduct
○ 名詞: /ˈkɑːnˌdʌkt/（行動）
○ 動詞:/kənˈdʌkt/（行う）
produce
○ 名詞: /ˈproʊˌduːs/（農産物）
○ 動詞: /prəˈduːs/（生産する）
object
○ 名詞:/ˈɑːbʤɪkt/（物体）
○ 動詞: /əbˈʤɛkt/（反対する）
project
○ 名詞: /ˈprɑːˌʤɛkt/（プロジェクト）
○ 動詞:/prəˈʤɛkt/（投影する）
refuse
○ 名詞: /ˈrɛˌfjuːs/（くず、ゴミ）
○ 動詞:/rɪˈfjuːz/（拒否する）
increase
○ 名詞: /ˈɪnˌkriːs/（増加）
○ 動詞:/ɪnˈkriːs/（増加する）
decrease
○ 名詞: /ˈdiːˌkriːs/（減少）
○ 動詞: /dɪˈkriːs/（減少する）
permit
○ 名詞: /ˈpɚˌmɪt/（許可証）
○ 動詞: /pɚˈmɪt/（許可する）
insult
○ 名詞: /ˈɪnˌsʌlt/（侮辱）
○ 動詞: /ɪnˈsʌlt/（侮辱する）
export
○ 名詞: /ˈɛkˌspoɚt/（輸出品）
○ 動詞: /ɛkˈspoɚt/（輸出する）
import
○ 名詞: /ˈɪmˌpoɚt/（輸入品）
○ 動詞: /ɪmˈpoɚt/（輸入する）
contest
○ 名詞: /ˈkɑːnˌtɛst/（競技会）
○ 動詞: /kənˈtɛst/（競う）
convict
○ 名詞: /ˈkɑːnˌvɪkt/（受刑者）
○ 動詞: /kənˈvɪkt/（有罪を宣告する）
content
○ 名詞: /ˈkɑːnˌtɛnt/（内容）
○ 動詞: /kənˈtɛnt/（満足させる）
attribute
○ 名詞: /ˈætrəˌbjuːt/（属性）
○ 動詞: /əˈtrɪˌbjuːt/（帰する）
rebel
○ 名詞: /ˈrɛbəl/（反逆者）
○ 動詞: /rɪˈbɛl/（反逆する）
contract
○ 名詞: /ˈkɑːnˌtrækt/（契約）
○ 動詞: /kənˈtrækt/（契約する）
progress
○ 名詞: /ˈprɑːgrəs/（進歩）
○ 動詞: /prəˈgrɛs/（進行する）
suspect
○ 名詞: /ˈsʌˌspɛkt/（容疑者）
○ 動詞: /səˈspɛkt/（疑う）
reject
○ 名詞: /ˈriːˌʤɛkt/（不合格品）
○ 動詞: /rɪˈʤɛkt/（拒絶する）
transfer
○ 名詞: /ˈtrænsˌfɚ/（転送）
○ 動詞: /trænsˈfɚ/（転送する）
protest
○ 名詞: /ˈproʊˌtɛst/（抗議）
○ 動詞: /prəˈtɛst/（抗議する）
これらの単語では、名詞と動詞によってアクセントの位置が変わり、発音も異なります。この違いを理解することで、より自然な英語の発音を習得し、コミュニケーションがスムーズになります。次のセクションでは、形容詞と動詞で発音が変わる単語の例を見ていきましょう。
形容詞と動詞、形容詞と名詞で発音が変わる単語の例
形容詞として使われる場合と、動詞または名詞として使われる場合で発音が異なる単語が存在します。
ここでは、形容詞と動詞、形容詞と名詞で発音が変わる具体的な単語を紹介します。
close
○ 形容詞: /ˈkloʊs/（近い）
○ 動詞: /ˈkloʊz/（閉じる）
live
○ 形容詞: /ˈlaɪv/（生きている）
○ 動詞: /ˈlɪv/（住む）
use
○ 形容詞: /ˈjuːs/（使われる）
○ 動詞: /ˈjuːz/（使う）
perfect
○ 形容詞: /ˈpɚfɪkt/（完璧な）
○ 動詞: /pɚˈfɛkt/（完璧にする）
absent
○ 形容詞: /ˈæbsənt/（不在の）
○ 動詞:/æbˈsɛnt/（欠席する）
frequent
○ 形容詞: /ˈfriːkwənt/（頻繁な）
○ 動詞: /friˈkwɛnt/（頻繁に訪れる）
alternate
＊-ateで終わる単語の形容詞/名詞は /ət/ と発音され、動詞は /eɪt/ と発音されます。
○ 形容詞: /ˈɑːltɚnət/（交互の）
○ 動詞: /ˈɑːltɚˌneɪt/（交互にする）
appropriate
○ 形容詞: /əˈproʊprijət/（適切な）
○ 動詞: /əˈproʊpriˌeɪt/（割り当てる）
separate
○ 形容詞: /ˈsɛpərət/（別々の）
○ 動詞: /ˈsɛpəˌreɪt/（分ける）
deliberate
○ 形容詞: /dɪˈlɪbərət/（故意の）
○ 動詞: /dɪˈlɪbəˌreɪt/（熟考する）
moderate
○ 形容詞: /ˈmɑːdərət/（適度な）
○ 動詞: /ˈmɑːdəˌreɪt/（和らげる）
graduate
○ 形容詞: /ˈgræʤəwət/（卒業した）名詞：（卒業生、大学院生）
○ 動詞:/ˈgræʤəˌweɪt/（卒業する）
estimate
○ 名詞: /ˈɛstəmət/（見積もりの）
○ 動詞: /ˈɛstəˌmeɪt/（見積もる）
形容詞と名詞で発音が変わる単語の例
minute
○ 形容詞: /maɪˈnuːt/（微小な）
○ 名詞: /ˈmɪnət/（分）
invalid
○ 形容詞: /ɪnˈvæləd/（無効な）
○ 名詞: /ˈɪnvələd/（病弱者）
compact
○ 形容詞: /kəmˈpækt/（小型の）
○ 名詞: /ˈkɑːmˌpækt/（小型ケース）
content
○ 形容詞:/kənˈtɛnt/（満足している）
○ 名詞: /ˈkɑːnˌtɛnt/（内容）
abstract
○ 形容詞: /æbˈstrækt/ （抽象的な）
○ 名詞: /ˈæbˌstrækt/（要約、抽象）
これらの単語では、形容詞として使われる場合と名詞として使われる場合で発音が異なったり、アクセントの位置が違ったりします。
まとめ：同じスペルでも発音が異なる単語を理解して英語力を向上させよう
本記事では、同じスペルでも品詞によって発音が異なる単語を集め、具体例とともに解説しました。これらの単語は、名詞として使われる場合と動詞や形容詞として使われる場合で、アクセントの位置や発音が変わるため、英語の発音力を高める上で理解が必要です。
名詞や形容詞では最初の音節にアクセントが置かれることが多い一方、動詞として使われる場合は後ろの音節にアクセントが置かれることがよくあります。このような違いを理解することで、英語を話す際の発音エラーを減らし、より自然で正確な発音を身につけることができます。
また、発音の違いを意識することで、リスニング力の向上にもつながり、コミュニケーションの質を向上させることができます。品詞による発音の違いをしっかりと理解し、実際の会話や読み書きに活かしていくことが重要です。
英語の発音を習得したいとお考えの方は、Discovering Soundsのレッスンがおすすめです。少しでも興味のある方は、お気軽に体験レッスンにお申し込みください。
関連記事はこちら
