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英語にも方言やなまりがある!地域ごとの発音の違いを知ろう

皆さん、こんにちは!
Discovering Soundsです。

日本にも数多くの方言やなまりがありますが、英語にも多くの方言があります。英語は世界中で使われているため、その国や土地に根付いた言葉として方言やなまり、発音の違いがあるのは当然のこと。

今回は地域ごとの方言やなまり、発音の違いについて解説します。

英語にも方言やなまりがある

英語にも数多くの方言やなまりがあります。
国や地域によってさまざまですが、日本語と同じく歴史的背景や文化などが言葉に反映されており興味深いものです。

日本語で見てみると、方言は、

・めんこい=可愛い
・しばれる=寒い
・おおきに=ありがとう

など言葉に違いがあるのが特徴。一方でなまりは「橋」「雨」「ポテト」など関東と関西で発音が異なります。

ここからは、英語で「方言」と「なまり」をどう表現するのか詳しく見ていきましょう。 

英語で「方言」は dialect

英語で方言はdialect /ˈdaɪəlekt/と言います。
方言は、その土地でしか使われない単語や言い回しなどのこと。文法や単語の違いなどを含めた言葉の違いを指す表現です。

例えば、英語で東北弁と言いたい場合「Tohoku dialect」というようにdialectの前に地名を付けることでどこの方言かを伝えることができます。

・She speaks the Scottish dialect. (彼女はスコットランドの方言を話します)
・The local dialect reminds me of my hometown. (田舎言葉を聞くと故郷を思い出す)

英語で「なまり」は accent

英語でなまりのことをaccent/ˈæksent/と言います。

方言をあらわす「dialect」は、一定の国や地域のみで使われる独特な言い回しでしたが、なまり「accent」は同じ単語で発音やイントネーションだけが異なることを意味します。
会話でdialectが通じない場面もありますが、accentの違いはコミュニケーションにおいてさほど問題はありません。

英語の場合、accentはあくまで発音が異なるだけ。基礎的なリスニング力と英会話ができれば、十分にコミュニケーションが取れるはずです。

accentを使った例文は以下の通りです。

・She speaks with a Bostonian accent. (彼女はボストンなまりで話す)
・His accent is distinctive of a New Yorker.(彼のなまりはニューヨーカー特有のものだ)

国ごとに違う英語の方言となまり

英語を言語として使用している国は世界で80ヶ国以上もあり、国や地域によって発音やアクセントが異なります。
日本の中学、高校で習うのは一般的なアメリカ英語。英語圏で使われている方言やなまりなどの英語表現はほとんど習いません。

英語圏にはどんな方言やなまりがあるのでしょうか。
ここからは、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語の主な方言となまりを見ていきましょう。

アメリカ英語の方言となまり

アメリカには、大きく分けて東西南北4つの方言やなまりがあると言われています。方言の地域を明確に区分するのは難しいですが、大まかに西海岸と東海岸、北部と南部、中部に分けられます。

アメリカの方言で有名なのが「あなた達」という意味の表現です。
西海岸では「you guys」、南東部では「y’all」、その他の地域では「you all」と言います。

また「炭酸」の表現も地域によって異なり、西海岸や東海岸では「soda」、中部では「pop」、南部では「coke」と言います。

イギリス英語の方言となまり

イギリス英語にも、国や地方によって方言やなまりがあります。

英国王室で用いられているReceived Pronunciationと呼ばれるイギリス英語の伝統的な標準発音は、イギリス英語の象徴。さらに、スコットランド英語、ウェールズ英語、北アイルランド英語があります。
イギリスのそれぞれの国の中にある方言やなまりは、なんと30種類以上。スコットランドには、Aye=Yes、bonnie=Nice、Loch=Lakeなどの方言があります。

また、アイルランドでは、grub=food、Howya=helloなど全く違う言い方も。
イギリスの方言やなまりだけで会話をすると、英語圏の人でも会話の内容が全くわからないそう。面白いですね。

オーストラリア英語の方言となまり

オーストラリア英語は、イギリスの植民地であった歴史から基本はイギリス英語です。

しかし先住民が使用していた言語や、アジア、南ヨーロッパからの移民が多いためオーストラリア独特の方言やなまりがあるのが特徴です。

オーストラリアの方言には、mate=friend、How ya going?=How are you?などがあります。
なまりを見てみると、/ei/を/ai/、/ou/を/ai/と発音するのが特徴。Todayはトゥダイ、payはパイ、faceはファイスのように発音されます。

さらに、オーストラリア英語といえばオーストラリア特有の省略表現が有名。
Arvo=afternoon、Brekky=breakfast、Maccas=McDonald’s、Servo=Service stationなどがあり、これらの独特な省略表現は相手がアメリカ人やイギリス人だと通じないことがあります。

英語の標準語はどこの国?

英語の標準語というと、英語圏に住む人はどの国や地域の英語だと思うのでしょうか。

英語で標準語は「standard language」ですが、英語圏では明確にどこの国の英語が標準語であるという決まりはありません。
英語を公用語としている国や地域は山ほどあるため、標準語を定めるのが難しいからです。

ここからは、英語の標準語について見ていきましょう。

アメリカ英語の標準語はどこ?

アメリカでは、明確な標準語はないと言われています。

しかし、アメリカのメジャーなテレビ局のニュースキャスターには中西部出身者が多く在籍しているそう。
ニュースキャスターなどが話すテレビで聞き慣れた英語は、イリノイ州やアイオワ州など中西部で使われている英語です。そのため、中西部の英語がGeneral American=アメリカの標準語と考える人もいるようです。

イギリス英語が標準語という人も

国の成り立ちや歴史からも、イギリス英語こそが世界の英語の標準語だといわれることがあります。

先ほどイギリスには、Received Pronunciationがあるとお伝えしました。
Received Pronunciationは、英国放送協会のアナウンサーが話す英語のためイギリスの標準語として認知されています。

しかし、Received Pronunciationを話すのは高等教育を受けた上流階級の人たちで、人口のわずか3%にも満たないのだとか。
残りの97%の人は、地域や階級によってさまざまな英語を使っています。
ロンドン周辺では、cockneyという砕けたいわゆる江戸っ子言葉が使われているそうですよ。

世界には英語の方言やなまりがたくさんある!

今回紹介した国以外にも、言語に方言やなまりがあります。

英語を学習する際に「どこの英語を習うか」は、自分が行きたい国や地域によって変わるでしょう。
ビジネスシーンでは、さまざまな国の人とコミュニケーションが取れるように柔軟な英語力を身につけておきたいもの。
また、お互いの国の文化や習慣、言語の違いを理解し、尊重することも非常に重要です。そのためには、まず英語の基本をしっかり学習する必要があります。

まとめ:英語にも方言やなまりがある!地域ごとの発音の違いを知ろう

今回は、英語の方言やなまりについて解説しました。
英語に決まった標準語がないのは、世界中で使われている言語ならではの特徴です。英語圏の言語の成り立ちや歴史などがわかると英語学習がもっと楽しくなりそうですね。

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