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no matter what(how_when_where)などno matterを使った意味を紹介!

「no matter」学校の英語でたびたび登場した表現ですが、その意味や使い方に関していまいちはっきりとしない方も少なくないでしょう。しかし、これをマスターすれば、使い勝手もよく表現の幅も広がります。

今回は英語発音矯正スクールのDiscovering Soundsより、no matter what(how/when/where)などno matterを使った意味を紹介しますので、ぜひご覧ください。

「no matter + 疑問詞」の意味と使い方

「no matter + 疑問詞」は、英語において非常に便利な表現であり、どんな場合でも、またはどんな方法でも、という意味を強調する際に使われます。この構文は、疑問詞(who, what, where, when, why, how)を使うことで、状況や方法に関わらず何かが確実であることや、変わらないことを表現します。日本語に直訳すると「何が…でも」や「どんな…でも」となりますが、具体的な使い方について詳しく見ていきましょう。

基本的な使い方

「no matter + 疑問詞」の構文は、物事の条件や状況がどうであっても、それに関係なく何かが成立するという意味を伝えるために使います。
例えば、「No matter what happens, I will always be there for you.(何が起きても、私はいつもあなたのそばにいるよ)」という文では、何が起きようとも、変わらず相手を支え続けるという強い意志が表れています。このフレーズは、物事がどう転んでも変わらない事実や態度を強調したいときに使います。

「no matter + what」の例

「no matter + what」は最も一般的な形であり、何が起こっても、何が選ばれても、という意味で使います。
例えば、「No matter what you choose, I will support you.(あなたが何を選んでも、私はあなたをサポートするよ)」というように使います。この表現は、相手の選択や状況に関わらず、結果的に自分の行動や態度が変わらないことを伝えるときに非常に有効です。

「no matter + how」の例

「no matter + how」は、「どんな方法で」「どれだけ~でも」という意味で使われます。例えば、「No matter how hard it gets, we will finish the project.(どんなに大変でも、私たちはそのプロジェクトを終わらせる)」という表現では、どれほど困難であっても、最終的には目的を達成するという意思を示しています。このフレーズは、方法や難易度に関わらず、目標に向かって進む姿勢を強調する際に使います。

「no matter + who/where/when/why」の例

同様に、「no matter + who」「no matter + where」「no matter + when」「no matter + why」も使われます。

「no matter + who」の例

「No matter who calls, don’t answer the phone.(誰から電話がかかってきても、電話には出ないで)」というように、相手が誰であろうと、同じ行動を取るように指示する場合に使います。

「no matter + where」の例

「No matter where we go, we’ll always have fun.(どこに行っても、私たちはいつでも楽しい時間を過ごせる)」のように、場所に関係なく楽しさを表現する際にも使用されます。この構文は、特定の条件に関わらず、何かが確実に起こることや変わらないことを伝えるために非常に便利です。

「no matter + why」の例

「no matter why」は、「たとえ理由が何であれ」という意味を持つ表現です。例文として、このように使います。No matter why it happened, we need to find a solution.(それがなぜ起こったとしても、解決策を見つける必要がある。)

「no matter + when」の例

「No matter when」は、「いつであろうと関係なく」という意味を持つ表現です。例文として、このように使います。No matter when you call, I’ll always answer. (いつ電話しても、私は必ず出るよ。)

まとめ:no matter what(how/when/where)などno matterを使った意味を紹介!

いかがでしたか。今回は「no matter」を用いた表現について解説しました。
「no matter + 疑問詞」のフレーズは、英語において「何が…でも」「どんな…でも」といった意味を強調する際に使われ、状況や条件に関わらず何かが変わらないことを伝えるのに非常に効果的です。
疑問詞(who, what, where, when, why, how)と組み合わせることで、様々なシチュエーションで強い意志や確実性を表現することができます。この表現をうまく使うことで、英語をさらに自然に、力強く伝えることができるでしょう。


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