お知らせNews

同じ英語でもこんなに違う!アメリカ英語とイギリス英語の違いって?

皆さん、こんにちは。

Discovering Soundsです!

本記事では、アメリカ英語とイギリス英語の違いをご紹介します。

 

DSCOVERING NATIVE

3DCGとAIの技術を用いた体験型英語発音矯正アプリ、DISCOVERING NATIVE! ブラウザ上で動くので、パソコンやスマホなどお手もちのデバイスでサクサク学習できます。 最新の技術を詰め込んだ英語発音矯正アプリが、今なら1ヵ月無料のトライアル可能! 20秒ですぐに始められて、クレジットカード登録も不要です。 体験型英語発音矯正アプリDISCOVERING NATIVEはコチラ

 

アメリカ英語とは、アメリカで使われている英語の発音、スペル、ボキャブラリー、文法、表現のことを指します。そして、イギリス英語とは同じく、イギリスで使われている英語の発音、スペル、ボキャブラリー、文法、表現のことを指します。

私たち日本人が学校で習い、目にする英語はアメリカ英語です。また、書店で売られている洋書の多くもアメリカ英語で書かれています。そのため、日本人はイギリス英語にあまり馴染みがなく、アメリカ英語とイギリス英語の違いを認識することはあまりないかもしれません。

しかし、アメリカ英語とイギリス英語では、大きく5つの違いがあります。

 

アメリカ英語とイギリス英語の5つの違い

1. 綴り(スペル)の違い

アメリカ英語とイギリス英語では、同じ単語でも綴り(スペル)の違う単語がいくつかあります。

 

語尾の[-er](米)が [-re](英)になる パターン

日本語

アメリカ英語

イギリス英語

中央、センター

center

centre

映画館、劇場

theater

theatre

リットル

liter

litre

メートル

meter

metre

 

語尾の[-or](米)が [-our](英)になるバターン

日本語

アメリカ英語

イギリス英語

color

colour

flavor

flavour

光栄・名誉

honor

honour

harbor

harbour

 

語尾の[-ze](米)が、[-se](英)になるバターン

日本語

アメリカ英語

イギリス英語

組織する

organize

organise

謝る

apologize

apologise

~だと分かる

realize

realise

記憶する

memorize

memorise

これ以外にも細かい単語の違いはたくさんあります。

 

2. 発音の違い

rの発音

アメリカ英語では[r]を舌を後ろに巻いたり引いたりして強調しながら発音しますが、イギリス英語では、[r]は弱く発音するか、語尾に来る場合は発音しません。

 

tの発音

イギリス英語では[t]ははっきり発音するのに対し、アメリカ英語では[t] の音が、[d]っぽい音に変化して聞こえるようになります。これをflap-tの法則と呼びます。

flap-tに適用される条件をまとめました。

 

flap-t の条件

1、[t] が母音に挟まれるとき(母音+[t] +母音)

例)water, better, city

 

2、発音記号が/tl/で終わるとき 

例)little, bottle, settle

*辞書では/ˈlɪtl/と表記されていますが、実際はシュワが省略されています。/ˈlɪtəl/

 

3、発音記号が/nt/+母音の時

例)twenty, wanted, ninety

 

4、母音+[t] +母音の熟語

例)shut it, light off, not at all

上記のような単語でも例外があります。hotel やguitarのように[t]の後ろにアクセントが来る場合は、アメリカ英語でもはっきり発音しなければなりません。

 

3. 単語の違い

アメリカ英語とイギリス英語の違いで、一番混乱するのはこの「単語の意味の違い」ではないでしょうか。有名なところでは、「歩道」をアメリカ英語では、”sidewalk”と言い、イギリス英語では “pavement”と言います。

ちなみに、アメリカでイギリス英語の単語を使っても、大抵の人は理解してくれますので、迷ったらとりあえず思いついた方を言ってみるといいかもしれません。

 

いくつかの代表的な例を載せておきますので、是非参考にしてみて下さい。

日本語

アメリカ英語

イギリス英語

歩道

sidewalk

pavement

サッカー

soccer

foot ball

ズボン

pants/ slacks

trousers

セーター

sweater

jumper

スニーカー

sneaker

trainers

フライドポテト

French flies

chips

ポテトチップ

potato chips

crisps

市街地

downtown

city

紙幣

bill

note

エレベーター

elevator

lift

ごみ

garbage

rubbish

薬局

drugstore

pharmacy

トイレ

restroom

toilet

休暇

vacation

holiday

消しゴム

eraser

rubber

ガソリン

gas

petrol

なす

eggplant

aubergine /ˈoʊbəʒiːn/

 

4. 文法の違い

時制の使い方や単語の選び方にも違いがありますので、いくつかご紹介します。

 

過去形と完了形の違い

(米)I lost my glasses.

(英)I have lost my glasses.

どちらの例文も日本語では「眼鏡を失くした」となりますが、上の文は単に眼鏡を失くした事実だけを示しています。それに対し下の文は、「眼鏡を失くして、今も見つかっていない」状態を示唆しています。

もし、上の文で失くした後に見つけたのであれば、

I lost my glasses, but I found them. と一言付け加える必要があります。

アメリカ英語では現在完了形を使わないか、というとそんなことはありません。アメリカ英語は現在完了形より過去形が好んで使われるのに対して、イギリス英語は逆に現在完了形が好んで使われる傾向にあります。

 

規則、不規則変化動詞の違い(過去形と過去分詞形)

過去形と過去分詞形を表すとき、[-ed] を付けて規則変化する動詞と、[begin | began | begun]のように不規則に変化する動詞があります。

イギリス英語では、アメリカ英語では規則的に変化する動詞も不規則に変化するものがあります。

 

アメリカ英語

イギリス英語

burn | burned | burned

burn | burnt | burnt

learn | learned | learned 

learn | learnt | learnt 

smell | smelled | smelled 

smell | smelt | smelt

 

時間の表現の違い

時間を表現するときも、アメリカ英語とイギリス英語では違います。イギリス英語では、15分を1時間の4分の1、30分を1時間の2分の1とみなした表現を使います。また、日本語の「~時~分」という表現をイギリス英語では「ぴったりの時間から~分過ぎている」と表現し、日本語の「~分前」という表現を、「次のぴったりの時間まであと~分」という表現を使います。

 

日本語

アメリカ英語

イギリス英語

3時15分

Three fifteen

Quarter past three

4時30分

Four thirty

Half past four

6時45分

Six fourty-five

Quarter to six 

10時10分

Ten ten

Ten past ten

10時10分前(9時50分)

Nine fifty

Ten to ten

 

5. 話される国の違い

アメリカ英語またはイギリス英語が公用語として使われている国を分類しました。

 

アメリカ英語

アメリカ

カナダ

プエルトリコ

リベリア

フィリピン

メキシコ

日本

中国

韓国

南米諸国

 

イギリス英語

イギリス

アイルランド

オーストラリア

ニュージーランド

インド

シンガポール

マレーシア

香港

南アフリカ

西アフリカ

マルタ

ロシア

アフリカ諸国

南アフリカ共和国

エジプト

イラン

イラク

パキスタン

バングラデシュ

マレーシア

タイ

世界ではイギリス英語の方が多く使用されているようですが、国や地域によって違いはあります。例えば、カナダは発音はアメリカ英語ですが、書くときはイギリス英語になります。

また、オーストラリアやニュージーランドはイギリス英語圏の国ですが、アメリカ英語の単語の使い方や文法などが混在していることも多いです。

 

まとめ:同じ英語でもこんなに違う!アメリカ英語とイギリス英語の違いって?

今回は、アメリカ英語とイギリス英語の違いについてまとめてみました。日本ではアメリカ英語の方が馴染みがありますが、同じ英語でも全く意味や発音が違うイギリス英語も興味深いですね。

 

Disocovering sounds では、アメリカ英語の発音もイギリス英語の発音も基礎からしっかり学ぶことができます。ぜひ一度体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?


関連記事はこちら

外資系企業で求められる英語スキルとは?

学ぶならアメリカ英語とイギリス英語のどちらを選ぶべき?

母音で終われない英単語の母音ってどれ?

イギリス英語とアメリカ英語の発音記号の違い

アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いについて

お気軽にお申し込みください!

60分体験レッスンのお申し込み