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英語の発音を特訓しよう!
皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。
英語学習者の中には「英語の発音が上達しない」「何度も聞き返される」といった悩みを抱えている人がきっといらっしゃるはず。発音を重点的に特訓し、効果的な練習を継続すれば、流暢な発音の習得も夢ではありません。
今回は、発音の習得になぜ特訓が必要なのかを解説します。
目次
発音の特訓が必要な3つの理由
ネイティブのような流暢な発音を習得することは、英語学習者にとって憧れの目標。きれいな発音は相手に好印象を与えます。しかし、正しい発音の習得は簡単なものではありません。正しい発音を習得するには、ある程度時間をかけて特訓することが必須となります。
ここからは、発音の特訓が必要である理由を3つ見ていきましょう。
相手に理解してもらいやすい
英語の発音を特訓する一つ目の理由は、正しい発音を身につけることで相手に理解してもらいやすくなるからです。
発音の練習を怠ると、あまりに顕著なカタカナ発音や、本来の発音とかけ離れた発音をしてしまうことが多発し、ネイティブには理解してもらえないことも。
英語でのコミュニケーションをスムーズにするためには、相手に理解してもらえる発音を習得する必要があります。
英語が聞き取りやすくなる
二つ目の理由は、発音の特訓によって英語を聞き取りやすくなることです。
人は話し手の話す音を聞き取る際に「どういう口の動きから出てくる音なのか」という情報を元にしながら細かく音を識別しているそう。
つまり、正確に発音できる音ほど正確に聞き取れるというわけです。
発音の特訓は、アウトプットだけでなくインプットの質の向上にも役立ちます。
ネイティブの英語を瞬時に理解できるようになる
三つ目の理由は、発音の特訓をすることでネイティブの話す英語を理解する瞬発力が高まることです。
話し手が話す内容を把握するまでには、音声を聞き取り、聞き取った音から意味を理解するというステップが。
先ほど二つ目の理由でお伝えした「英語が聞き取りやすくなる」ために特訓することで、聞き取った英語の意味を理解することに注力できます。
例えば、単語を覚える際にwatermelonをウォーターメロンとカタカナで覚えず、/ˈwɔtərˌmɛlən/と正しい発音で覚えます。すると、実際にwatermelonという単語が聞こえてきたときに、瞬時に「スイカ」だと理解できるようになります。
効果的な発音の練習方法
ここからは、効果的な発音の練習方法を以下の4つに分けて紹介しましょう。
・音節
・アクセント
・音声変化
・イントネーション
それぞれの持つ重要性を理解し、ご自身の練習に役立ててくださいね。
音節を意識する
音節とは、母音を中心とした音のまとまりのこと。単語の発音をカタカナで覚えると英語のリズムが変わってしまうため効率が良くありません。
例えば、big /bɪɡ/という単語は、英語では1音節で発音しますが、日本語では2音節に。このようなリズムの違いを理解しないままカタカナで単語を覚えると、発音はもちろんのこと、リスニングにも影響を及ぼしてしまいます。
音節を意識した発音の特訓には、手拍子でリズムを取りながらの発音練習がおすすめ。
以下の1音節の単語を手拍子をつけて、1拍で発音してみましょう。
・hat /hæt/
・pot /pɑt/
・cut /kʌt/
音節を意識した練習をすれば、正しい発音にぐっと近づけることができますよ。
【参考記事】
音節とは?英語を学ぶなら知っておきたい「音節」について
英語の音節の数え方と見分け方は?
アクセントを意識する
アクセントとは、2音節以上の単語で強くやや長めに発音する音節のこと。英語には2音節以上の単語に、強く発音されるアクセントが存在します。
まずは、音声機能のついた翻訳アプリなどを使って単語を聞いてみましょう。そのあと、アクセントに注意してリピートすると、アクセントを意識した発音トレーニングになり効果的です。
【参考記事】
英語のアクセントとは?
音声変化を意識する
音声変化とは、前後する単語同士の音をつなげ発音を変化させる現象のこと。英語の音声変化を理解できていないと、流暢に話せず不自然な印象になったり、聞き取りができなかったりします。
特に、英語は文章になると音声変化が顕著に現れます。
音声変化には、
・連結:単語と単語がつながって発音される
・脱落:あるべき音が発音されない、聞こえにくくなる
・同化:隣り合う音に影響され違う音に変化する
・弱形:弱く短く発音される
・Flapping:/t/や/d/が日本語のだ行やら行のような音になる
などのルールがあります。
音声変化のルールを理解した上で発音できるようになれば、文章単位での流暢な発音や、音声変化を含めたリスニングの向上も可能です。
【参考記事】
「Assimilation(同化)とは?」と「Elision(脱落)」との違いは?
「Assimilation=同化とLinking = 連結の違いとは?」
英語の[t]の発音を学ぶ上で外せない『Flap-t』とは?
イントネーションを意識する
イントネーションとは、声の上げ下げによって起こる音声変化のこと。声の上げ下げで調子を変えることで抑揚が付き、単語や文章の意味や伝わり方が大きく変化します。
イントネーションは文の構造や意図を表すため、コミュニケーションにおいて非常に重要です。
例えば、You like summer.(あなたは夏が好き)という一文は、文末を下げて発音すれば、事実を述べた文に。
しかし、You like summer? ⤴と文末を上げて発音すると、YesかNoを問う疑問文になります。
イントネーションを意識しながら発音練習をすることで、自然に正しく抑揚をつけて話せるようになりますよ。
【参考記事】
英語の抑揚(イントネーション)をつける練習をしよう!
発音練習で注意すべきポイント3つ
ここまで、効果的な発音の練習方法を4つご紹介しました。
発音の練習を続けていく過程では、注意すべきポイントがあります。ポイントをおさえた発音練習ができれば、効率良くスムーズに発音を習得できるはず。
ここからは、発音練習で注意すべきポイントを見ていきましょう。
舌と口周りの動かし方
発音練習で注意すべき一つ目のポイントは、舌と口周りの動かし方です。
英語はただ発音すればいいわけではありません。なんとなく聞こえた音を真似したり、声に出したりするだけでは残念ながら発音は上達しないでしょう。
先ほどお伝えした通り、音節、アクセント、音声変化、イントネーションを意識して舌や口周りをどのように動かして発音するかを理解していることが非常に重要です。
母音と子音の正しい発音
発音練習で注意すべき二つ目のポイントは、母音と子音の正しい発音です。
例えば、日本語の「ラ」の音はひとつですが、英語では/r/と/l/の2種類があります。日本人にとって同じ「ラ」の音に聞こえても、ネイティブにとって/r/と/l/は全く異なる音。そして、発音方法も違います。
母音と子音の音素を意識して発音しないと全く異なる意味の語として伝わってしまう恐れも。
正しい発音を習得するためには、母音と子音の持つ音をしっかりと理解して練習することが重要です。
自分の発音を聞いて修正する
発音練習で注意すべき三つ目のポイントは、自分の発音を聞いて修正することです。
発音の練習をする際には、ときどき自分の発音を録音して聞いてみましょう。自分では発音できていると思っていても、録音した音声を聞いたら全く発音できていなかったということもあり得ます。
録音した発音を聞くと、うまく発音できない音や、違和感を感じる音がきっとあるはず。間違った発音は早めに気づいて修正することが重要です。
英語の発音を特訓するならDiscovering Nativeがおすすめ
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これまでは、英語の発音学習で「なぜこの発音ができないのか」の「なぜ?」を解説する教材がありませんでした。
Discovering Nativeでは、3DCG映像を使って口の中の舌の動きを徹底的に分解し、さまざまな角度から一つひとつの発音方法を見ることができます。
さらに、AIが一人ひとりに合った発音トレーニングを提案するので、苦手な英語の音を確実に克服できるはずです。
Discovering Nativeなら、ここまで紹介した発音の練習を効率よく効果的に行うことができますよ。
まとめ:Discovering Nativeを使って英語の発音を特訓しよう!
今回は、
・英語の発音の習得には特訓が必要であること
・発音練習で注意すべき点
・英語の発音を特訓するならDiscovering Nativeがおすすめ
以上の3つについて解説しました。英語の発音は、舌や口周りを意識して正しい方法で練習すれば必ず上達します。
今回の記事をぜひ参考に、発音練習に励み伝わる英語の発音を習得しましょう!
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