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カタカナの影響で、発音を間違えやすい英単語は?

皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。

本記事では、カタカナ英語の影響で、発音を間違えやすい英単語についてご紹介します。

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カタカナの影響を受けやすいってどういうこと?

英単語が、日本語のカタカナになって使われているものってたくさんありますよね。その中には、海外に行って、日本語のカタカナの通りに発音してしまうと、まったく通じないものが存在します。またカタカナ発音の影響を受けて、間違った音で英単語を発音してしまっているものが多く見受けられます。

カタカナ英語の影響で、発音を間違えやすい英単語の一覧

以下がその例です。

1.「コーラ」:海外旅行に行かれたときに、飛行機の機内で「コーラ」といっても通じませんよね? coke /koʊk/ が正解になります。

2.「ビール」:これも「コーラ」と一緒で、「ビール」と言っても海外では通じません。beer /bɪər/が正解になります。

3.「ビジネス」:カタカナでビジネスと「ジ」になっているため、英語の businessの “si” の部分を、/zi/と発音される方が多いです。辞書で発音記号を確認してみると、business /ˈbɪznəs/ となっていて、zの後ろに母音がついていないのがわかります。カタカナ読みにしてしまうと、母音がくっついてしまうので注意が必要な単語になります。

4.「グローブ」:手袋のことを、カタカナで「グローブ」と発音するため、英語の glove を、グローブ、もしくはグロゥブと発音する人が多いです。正確には、glove /ɡlʌv/ 短母音のアになりますので、オやオゥにしてはいけません。

5.「カフェ」:カタカナでカフェというため、英語のcafeの発音を、「カフェ」にしてしまう人が多いですが、cafe /kəˈfeɪ/ となり、後ろが「エイ」の2重母音が正解になります。

6.「ブッフェ」:バイキング料理を「ブッフェ」、最近は「バッフェ」という人もいます。これも、buffet /bəˈfeɪ/ となり、後ろが「エイ」の2重母音が正解になります。

7.「コーヒー」:これも「コーラ」と一緒で、「コーヒー」と言っても海外では通じません。coffee /ˈkɑːfi/ となり、ka「カ」が正解になります。

8.「マテリアル」:材料や素材のことをカタカナで「マテリアル」といいますが、この影響で英語の material も、「マテリアル」とそのまま読んでしまう人がとても多いです。material /məˈtɪriəl/ 発音記号はこうなっており、teの部分が//となっていますので、注意が必要です。

9.「アイロン」:アイロンがけをするときのアイロンですが、これは「アイロン」ではまったく通じません。iron /ˈaɪərn/ という発音が正解で、カタカナで書くとすれば、「アイアーン」と、太字の「アー」部分が、母音のRになりますので、カタカナとはまったく違う発音になります。

10.「アレルギー」:ついついアレルギーと英語でも発音してしまいがちですが、allergy /ˈælərdʒi / という発音になり、アレルギーではまったく通じません。

11.「ビニール」:ビニールの英語は vinyl /ˈvaɪnəl/ という発音になり、カタカナで書くとすれば、「バイナル」となり、カタカナとはまったく違う発音になります。

12.「カオス」:ギリシャ語由来の英単語 chaosは、発音記号が /ˈkeɪɑːs/ となり、カオスではなく、カタカナで書くとすれば、「ケイアース」となり、カタカナとはまったく違う発音になります。

13.:「ワクチン」:新型コロナウイルスのワクチン接種を、皆さん受けていると思いますが、ワクチンは英語では、vaccine /vækˈsiːn/ という発音になり、カタカナとはまったく違う発音になります。

14.「ランドリー」:ホテルに泊まって、ランドリーサービスをご利用になった方もいるかと思います。このランドリーも英語では、laundry /ˈlɔːndri/ となり、カタカナで書くとすれば、「ローンドリー」となり、カタカナとはまったく違う発音になります。

15.「ドライブ」:ドライブを英語に起こしてみると doraivu となり、do, vuにoとuの母音がくっついてきてしまいます。英語のドライブは、drive /draɪv/ となり、dの後ろにも、vの後ろにも、母音が入っていないことがわかります。この、母音を入れずに子音の音だけ出す発音が以外と難しく、意識しないとカタカナ読みになってしまいます。こういう発音は、2重子音の発音ではとても頻繁に起こります。

16.「イリュージョン」:カタカナ読みが「リュ」になっているため、illusion /ɪˈluːʒən/ の/luː/ の発音が、/ljuː/ になる人が多いです。発音記号を見ていると間違えないミスとなりますので、辞書で発音記号を見るようにしましょう。

17.「レジュメ」:英語圏の履歴書の代わりになる書類をレジュメと言います。このレジュメというカタカナの発音のため、英語でもレジュメという人が多いです。実際はresume /ˌrezʊˈmeɪ/ という発音になり、ジュではなく/zʊ/=「ズ」になり、最後はメではなく、「エイ」の2重母音が正解になります。

 

カタカナ英語の影響で、発音を間違えやすい英単語の一部をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

カタカナで思い込んで発音するよりも、辞書で発音記号を必ず確認するようにすると、このような間違いが防ぐことができ、よりナチュラルな英語を話すことができるようになりますね。

 

今回の記事では「カタカナの影響で、発音を間違いやすい英単語は?」をご紹介しました!

正しい発音を覚えて、リスニング・スピーキング力をアップしましょう!


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