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母音/ɛ/になる6つのスペルを理解しよう!
皆さん、こんにちは!Discovering Soundsです。
英語のスペルは時に複雑に感じることがあります。特に母音に関しては、同じ音が様々な方法で綴られるため、学習者やネイティブスピーカーにとっても混乱の元となりやすいです。
本記事では、短母音の「エ」/ɛ/になるスペルを焦点として見ていきます。この音は「bed」や「red」のような単語でよく耳にしますが、実は複数の方法で綴られることがあります。/ɛ/音の6つの異なるスペルをマスターすることで、発音エラーを減らしていきましょう!
目次
短母音「/ɛ/」になるスペル
①:スペルが「e」のとき
スペルが「e」のとき、短母音/ɛ/になります。
単語例:
bed /ˈbɛd/(ベッド)
red /ˈrɛd/(赤)
set /ˈsɛt/(セット、置く)
pen /ˈpɛn/(ペン)
met /ˈmɛt/(会った)
ten /ˈtɛn/(10)
bet /ˈbɛt/(賭け)
net /ˈnɛt/(ネット、網)
men /ˈmɛn/(男性たち)
let /ˈlɛt/(させる)
get /ˈgɛt/(得る)
pet /ˈpɛt/(ペット)
fed /ˈfɛd/(餌を与えた)
led /ˈlɛd/(導いた)
wed /ˈwɛd/(結婚する)
vet /ˈvɛt/(獣医)
jet /ˈʤɛt/(ジェット機)
dvn /ˈdɛn/(巣穴、隠れ家)
hem /ˈhɛm/(裾)
gvm /ˈʤɛm/(宝石)
wet /ˈwɛt/(濡れた)
peg /ˈpɛg/(ピン、ペグ)
yen /ˈjɛn/(円(日本の通貨))
hen /ˈhɛn/(雌鶏)
leg /ˈlɛg/(脚)
keg /ˈkɛg/(小樽)
beg /ˈbɛg/(頼む)
chef /ˈʃɛf/(シェフ、料理長)
pep /ˈpɛp/(元気)
rep /ˈrɛp/(代表者)
debt /ˈdɛt/(借金)
desk /ˈdɛsk/(机)
test /ˈtɛst/(テスト)
shelf /ˈʃɛlf/(棚)
self /ˈsɛlf/(自己、自分)
bench /ˈbɛntʃ/(ベンチ)
trend /ˈtrɛnd/(トレンド、流行)
vest /ˈvɛst/(ベスト)
belt /ˈbɛlt/(ベルト)
tent /ˈtɛnt/(テント)
bell /ˈbɛl/(ベル)
melt /ˈmɛlt/(溶ける)
bent /ˈbɛnt/(曲がった)
lend /ˈlɛnd/(貸す)
send /ˈsɛnd/(送る)
neck /ˈnɛk/(首)
rest /ˈrɛst/(休息)
remedy /ˈrɛmədi/ (治療法)
②:スペルが[ai]のとき
スペルが「ai」のとき、短母音/ɛ/になります。
単語例:
said /ˈsɛd/ (言った)
again /əˈgɛn/ (再び)
against /əˈgɛnst/ (反対して)
③:スペルが[ea]のとき
スペルが「ea」のとき、短母音/ɛ/になります。
単語例:
bread /ˈbrɛd/ (パン)
head /ˈhɛd/ (頭)
dead /ˈdɛd/ (死んだ)
lead /ˈlɛd/ (鉛) – 動詞の「lead(導く)」とは異なり、名詞の「鉛」の意味です。
read /ˈrɛd/ (読む) – 過去形および過去分詞形
spread /ˈsprɛd/(広がる)
thread /ˈθrɛd/ (糸)
instead /ɪnˈstɛd/ (代わりに)
sweat /ˈswɛt/ (汗)
dread /ˈdrɛd/ (恐れる)
breath /ˈbrɛθ/ (息)
meant /ˈmɛnt/ (意味した)
health /ˈhɛlθ/ (健康)
④:スペルが[any]のとき
スペルが「any」のとき、この「a」は短母音/ɛ/になります。
単語例:
any /ˈɛni/ (何か)
many /ˈmɛni/ (多くの)
anybody /ˈɛniˌbɑːdi/ or /ˈɛniˌbʌdi/ (誰でも)
anyone /ˈɛniˌwʌn/ (誰でも)
anything /ˈɛniˌθɪŋ/ (何でも)
anywhere /ˈɛniˌweɚ/ (どこでも)
⑤:スペルが[ie]のとき
スペルが「ie」のとき、短母音/ɛ/になります。
単語例:
friend /ˈfrɛnd/(友達)
friendly /ˈfrɛndli/ (友好的な)
⑥:スペルが[ue]のとき
スペルが「ue」のとき、短母音/ɛ/になります。
単語例:
guess /ˈgɛs/ (推測する)
guest /ˈgɛst/ (客)
スペルが「e」のときの例外
スペルが「e」のとき、短母音/ɛ/になる例を上にあげましたが、例外的に「e」のスペルで2重母音の/e/になる単語が存在します。特にアメリカ英語は、「-ery、-erry」のスペルで、その「e」にアクセントがあるとき、または「-ar-、-arry」のスペルのときはこの/e/になります。
これらのスペルになる単語は沢山ありますが、以下がその例の1部です。
単語例:
very /ˈveri/ (とても)
merry /ˈmeri/ (陽気な)
marry /ˈmeri/ (結婚する)
Mary /ˈmeri/(メアリー)
marriage /ˈmerɪʤ/(結婚)
berry /ˈberi/ (ベリー)
ferry /ˈferi/ (フェリー)
perish /ˈperɪʃ/ (滅びる)
peril /ˈperəl/ (危険)
merit /ˈmerət/ (価値)
feral /ˈferəl/ (野生の)
error /ˈerɚ/ (誤り)
errant /ˈerənt/ (迷える)
terrace /ˈterəs/ (テラス)
まとめ:短母音/ɛ/のスペルをマスターしよう!
本記事では、/ɛ/音を表す6つの異なるスペルについて学びました。
これらの異なるスペルを理解することで、英語のスペルスキルを向上させ、読みやすさと発音の正確さを強化することができます。英語学習者はこれらのバリエーションに特に苦労することが多いため、各スペルの特徴を把握し、単語の例を覚えることが重要です。
このガイドを活用して、英語の母音/ɛ/のスペルをマスターし、自信を持って英語を使いこなしてください!
英語の発音を習得したいとお考えの方は、Discovering Soundsのレッスンがおすすめです。少しでも興味のある方は、お気軽に体験レッスンにお申し込みください。
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