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アメリカ妊娠~出産体験記①
皆さん、こんにちは。
Discovering Soundsです!
今回は、現在アメリカ在住のジョイナー先生が経験した、現地での妊娠から出産までの体験記です!
病院で使う英語や日本との違いなど、リアルな情報を3回にわたってお届けします。
今回は、その第1弾。
では、早速ご紹介していきたいと思います!
Pregnancy to Postpartum in The United States (1)
アメリカと日本では、妊娠・出産に関してさまざまな違いがあります。
実際にアメリカでの妊娠・出産を通して経験したこと、文化の違いなどについて皆さんにお伝えできればと思い、体験記を執筆しました。
妊娠・出産に関わる英語表現についてもたくさん紹介していきます。
「将来アメリカに移住したい」
「日本とアメリカの文化の違いを詳しく知りたい」
そんな方にぜひ読んでいただきたい内容です。
目次
アメリカでは妊娠の期間は3つに分けられる
日本では馴染みのない考え方ですが、アメリカでは妊娠期間を前期・中期・後期の3つの期間に分類します。
・妊娠前期:First Trimester (0 to 13 Weeks) 13週目まで
・妊娠中期:Second Trimester (14 to 26 Weeks) 14〜26週目
・妊娠後期:Third Trimester (27 to 40 Weeks) 27〜40週目
日本では妊娠期間といえば「10ヶ月間」をイメージします。
アメリカではこれが「9ヶ月」になります。
アメリカ人の妊娠期間は短い?
そんなわけはありません!
アメリカでは1週間ごとにカウントしていきます。
カレンダーを見ると、4週ある月と5週ある月がありますよね。
なので、9ヶ月となるのです。
日本の場合、1ヶ月を4週として計算しているため「4週×10ヶ月=40週」になっているだけ。
豆知識ですね!
妊娠が発覚したらOB-GYN選びをスタート!
まず妊娠が発覚したら産婦人科を選ぶことから始めます。
アメリカでは産婦人科のことを“OB-GYN”と言います。
OB-GYNとはobstetrician-gynecologistの略で、
OBが主に妊娠出産に関わること、
GYNは婦人科の診療を担っています。
読み方は、アルファベットをそのまま、/oʊ biː dʒiː waɪ en/と読みます。
妊婦同士の会話などでは、
“ Where is your OB? ”
(どの産婦人科にかかってるの?)
などと聞くことがよくあります。
日本と違うのは、一般的に出産場所はそのOB-GYNではなく、入院設備が整っている大きな病院である点。
つまり、日頃検診でいくOBで出産せず、場所を変えて出産するということ。
当日はOBで担当してくれているドクターが来てくれるので不安はありません。
また、出産にむけてDoula / Birth Doula(助産師、ドゥーラ)を雇う人がとても多いのもアメリカの特徴。
助産師は、出産を迎えるにあたって知っておくべき知識や、体力面や精神面の両方をサポートしてくれる心強い存在です。
出産の際にはパートナーと助産師の両方にそばにいてもらう、というスタイルも多いようです。
First Trimester(妊娠初期)
OB-GYNでUltra sound(超音波検査)をして、Fetus (胎児)のHeart beat(心音)を確認します。
この心音が聞こえることで妊娠確定です。
Morning Sickness(つわり)について
私の場合、妊娠が発覚してすぐにつわりを経験しました。
つわりはMorning Sicknessと言います。面白い単語ですよね。
朝に体調が悪くなるからMorning Sicknessと言うらしいのですが、私の場合は昼夜問わずつわりに苦しみました。
妊娠中に医師から言われること
病院では、“Are you taking prenatal vitamins?”と質問されることがよくあります。
prenatal vitaminsというのは妊婦サプリのこと。
特にFirst Trimester ではFolic Acid(葉酸)が大事なので、必ずサプリメントで摂取するよう医師から言われます。
食事制限もあれこれとあります。
主に制限されるのは以下のもの。
- Unpasteurized soft cheese 低音殺菌されていないソフトチーズ
- High mercury fish 水銀量の高い魚
- Raw fish and raw meat 生魚や生肉
- Caffeine, alcohol カフェイン、アルコール類
食事制限だけでなく、Heavy duty(重いものを持ったり、力仕事など)も控えるように言われます。
First Trimester(妊娠初期)に使える英語フレーズ
妊娠期間についての質問と受け答え
- How far along are you? 妊娠何週ですか?
- I’m 12 weeks pregnant. 妊娠12週です。
- How many weeks (months) pregnant are you? 妊娠何週(何ヶ月)ですか?
(私個人はこのようには聞かれませんでしたが、もちろん通じるフレーズです) - Do you have a bun in the oven? 妊娠した?
(近しい友人同士などで使うかなり砕けたカジュアルな表現です) - I’m expecting. 妊娠しています。
- We are starting a family. 家族が増えます。
(子供ができたことを意味します)
検診の際に医師から言われること
- Can you give a urine sample? 尿検査をお願いします。
- I will check your blood pressure. 血圧を測ります。
Third Trimester(妊娠後期)に入るまでは月1回のCheck up(検診)になります。
日本と違い、気になることは自分から聞かないと基本的に情報は得られません。
遠慮せず知りたいことはどんどん質問しましょう。
医師の呼び方
ドクター本人に対して “Doctor”と職業名で呼ぶことはなく、”Dr. ○○”とするのが一般的。
例えばドクターの名前が Brian Smithだとすると、
“Hi, Dr. Smith.”というように名字の前にDr.を付けて呼びます。
関連英語
- 妊娠 = pregnant /prégnənt/
- 妊娠初期 = First Trimester /fəːrst traɪmestər/
- 妊娠中期 = Second Trimester /sekənd traɪmestər/
- 妊娠後期 = Third Trimester /θəːrd traɪmestər/
- 産婦人科 = OB-GYN /oʊ biː dʒiː waɪ en/
(obstetrician-gynecologistの略で、「オゥ ビー ヂー ワイ エン」とアルファベットをそのまま読みます) - 助産師 = doula /dúːlə/
(birth doulaとも言います)
- 超音波検査 = ultrasound /ʌ́ltrəsaʊnd/
- 胎児 = fetus /fíːtəs/
- 心音 = heart beat /hɑ́ərtbiːt/
- つわり = morning sickness
- 妊婦サプリ = prenatal vitamins /priːnéɪtəl váɪtəmən/
- 葉酸 = folic acid /fóʊlɪk ǽsɪd/
- 検診 = check up /tʃékʌp/
- 尿検査 = urine sample /jʊ́(ə)rɪn sǽmpəl/
- 血圧 = blood pressure /blʌ́d préʃər/
第2弾(Second Trimester – 妊娠中期)へ続きます。
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