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よく聞く英語のヤミーってどういう意味?「美味しい」の英語表現も覚えておこう
皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。
「ヤミー」は英語で「美味しい」という意味を持つ形容詞です。日本語では一言で表現できる「美味しい」というフレーズ。実は、英語には「美味しい」を表現する言葉がたくさんあるんです。
今回は、ヤミーの意味や、ヤミー以外の「美味しい」を表現するフレーズをご紹介します!
目次
英語のヤミーには3つの意味がある
美味しいを表すyummy /ˈjʌmi/ は、日本語で子どもが使う「おいちい」といった表現に近く、英語圏でもフォーマルな場面では使いません。
どちらかというと子どもが使うかなりくだけた表現のyummy、一体どのような場面で使われるのでしょうか。
ここからは、yummyが持つ3つの意味について解説します。
「美味しい」を表すヤミー
yummyは、基本的に食べ物や飲み物が「美味しい」と感じたときに使用する表現です。
特に、小さな子どもや若者が使うカジュアルな表現で、家族や親しい友人同士での日常会話でよく耳にします。
・Mom, this pizza is so yummy!
/mɑːm ðɪs ˈpiːtsə əz soʊ ˈjʌmi/
(ママ〜このピザすっごく美味しいよ!)
・I had a yummy ice cream yesterday.
/aɪ həd ə ˈjʌmi aɪs ˈkriːm ˈjestərˌdeɪ/
(昨日美味しいアイスクリームを食べたよ)
また、大人が使う場合は、yum /jʌm/と省略して表現することも。
日本語の「うまい!」「うま!」などの表現と似ています。
・Yum! This is the best cheesecake I’ve ever had!
/jʌm/ /ðɪs əz ðə best ˈtʃiːzkeɪk aɪv ˈevər hæd/
(うま!このチーズケーキ人生で一番うまい!)
・That was really yum!
/ðæt wəz ˈrɪəli jʌm/
(あれめちゃくちゃうまかった!)
「喜び」や「楽しみ」を表すヤミー
yummyは「美味しい」以外にも、喜びや楽しみを表す際にも使われることがあります。
何かがとてつもなく魅力的で、楽しみにしている様子を示す際にyummyが用いられます。食べ物や飲み物以外にも使えるので覚えておいてくださいね。
・Going on vacation after all of the work sounds yummy!
/ˈɡoʊɪŋ ɑːn ə veɪˈkeɪʃən ˈæftər ɔːl əv wərk saʊndz ˈjʌmi/
(働いたあとに休暇を取るのはすっごく嬉しい!)
・I can’t wait for the football game tonight. It’s going to be yummy!
/aɪ kænt weɪt fər ðə ˈfʊtˌbɔːl ɡeɪm təˈnaɪt/ /ɪts ˈɡoʊɪŋ tə bi ˈjʌmi/
(今夜のアメフトの試合が待ちきれないよ!すごく楽しみだ!)
「幸せ」を表すヤミー
yummyは幸せを表現する際にも用いられます。
何かが心地よく感じられた瞬間や喜びを感じられる経験をしたときに、yummyを使って表現します。食べ物や飲み物以外にも使えますが、かなりカジュアルな表現なので、使う相手は家族や親しい友人だけにしましょう。
・Having a day off to just relax and do nothing is absolutely yummy.
/ˈhævɪŋ ə deɪ ɑːf tə ʤəst rɪˈlæks ənd dʊ ˈnʌθɪŋ əz ˌæbsəˈluːtli ˈjʌmi/
(リラックスして何もしない休日は最高に幸せだよ)
・The feeling of taking a warm bathtub after a long day is just super yummy.
/ðə ˈfiːlɪŋ əv ˈteɪkɪŋ ə wɔːrm ˈbæθtəb ˈæftər ə lɑːŋ deɪ əz ʤəst ˈsuːpər ˈjʌmi/
(1日が終わって温かいお風呂につかるのは超心地良いよ)
ヤミーについて知っておくべきポイント
主に「美味しい」を表すyummyですが、使用する際には注意が必要です。
ここからは、yummyが持つ意味について知っておくべきポイントと、デリシャスとの違いについて解説します。
ヤミーのスラング表現に注意
yummyはスラング表現として「美味しい」と別の意味で使われることがあります。
食事が「美味しい」という表現のほかにも、「性的な魅力がある」「セクシーだ」など、食べちゃいたいくらい魅力的といった意味合いが。勘違いを招くような失言をしないよう注意が必要です!
「ヤミー」と「デリシャス」の違い
yummyとdelicious /dɪˈlɪʃəs/ は、どちらも「美味しい」を表現する単語ですが、使われるシーンやニュアンスが異なります。
これまでお伝えした通り、yummyには以下のような意味合いがあります。
・子どもや若者が使うカジュアルな表現
・「美味しい」以外にも、喜びや楽しみ、幸せなどの感情を表す
しかしdeliciousには、
・フォーマルな場やビジネスシーンでも使われ「美味しい」を表す一般的な表現
・「美味しい」に特化した表現で、他の感情や状況を表すことはほとんどない
・年齢や性別、国籍を問わず幅広い人々に理解される言葉
などyummyとは異なる意味合いがあります。
状況や相手との関係性に注意し、シーンに合った適切な表現の使い分けができるようになると良いですね。
美味しいを表す英語表現
「美味しい」を表す際に、複雑な言葉を使うことは基本的にありません。
goodやdeliciousなど、なじみがあり覚えやすい表現がほとんど。「美味しい」の表現をいくつか覚えておけば、会話の幅も広がりコミュニケーションがもっと楽しくなるはずです。
ここからは「美味しい」の意味を持つさまざまな表現と、「美味しくない」ときに使う表現も一緒に見ていきましょう!
シンプルな表現「good」
good /ɡʊd/ は気軽に「美味しい」を表現できる単語です。
シチュエーションや特定の食べ物を問わずに使えるので覚えておくと便利な表現。感情やジェスチャーを加えると、より美味しさを表現できます。
・I went to the new Japanese restaurant that opened last month and the meals were so good.
/aɪ went tə ðə nuː ˌʤæpəˈniːz ˈrestəˌrɑːnt ðət ˈoʊpənd læst mʌnθ ənd ðə miːlz wər soʊ ɡʊd/
(先月オープンした日本食レストランに行ったんだけど、食事がどれも美味しかったよ)
・This pumpkin soup tastes so good.
/ðɪs ˈpʌmpkɪn suːp teɪsts soʊ ɡʊd/
(このパンプキンスープすごく美味しい)
フォーマルな表現「delicious」
「美味しい」といえば、delicious /dɪlíʃəs/がすぐに浮かんでくるのではないでしょうか。
deliciousは「とても美味しい」という意味で、フォーマルな場で美味しさを上品に表現したいときにはdeliciousを使うのが自然でおすすめです。
・The restaurant is so popular and all the food is so delicious that it’s hard to get a reservation.
/ðə ˈrestəˌrɑːnt əz soʊ ˈpɑːpjələr ənd ɔːl ðə fuːd əz soʊ dɪˈlɪʃəs ðət ɪts hɑːrd tə ɡet ə ˌrezərˈveɪʃən/
(あのレストランはどれも美味しくて人気店だから、なかなか予約が取れないんだ)
さまざまなシーンで使える「tasty」
tasty /téɪsti/ は、カジュアルでもフォーマルでも気軽に「美味しい」を表現できる単語です。
tastyの「美味しい」には「味わい深い」「風味がある」といったニュアンスが含まれるため、シンプルな味わいのものに対しては使いません。
出汁がきいたスープ、複雑な味わいのソースなどに対して美味しさを表現したいときには、tastyの表現がぴったりです。
・This soup has a nice broth. It’s tasty!
/ðɪs suːp həz ə naɪs brɑːθ/ /ɪts ˈteɪsti/
(このスープ出汁がきいているね。美味しい!)
美味しさを表すそのほかの表現
直接「美味しい」という意味を持たない単語でも「I love it」や「the best」などのフレーズで美味しいを表現できます。
ここからは、「I love it」と「the best」を使った「美味しい」の表現を例文で紹介します。
・Did you bake these brownies? I love it!
/dɪd jə beɪk ðiz ˈbraʊniz/ /aɪ lʌv ɪt/
(このブラウニーあなたが焼いたの?すっごく美味しい!)
・Mom, what did you do with this soup? This is the best!
/mɑːm wʌt dɪd jʊ duː wɪð ðɪs suːp/ /ðɪs ɪz ðə best/
(ママ、このスープに何したの?最高に美味しいよ!)
美味しくないときの表現
残念ながら「美味しくない」と感じる食べ物もありますよね。
食事が美味しくなかったときの表現においては、使う場面や相手によって言葉を慎重に選ぶ必要があります。
「美味しくない」と感じたときに使える表現は、
・It tastes bad.
/ɪt teɪsts bæd/
(美味しくない、まずい)
・It tastes awful.
/ɪt teɪsts ˈɑːfəl/
(酷い、想像以上にまずい)
・It tastes disgusting.
/ɪt teɪsts dɪsˈɡʌstɪŋ/
(気持ち悪い、気色悪い)
などがあります。
しかし、これらの表現はストレートに「美味しくない」を表します。何の遠慮もなく「これはまずい」と相手に伝わるので、場合によっては相手を不愉快な気持ちにさせてしまいます。
はっきりと「まずい」「美味しくない」と言えない場面では、
・It testes interesting.
/ɪt ˈteɪsts ˈɪntrəstɪŋ/
(おもしろい味だね)
といった、良くも悪くもないグレーな表現がよく使われます。
遠回しに「微妙、美味しくない」という意味合いを伝える方法として覚えておくと良いでしょう。
食感を伝えるときの表現
サクサク、ふわふわ、もちもちなど、食感を表現する擬音語や擬態語が多いのが日本語の特徴です。一方で、英語も同様に食感を表す表現がたくさんあります。
食感を英語でも表現できると、具体性が出て会話もきっと盛り上がるはず。
ここからは、食感を表すさまざまな表現を見ていきましょう。
柔らかさを表す単語
柔らかさを表す際に使えるのが、tender /ˈtendər/ や、soft /sɔːft/です。
tenderはお肉などを歯で簡単に噛める柔らかさ、soft はパンなど押すと潰れてしまう柔らかさを表します。
同じ「柔らかい」を表現できる単語ですが、大きな違いがあり使い分けが必要なので覚えておいてください。
また、ふわふわを表現する際は、fluffy /ˈflʌfi/が使われます。
・Wagyu beef is tender.
/ˈwɑːɡjuː biːf əz ˈtendər/
(和牛は柔らかいよね)
・This bread is so soft!
/ðɪs bred əz soʊ sɑːft/
(この食パンすごく柔らかい!)
・Feel like fluffy cotton candy!
/fil laɪk ˈflʌfi ˈkɑːtn ˈkændi/
(ふわふわのわたあめみたいだね)
歯ごたえを表す単語
歯ごたえを表現するにはcrunchy /ˈkrʌntʃi/ が最適。
crunchyは、おせんべいやナッツ、野菜スティックなどバリバリ、カリカリ、ザクザクといった食感を表します。
・I like crunchy bacon.
/aɪ laɪk ˈkrʌnʧi ˈbeɪkən/
(カリカリのベーコンが好き)
・He can’t eat a crunchy snack.
/hiː kænt iːt ə ˈkrʌnʧi snæk/
(彼は歯ごたえのあるお菓子が食べられない)
まとめ:よく聞く英語のヤミーってどういう意味?「美味しい」の英語表現も覚えておこう
今回は、yummyの持つ意味や、「美味しい」の英語表現について解説しました。
英語には、日本語のようにひとつの単語を応用できる言葉がそれほど多くありません。「美味しい」や「まずい」にもさまざまな表現があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
それぞれの単語ごとの適切な使い方を覚えてしまうことがポイント。コツさえつかんでしまえば表現力が高まり、奥行きのある会話ができるようになりますよ。
Discovering Soundsでは、英語の発音を習得しながら表現力や語彙力も身につけることができます。
英語の発音に伸び悩んでいる方、ネイティブのような流暢な発音を身につけたい方は、ぜひ体験レッスンをお試しくださいね。
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