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ネイティブがよく使うquiteとは?2つの意味と使い方をご紹介!
みなさん、こんにちは!
Discovering Soundsです。
ネイティブがよく使う”quite”という単語の意味をご存知ですか?
quiteは、物ごとの程度を表す際に使われる便利な表現です。quiteを使いこなせるようになれば、言いたいことをもっと表現しやすくなるはずです。
今回は、英語ネイティブがよく使うquiteについて解説します!
目次
quite /kwaɪt/の2つの意味
quite /kwaɪt/ には、うしろに続く単語に応じて「非常に、完全に」と「かなり、まあまあ」の 2つの意味があります。
ここからは、quiteが表す代表的な2つの意味について詳しく見ていきましょう。
「完全に」「非常に」のquite
通常、quiteは「完全に」「非常に」という意味で使われます。
この場合、段階的形容詞と一緒に使われることがほとんど。
以下の例文で使い方を確認してみましょう。
・He made you quite angry.
/hi meɪd jʊ kwaɪt ˈæŋɡri/
(彼はあなたを完全に怒らせた。)
・The scenery was quite incredible.
/ðə ˈsinəri wəz kwaɪt ɪnˈkrɛdəbəl/
(景色は非常に素晴らしかった)
・This camera is quite expensive.
/ðɪs ˈkæmərə əz kwaɪt ɪkˈspɛnsɪv/
(このカメラは非常に高い)
また、名詞の前に「quite + a/an」を使うことで、その名詞をより強調したり、重要視したりすることができます。ぜひ、あわせて覚えておきましょう!
・There was quite a crowd at the workshop.
/ðər wəz kwaɪt ə kraʊd ət ðə ˈwəːrkˌʃɑp/
(ワークショップにはかなりの人が集まっていました)
・It makes quite a difference when the snow isn’t buzzing.
/ɪt meɪks kwaɪt ə ˈdɪfərəns wɛn ðə snoʊ ˈɪzənt ˈbʌzɪŋ/
(雪が降っていないとかなり違います)
「かなり、まあまあ」のquite
quiteの後ろに形容詞や副詞がくる場合、「かなり、まあまあ、ある程度」といったニュアンスの表現ができます。
例えば、相手の着ているドレスがとてもよく似合っていることを言いたいとき 、veryを用いて
“That dress makes you look very smart.”
と「とても」似合っていることを表現できます。
しかし、veryの代わりにquiteを使って
“That dress makes you look quite smart.”
と言うと、「(veryほどではないが)かなり似合っている」といった表現に。
以下の例文でquiteを使った表現を確認してみましょう。
・It’s quite cold outside.
/ɪts kwaɪt koʊld ˈaʊtˈsaɪd/
(外はかなり寒い)
・That was quite a change for him.
/ðæt wəz kwaɪt ə ʧeɪnʤ fər hɪm/
(それは彼にとってかなりの変化だった)
スペルが似ているquitとquietに注意
quiteと間違えやすい単語に、「quit」と「quiet」があります。
英語はスペルを間違えると文全体の意味が変わり、文法的に正しくなくなることがあります。この場合も、例外ではありません。
発音も間違えないようにしないといけません。
ここからはスペルの似ている「quit」と「quiet」の意味を見ていきましょう
quit /kwɪt/ は「やめる」
quitには、仕事や物ごとを「やめる」や「見切りをつける」、場所などを「去る」「立ち退く」などの意味があります。
発音は、quit /kwɪt/です。
quite /kwaɪt/と非常によく似たスペルなので、つい間違えてしまいがち。
以下の例文で使い方を見ていきましょう。
・I quit a job a couple of days ago.
/aɪ kwɪt ə ʤɑːb ə ˈkʌpəl əv deɪz əˈɡoʊ/
(数日前に仕事を辞めました)
・He quit smoking last month because his wife is pregnant.
/hi kwɪt ˈsmoʊkɪŋ læst mʌnθ bɪˈkəz hɪz waɪf əz ˈprɛɡnənt/
(彼は奥さんが妊娠したから先月タバコをやめたんだ)
・Finally, he quits his debts.
/ˈfaɪnəli hi kwɪts hɪz dɛts/
(ようやく彼は借金をやめた)
・They quit Tokyo for London.
/ðeɪ kwɪt ˈtoʊkiˌoʊ fər ˈlʌndən/
(彼らは東京を去ってロンドンへ行った)
quiet /ˈkwaɪət/ は「静かな」
quiet /ˈkwaɪət/には、「静かな」や「穏やかな」といった意味があります。
音がない静かさや、波風のない穏やかさを表現する際によく使われる単語。
発音も、quite /kwaɪt/ とquiet /ˈkwaɪət/は似ているので、注意が必要です。
以下の例文で使い方を見てみましょう。
・Be quiet in the library.
/biː ˈkwaɪət ɪn ðə ˈlaɪˌbrɛri/
(図書館では静かにしてください)
・He lives a quiet life after he quit his job.
/hi lɪvz ə ˈkwaɪət laɪf ˈæftər hi kwɪt ɪz ʤɑb/
(彼は仕事を辞めたあと穏やかに暮らしている)
・I love to spend a quiet morning at the lake house.
/aɪ lʌv tə spɛnd ə ˈkwaɪət ˈmɔːrnɪŋ ət ðə leɪk haʊs/
(湖畔の家で静かな朝を過ごすのが大好きです)
・I was hectic last week so I need rest and quiet.
/aɪ wəz ˈhɛktɪk læst wiːk soʊ aɪ niːd rɛst ənd ˈkwaɪət/
(先週は忙しかったので、休んで静かにしたいです)
まとめ:英語ネイティブがよく使うquiteとは?
今回の記事では、英語ネイティブがよく使う”quite”について解説しました。
quiteは、日常会話で頻出する単語です。ドラマや映画のセリフなどにもよく出てくるので、ぜひ注意して聞いてみてくださいね。文法の細かいルールはありますが、大まかな意味や使い方を知っていれば、表現力が豊かになるはずです。
また、quiteにスペルがよく似た単語quitとquietについても解説しました。
- quite /kwaɪt/ ①完全に、非常に ②かなり、まあまあ
- quit /kwɪt/ やめる
- quiet /ˈkwaɪət/ 静かな
文章を書く際にスペルを間違えたり、話す際に発音を間違えると、全く違う意味になってしまうので要注意です!
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