今回は本当に出演者のスケジュールを合わせることが難しく(皆セレブ並みに忙しい!!w)、
他の配役のセリフは富田先生が読んでくれました。
まずはスクリプトを見ながら、ざっとセリフの読み合わせ。読み合わせの後に、
他の方から「前の時より全然良かったんじゃないですか?」と言われて嬉しかったです!
褒められるとモチベーションが上がりますね。
まあ、そこからいつものシゴキが始まるんですけどね・・・。
富田先生からは、「なぜこのセリフを言うのか?ということを常に考えて欲しい。」と言われました。
正直そこまで掘り下げていなかったので、なぜこの俳句を作ったのか、
と聞かれても答えるのに困りました。
これに関連するのですが、顔合わせ前に開かれた演技のセミナーで、
「アクションバーブ」というものを習いました。「アクションバーブ」とは、セリフひとつ一つに、
そのセリフの持っている感情や行動を動詞で表すということです。
例えば「Are you sure?」のセリフだったとしたら、「アクションバーブ」の一例として、
「疑う」という動詞の「doubt」が当てはまります。
これをしているとセリフの持つ意味や深みがより一層わかってきます。
ここで難しいのは絶対「動詞」でなくてなダメなんです。「形容詞・名詞」はです。
私を含め結構皆さん、形容詞だと思いつくのですが、動詞となるとかなり難しいです。
皆さんも何かドラマや映画のセリフでやってみてくださいね。
富田先生に「アクションバーブ」を聞かれながら、あらかじめ用意してこなかったため、
しどろもどろに答える私たち。(私だけ?)
また、役名は全て日本人の名前なのですが、自分の役の名前の発音の仕方にも手こずりました。
5級を終えた皆さんならご存知の「分離」。これを日本名でやらなくてはならないことに驚きです!
ネイティブスピーカーが日本人の名前を発音する際の発音の仕方にここまでこだわる
Disicovering Soundsに脱帽です!(褒めておかなくちゃ笑、いやでも本当です。)
もちろん今回も「富田先生お決まりフレーズ集」の中にある、
今回のリハでは、名前の発音をはじめ、アクションバーブをもっと掘り下げることや、
イントネーションをつけること、感嘆詞は抑揚をつけることなど、
多くのことを学び、多くの宿題を持ち帰った、というリハでした。