英語お役立ち情報English Pronunciation Column
イントネーション・抑揚・ピッチ・トーンとは?
皆さん、こんにちは。
Discovering Soundsです!
今日は「イントネーション・抑揚・ピッチ・トーンとは?」の内容について紹介したいと思います。
イントネーションって何?抑揚とどう違うの?トーンってなんだろう?よく聞くピッチって何?と疑問に思っていませんか?
今日はそんな疑問を解消できればと思います。
3DCGとAIの技術を用いた体験型英語発音矯正アプリ、DISCOVERING NATIVE!
ブラウザ上で動くので、パソコンやスマホなどお手もちのデバイスでサクサク学習できます。
最新の技術を詰め込んだ英語発音矯正アプリが、今なら1ヵ月無料のトライアル可能!
20秒ですぐに始められて、クレジットカード登録も不要です。
体験型英語発音矯正アプリDISCOVERING NATIVEはコチラ
目次
イントネーション・抑揚とは?
「イントネーション」とは、話し言葉のメロディーと言われており、音の高さに変化をつけていくことです。
「イントネーション」と「抑揚」は別物だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、この2つは同じです。「イントネーション」=「抑揚」です。
メロディーを作るには、音の高さを上げたり下げたりするだけではなく、区切りやリズムも関係してきます。音の上げ下げだけではメロディーは作れないので、その他のテクニックも必要でになってきます。
イントネーションで一番大切なのは、この音の調子になってきます。この音の調子はいくつかパターンがあり、「音調」と言われています。
大雑把に言うと、この「音調」を組み合わせていくことで、「イントネーション」を作っていくことができるのです。
イントネーションの変化と意味
ピッチを高くするとアクセントを取れますが、実際ピッチを上げてアクセントの位置を変えていけば、どう文章の意味が変わるのかをご紹介したいと思います。
以下の文章でそれぞれアクセント位置を変えてみると、意味はどう変化するでしょうか?
1.She runs ten miles to work on Monday.
[Monday]にアクセントを置いた例です。
この場合は、彼女が通勤で10マイル走るのは「月曜日」で、他の曜日でない。という意味になります。
どの曜日に走って通勤しているかに焦点が当たっています。
2.She runs ten miles to work on Monday.
[work]にアクセントを置いた例です。
この場合は、彼女が月曜日10マイル走るのは、「通勤で」であり、他の目的ではない。という意味になります。
走っているのは通勤時であるということに焦点が当たっています。
3.She runs ten miles to work on Monday.
[ten miles]にアクセントを置いた例です。tenとmilesを両方pitchを高くしてアクセントを取ります。
この場合は、彼女が月曜日通勤で走るのは、「10マイル」であり、それ以上でもそれ以下でもない。という意味になります。
何マイル走っているかに焦点が当たっています。
4.She runs ten miles to work on Monday.
[runs]にアクセントを置いた例です。
この場合は、彼女が通勤で月曜日に、10マイル「走ります。」であり、他の手段ではなく、走って通勤するという意味になります。
走って通勤している、手段に焦点が当たっています。
5.She runs ten miles to work on Monday
[She]にアクセントを置いた例です。
この場合は、通勤で月曜日に10マイル走るのは、「彼女」であり、他の人ではない。という意味になります。
誰が通勤で走っているのかに焦点が当たっています。
この例文のように、どこにピッチを上げてアクセントを取るかにより、文章の意味が変わるので、ピッチの高さが英語の文章を読むときにいかに大事かがわかります。
ピッチ・トーンとは?
「イントネーション」は、音の高さが重要になってきますが、この音の高さを「ピッチ= pitch 」と言います。ピッチの高さも、高い低いの2種類だけではなく、4種類の高さがあります。この高さを使い分けて文章を読んでいきます。
ピッチの高さでアクセントをつけることもできます。音を高くすることで、文章で高く読む単語を目立たせることができるのです。
「トーン= tone」は先程も出てきましたが、ピッチは音の上げ下げでしたが、「トーン」は、口調や語気のことです。
どんな「トーン」を使っているかで、話し手の感情を読む取ることができるため、「トーン」は感情表現では重要になってきます。
ピッチと音程って一緒?
最近よく生徒さんに、ピッチって音程のことですか?と聞かれます。
音楽でいう音程は、「2つの音の高低の差、音と音の間隔の長さ」と言われています。
私は音楽の専門家ではないので、同じか?と聞かれると答えに困りますが、ピッチは、音の高さのことなので、上げるか下げるかという感覚です。音の長さというと、発音ではリズムに当たるため、本記事では割愛します。ただネイティブの話しているのを完璧に真似したいときなどは、このピッチを合わせていくのが、カラオケで歌の音程を合わせていくのととても良く似ているため、音程をつかむという感覚と同じと言えます。
ピッチってそんなに大事?
答えはずばり、とーっても重要です。
英語を話す上で、ピッチの上げ下げはとても重要です。アクセントを取るには、ピッチを上げる必要があります。
ピッチ上げのない文章を想像してみてください。ただ平坦に低い音程でずっと読んでいると、ロボットのようになってしまいます。
イントネーションはピッチの上げ下げが不可欠なのです。
まとめ:イントネーション・抑揚・トーン・ピッチとは?
今回は、「イントネーション・抑揚・トーン・ピッチとは?」を紹介しました。
英語の発音を習得したいとお考えの方は、Discovering Soundsのレッスンがおすすめです。
少しでも興味のある方は、お気軽に体験レッスンにお申し込みください。
関連記事はこちら
英語のスピーキング力を鍛える3つのポイント!通じる英語を話そう