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英語のRの発音はこれで解決!2つの発音方法と発音矯正に役立つエクササイズも紹介
皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。
英語のRの発音は、日本人にとって難しく感じる代表的な発音のひとつ。
「英語のRは巻き舌で発音する?」
「教える人によってRの発音の説明が違って正解がわからない」
など、Rの発音に悩まされている方は多いのではないでしょうか?
逆に言えば、Rを上手に発音できるようになれば一気にあなたの英語がネイティブに近づきます。
本記事では、多くの方が苦戦するRの発音を徹底的に解説していきます。
子音のRと母音のRの音の違いや、それぞれの発音方法をマスターするためのエクササイズを紹介するので、ぜひ発音矯正に役立ててくださいね!
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目次
英語のRは子音と母音の2パターンがある
Rの音をマスターするにあたって知っておくべきことがあります。
それは、Rには子音のRと母音のRの2種類が存在しており、それぞれに発音の仕方が異なる点です。
同じRなのに2種類の発音があるなんてややこしいですよね。
ですが、これら2つの違いを知り、使い分けることができれば、もちろんあなたの英語発音レベルのアップにつながります。
まずはどのRが子音でどの母音がRなのかを見極める方法からお伝えしておきましょう。
子音のRとは?
単語の頭にRがくる場合、そのRは子音のRです。これは簡単に理解できますね。
発音記号もスペルと同じ/r/なので分かりやすいです。
- run /rʌn/
- rabbit /ræbət/
- road /roʊd/
- read /riːd/
- write /raɪt/
最後のwriteに関しては、単語の頭にRがありませんが、発音記号で表すと/ráɪt/となり、Rが単語の頭にきていると言う認識。これも子音となります。
そして単語の中間部分にRがくる場合や、Rの後に母音が続いている場合は、これも同じく子音です。
- cry /kraɪ/
- dry /draɪ/
- arrow /æroʊ/
- free /friː/
母音のRとは?
単語の頭にRがこない場合、つまり単語の真ん中にくる場合や、単語の最後につくRは母音のRです。
スペルで見ると、er、ir、orなど母音の後にRが続く場合や、Rの後に子音が続く場合が母音のRとなりますので覚えておきましょう。
母音のRは、さらに単母音、二重母音などに分けられますが、ここでは割愛します。
発音記号は辞書によって異なり、/r//əːr//ɚː//ɜːr/などが挙げられます。
- girl /gəːrl/
- bird /bəːrd/
- order /ˈɔːrdər/
- after /ˈæftər/
子音のRと母音のRの発音方法の違い
Rが子音のときと母音のときとで発音方法はどう変わるのでしょうか?
両者の違いをわかりやすくまとめておきましょう。
子音Rの発音方法
子音Rの発音方法は、舌を巻いた状態で固定し、口を縦にすぼめて、舌をそのままの状態で音をだしていくというもの。
よく、Rの発音時はカタカナの「ウ」に近い音がはじめに入ると書かれていますが、実際には「ア〜」と発音しています。
しかし、口をすぼめたまま発音するため結果的に「ウ〜」の音に近くなっているというわけです。
right と発音する際に、「ゥライ」のように聞こえるのは、子音の発音特有の「口をすぼめている」ことと「巻き舌のまま発音している」ことが理由です。
単語の始まりがRの場合は、子音のRとなり、舌を巻いて発音します(right, redなど)。
単語中にくる場合でもRの後ろに母音が続く場合は子音のRとなり、舌を巻いて発音します(try, veryなど)。
舌を巻く方法はイメージしやすいかと思いますが、舌をくるりと巻いて舌の両端を奥歯にそれぞれくっつけます。
このときに、舌先端部分はどこにも触れていないのが正解。
そこから舌を動かさず、歯と歯の隙間を2ミリ程度まで閉じて口をすぼめて「ア〜」と発声します。
この音が子音の/r/ですね。
母音Rの発音方法
一方、母音Rの発音時には、子音と同じく口をすぼめますが、舌は巻きません(bird, parkなど)。
巻き舌ではなく、舌を後ろに引いた状態で発音するのが母音のRの特徴です。
この、「舌を後ろに引いた状態」を作るのが意外に難しいため、慣れるための訓練が必要となります。
【関連記事】英語の[r]ってどんな音?
【[r]の発音方法の解説動画】
Rの発音矯正に役立つエクササイズ(母音・子音)
子音と母音とで発音の仕方が異なるR。
どちらも日本語にはない発音方法のため、両方とも正確な発音ができるようになるためには、適切なエクササイズを繰り返し行わなければなりません。
というわけで、ここではDiscovering Soundsの発音矯正エクササイズを紹介します。
子音のR、母音のRそれぞれに適したエクササイズがあるので、ぜひ実践してみてくださいね!
子音のRの発音対策に適したエクササイズ
子音のRの発音を上達させるためには『舌の振り下ろし体操』が効果的。
舌を巻く動作や振り下ろす動作は、日本語を話す上で全く必要のないものなので、多くの日本人が苦戦する発音です。
この動きになれることで子音のRが発音しやすくなるのです。
◆舌の振り下ろし体操の手順
- 先をくるりと口の中で丸める
- 丸めた舌をゆっくり振り下ろす
- 振り下ろした舌先を舌の前歯裏側に付ける
- 1~3を繰り返す
◆舌の振り下ろし体操のポイント
このエクササイズを行う上で重要なのは、舌の先端が口の中でどこにも触れていない状態をキープすること。
また、舌を巻いたら舌の両端を上の奥歯に付けるのがポイントです。
舌を巻くイメージの強いRですが、実際には舌を振り下ろすまでの動作が一連の動きとなります。
舌の振り下ろし体操は、思った以上に口周りの筋肉を使うためだるさを感じることもしばしば。
ですが、自然に舌の動きが再現できるようになるまでには、コツコツとひたすら繰り返し練習することが大事です。
下の動画を参考に練習してみて下さいね!
母音のRの発音対策に適したエクササイズ
単語の最後にRがくる場合は母音のRとなり、この場合は舌を引いて発音します(earthやair)。
この動作に慣れるために効果的なのが、『舌の押し込み体操』です。
この体操は、「舌を引く」という部分の動きに特化した筋トレです。
◆舌の押し込み体操の手順
- 舌を突き出して前に出す
- 舌を1ミリも反らさずに引き戻す(押し込む)
- 押し込んだ舌の両端を上の両奥歯に付ける
- 1~3を繰り返す
◆舌の押し込み体操のポイント
舌を引く動作が特に難しく感じるこのエクササイズ。素早くスムーズにサッと引けるようになるまでひたすら訓練を重ねましょう。
舌を出す、引く、の動きを繰り返すことで、母音のRの発音矯正に繋がります。
余計な力を入れずにリラックスした状態で発音できるようになると、英語を話すのがとても楽になり発音が格段に綺麗になります。
『舌の押し込み体操』は↓の動画を参考にしてみてください。
まとめ
盛りだくさんの内容となりましたが、以上が英語のRの発音について解説でした。皆さんは、Rを言うとき、舌を巻いて発音していましたか?それとも、舌を引いて発音していましたか?
同じRでも母音と子音とで発音の仕方が変わることなど知らなかった!という方はきっと大多数だと思います。
今回の記事では、
- 英語のRは子音と母音の2種類あること
- 子音Rと母音Rの発音方法
- 子音Rと母音Rの発音矯正に役立つエクササイズ
についてご紹介しました。
日々のエクササイズであなたの英語の発音はかならず少しずつ確実に変わっていきます。ぜひ舌のエクササイズを毎日の習慣に取り入れてみてくださいね!
Discovering Soundsでは、さまざまなネイティブ筋エクササイズにより、日本語にはない口周りの筋肉を鍛え、日本人が苦手としている英語の発音を、ネイティブレベルにまで引き上げることを実現しています。
英語の発音矯正を本格的に始めたい、Discovering Soundsのレッスンについてもっと知りたい、という方はぜひ一度体験レッスンを受けてみてくださいね!
今回の記事では、『英語のRを徹底解説!子音と母音で発音が変わるRの音をマスターするためのエクササイズを紹介!』についてご紹介しました!
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