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英語のリズムを習得したい方必見!練習方法とポイントを解説

みなさん、こんにちは!
Discovering Soundsです。

ネイティブスピーカーのような英語発音になるには、リズムの習得が必要不可欠。しかし、日本語とは大きく異なる英語のリズムは、習得への難易度が高いと感じる方も少なくありません。
今回は、英語のリズムの概要と、おすすめの練習方法について解説します。

英語のリズムとは?

日本語と英語とでは、音の長さや強弱の付け方が大きく異なります。

日本語は基本的にすべての音を同じような長さで発音するのに対し、英語は音節によって長短があり、強弱も付けて発音します。
この音節の長短と強弱の組み合わせによって生まれるのが、英語のリズムです。

英語のリズムは、単語や文によって異なり、ネイティブスピーカーのように流暢に話すためには、会話の中にリズムを加えるのがポイント。
ここからは、英語のリズムのルールを以下の3つに分けて解説します。

内容語
機能語
話者の意図

ぜひ以下を参考にしてください。

内容語

内容語とは、名詞・動詞・形容詞・副詞など、文の意味を伝える重要な役割を持つ単語のこと。内容語は、強勢と呼ばれるアクセントが使われ、長く強く発音されるのが特徴です。

(例)I want to go to the store tomorrow.

例文の場合「I(名詞)」「want(動詞)」「store(名詞)」「tomorrow(副詞)」が、内容語に当てはまります。
内容語を強調してリズムを加えることで、より聞き手が理解しやすくなるでしょう。

機能語

機能語とは、主に前置詞・冠詞・接続詞など、文法的な役割をもつ単語のことです。機能語は、基本的に短く弱く発音されるのが特徴です。

(例)I want to go to the store tomorrow.

例文の場合「to(前置詞)」「the(冠詞)」が機能語です。内容語よりも弱く目立たないように発音します。

話者の意図

英語のリズムは、音節の長短と強弱だけでなく、話者の意図を伝える役割もしています。
強勢と呼ばれるアクセントは内容語だけでなく、話者が強調したい情報にも使われる場合があります。

(例)I didn’t go to the store. I went to the park.

例文の場合「park」の部分が強く発音されます。これは、話者が「store」ではなく「park」に行ったことを強調しています。
また、イントネーションも話者の意図を伝えるリズムの一つ。上昇調のイントネーションは、質問や驚きなどの感情を表し、下降調のイントネーションは、肯定や決定などの感情を表すのが一般的です。

英語発音にリズムの習得が必要な理由

英語の発音にリズムの習得が必要な理由は、以下の2つ。

リズムのない英語は「通じない英語」
リスニング力・スピーキング力がアップする

ここからは、英語発音にリズムの習得が必要な理由を、それぞれ詳しく解説します。

リズムのない英語は「通じない英語」

リズムのない英語は、まるでロボットのような発音となり、聞き取りにくく、誤解を招きやすくなります。
リスニング・スピーキングのスキルは、英語独特のリズムを習得しているかどうかで大きな差が生まれます。
母音や子音などの基礎的な発音を覚えるのはもちろん、リズムも加えてネイティブに近い自然な英会話を目指しましょう。

リスニング力・スピーキング力がアップする

英語のリズムを習得すると、リスニング・スピーキング力のアップにもつながります。
ネイティブスピーカーが英語で話しているとき「速すぎて全然聞き取れなかった…」と、苦い経験をしたことはありませんか?
英語のリズムを理解していれば、英文を全て聞き取るのではなく、内容語や強調している単語に意識を向ける癖がつくため、全てを聞き取れなくても意味を理解しやすくなります。
また、相手に通じる英語を話せる力も身に付くため、英語でのコミュニケーションをさらに楽しめますよ。

英語のリズムを学ぶ方法

「英語のリズムはどうやって学ぶの?」と、中には、具体的な練習方法がわからない方もいるでしょう。
英語のリズムを学ぶおすすめの練習方法は、大きく分けて以下の3つです。

ネイティブスピーカーの動画を視聴する
頭ではなく耳で英語を覚える
発音矯正をする

ここからは、英語のリズムの練習方法について、それぞれ詳しく解説します。

ネイティブスピーカーの動画を視聴する

英語のリズムを学ぶには、ネイティブスピーカーの動画を視聴する、もしくは音声を聴くのがおすすめ。
ネイティブスピーカーのように話したいなら、まずは声に出してネイティブの真似をしてみましょう。このときに効果的なのがシャドーイングです。
シャドーイングとは、ネイティブが話す英語に続いて繰り返す練習方法。最初は難しくて着いていけなくても大丈夫です。
耳に入ってきた英語をそのまま追いかけるように何度も発音してみましょう。

頭ではなく耳で英語を覚える

英語のリズムは、頭で考えるのではなく、耳で覚えることが大切です。
英語の聞き取りが苦手な方の多くが、聞いた英語をまず日本語に翻訳して理解しようとしがち。
しかし、それでは会話全てを理解するのに時間がかかるため、自然な速さでの聞き取りは不可能でしょう。
英語力を伸ばしたいなら、英語を日本語に変換せず、英語の言葉のまま理解する「英語の自動化」が重要です。
英語のリズムや発音を、聞いたまま真似して取り入れることが、よりネイティブスピーカーに近い英語力を身に付けるために重要です。

発音矯正をする

英語のリズムを習得する方法の一つとして、発音矯正も挙げられます。
英会話の中にリズムを加えるなら、まずは英語一つひとつの正しい音を知る必要があります。
発音記号を理解し、日本語にはない音を発声する練習をしましょう。
日本人が苦手とする英語の発音は、以下のとおり。

RとL
FとH
BとV
SとTH

苦手な発音を克服し、自然で流暢な英語を目指しましょう。

Discovering Soundsでリズムと発音を身に付けよう

正しい英語の発音を身に付けたい方には、Discovering Soundsを活用する方法もあります。
Discovering Soundsは、唯一海外に認められている理論的学習法を提供する日本の英語発音スクールです。
英語発音習得に向けた効率的なカリキュラムを提供しており、学習者のレベルに合わせて着実に正確な発音の習得を目指します。
Discovering Soundsの3つの特徴は以下のとおりです。

英語の発音に必要な口周りのエクササイズからスタート
レベルに合わせてパーソナライズされたカリキュラムの提供
完全オリジナルの豊富な教材

また、レベルやニーズに合わせた5つのプログラムから選択できます。

アメリカ英語発音矯正プログラム
イギリス英語発音矯正プログラム
ビジネス英語矯正プログラム
英語発音弱点強化プログラム
フォニックスプログラム

Discovering Soundsでは、60分間の体験レッスンが税込2,200円で受けられます。まずは実際にレッスンを体験してみませんか?
Discovering Soundsで、英語の発音やリズムを一緒に習得しましょう!

まとめ:英語のリズムを習得したい方必見!練習方法とポイントを解説

今回は、英語のリズムを習得する必要性や練習方法について詳しく解説しました。
どれだけ英語の文法や単語を覚えても、リズムや発音を練習しなければ、ネイティブスピーカーのような英語力には近づけません。
英語のリズムや発音を習得するには、洋画・洋楽の視聴や発音矯正スクールの利用がおすすめ。
Discovering Soundsでは、学習者それぞれの英語に対する苦手を着実に克服するカリキュラムを提供します。
レベルに合わせたレッスンが受けられるため、初心者から上級者まで、どのレベルの方でも安心して利用できますよ。
まずは、60分間の体験レッスンから。お試し程度にぜひお申し込みください。


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