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「would like to」の意味と使い方|want toやdesire toとの違いも紹介

「want toとwould like toは何が違うのだろう…」
「would like toの使い方を知りたい…」
「would like to」の使い方をマスターして、自分のものにしたい方はいらっしゃいませんか?

「would like to」は英語で非常に一般的に使われる表現で、話し手の願望や希望を表す言い回しです。このフレーズは、直接的で強い表現を避け、より丁寧で控えめなニュアンスを持つため、日常会話やフォーマルなシチュエーションでもよく使われます。
今回はDiscovering soundsより、”would like to”の意味と使い方について解説していきますので、ぜひご覧ください。

”would like to”の基本的な意味と使い方

「would like to」は「to + 動詞の原形」の形で使用され、直訳すると「~したいと思う」という意味です。しかし、この表現は「want to」や「desire to」といった表現よりも控えめで丁寧な印象を与えるため、相手への配慮や礼儀を含んだ表現として使われることが多いです。
例えば、次のように使います:
・I would like to go to the cinema tonight.(今夜映画に行きたいと思っています。)
・She would like to meet you at 3 p.m.(彼女は午後3時にあなたに会いたいと思っています。)
このように「would like to」は、単に「したい」という意思を表すだけでなく、控えめに自分の意志を伝えるために使われるのが特徴です。

”want to”との違いは?

「want to」も同様に「~したい」という意味を持ちますが、こちらは「would like to」よりも強い表現になります。「want to」を使うと、より直接的で意欲的なニュアンスが含まれ、時には自己中心的に聞こえることもあります。
たとえば、以下の文を比べてみましょう:
・I want to go to the cinema tonight.(今夜映画に行きたい。)
・I would like to go to the cinema tonight.(今夜映画に行きたいと思っています。)
「want to」の方が、意志を強く示している印象を与えます。一方、「would like to」を使うことで、少し控えめで丁寧な表現に変わります。
例外的なケースとして、「want to」は感情や強い欲求を示す時に使われることが多いです。たとえば、何かを強く欲しがっている場合に「want to」を使うことが一般的です。しかし、「would like to」は、相手との関係を大切にする場合や、あまり強く自己主張をしない場面で使われます。

”desire to”との違いは?

次に、「desire to」について考えてみましょう。「desire to」は、もっと強い願望や欲求を示す表現です。
例えば:
・I desire to learn more about this topic.(私はこのトピックについてもっと学びたいと思っています。)
・He desires to travel the world.(彼は世界を旅したいと強く思っています。)
「desire to」は、個人の強い内面的な欲求を表現する時に使用されます。例えば、何か非常に強く望んでいる目標や夢について話す際に使われることが多いです。この表現は、より深い感情や情熱を伝える場合に使われるため、日常会話ではあまり一般的ではなく、むしろフォーマルな文脈や文学作品でよく見られます。
また、「desire to」は単なる希望や欲求を超えて、しばしば精神的、哲学的、または理想的な願望を表現することがあります。たとえば、人間の存在の意義について話すときや、理想の生活を追い求めるような状況では「desire to」が適しているかもしれません。

まとめ:「would like to」の意味と使い方|want toやdesire toとの違いも紹介

いかがでしたか。今回の内容としては、
・「would like to」、「want to」、「desire to」はすべて「~したい」という意味を持つが微妙な違いがある
・一般的に、「would like to」は最も丁寧で控えめな表現であり、日常会話やビジネスでよく使われる
・「want to」はより強い意志を示し、カジュアルなシチュエーションに適している
・「desire to」は強い願望や情熱を表す表現で、フォーマルな文脈や文学的な場面で使われることが多い
以上の点が重要なポイントでした。それぞれの表現は、話す相手やシチュエーションによって使い分けることで、より適切で効果的に自分の意思を伝えることができるでしょう。


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