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イギリス料理は本当にまずいの?

こんにちは!Discovering Soundsです。

みなさんは、こんなエスニックジョーク、聞いたことありませんか。

 

天国とは、アメリカの給料、中国人のコック、イギリスの家そして日本人の妻をもつことである。

地獄とは、中国の給料、イギリス人のコック、日本の家そしてアメリカ人の妻を持つことである。

Heaven is an American salary, a Chinese cook, an English house, and a Japanese wife.

Hell is defined as having a Chinese salary, an English cook, a Japanese house, and an American wife. 

このジョークからも分かるように、「イギリス料理」というものは「まずい」というレッテルを貼られています。

本記事では、イギリス料理は本当にまずいのかを検証していきたいと思います。

イギリスの食文化

イギリスは、海に囲まれているため、新鮮な魚介類が多く採れます。また、国の約半分が牧場や牧草地のため、肉類や乳製品なども豊富です。少し前までは、イギリス人職には興味がないともいわれていましたが、最近では食に関心を持つ人が多くなり、伝統的な料理を新しい感覚を持ったシェフたちのアレンジによる「モダンブリティッシュ」という新しい食文化を生み出しています。

また、自分が口にする食材がどこから来たものかを気にかけたり、オーガニック食品を食べたりする人も増えました。

昔の植民地の影響で、インド料理と中華料理のレストランはどの町にも大抵あり、イギリス人にとって身近な料理です。中でもカレーはイギリスの国民食ともいわれるくらい人気があります。

 

イギリス料理がまずいと言われる理由は?

イギリス料理がまずいと言われる理由は地理的・歴史的背景が関係しているようです。ここではその理由を解説していきます。

まず、イギリスは土壌中に腐食層が少なくやせ地であり、美味しい野菜が根本的に不足している、という前提があります。さらに、17世紀、欧州各国のパワーバランスや宗教的対立によって起こったピューリタン革命から表舞台に立った、「ジェントルマン」という支配階層が、飲食に関しては質素な食事を美徳としていたことから、イギリスの食文化に大きな影響を与えます。彼らの食に対するストイックな姿勢が、トップダウンでイギリスに質素な食文化を浸透させていったのです。

その後、フランス革命によって英仏間の対立が強まるようになった結果、イギリスにおいてフランス文化の排除が起こり、フランスの豊かな食文化を否定するようになりました。

このような複雑な地理的かつ歴史的要因により、今日の「イギリス料理はまずい」というイメージが出来上がっていったのです。

イギリスの変わった料理

現在でも受け継がれているちょっと変わったイギリス料理を紹介します。

 

ハギス (Haggis)

ハギスはスコットランドの伝統料理です。スコットランドの名産品であるスコッチウィスキーに合う料理としても知られています。

羊の胃袋に刻んだ内臓やオーツ麦、玉ねぎ、ハーブなどを詰めてゆでるもので、そのままで食べたり、パーやグラタンの具として食べられることもあります。

 

うなぎのゼリー寄せ (Jellied eels)

うなぎは、その昔イギリスで漁獲量の多い魚の一つでした。安くて栄養満点だったことから、産業革命前後から良質なたんぱく質源として重宝されていました。

ぶつ切りにしたうなぎを茹でて、ゼリー寄席にしたもので、塩コショウやチリビネガーをかけて食べるのが一般的です。

 

スターゲージーパイ (Stargazy Pie)

星空を想像する名のついたパイですが、実際は魚の頭が刺さった衝撃的な見た目のパイです。イギリス南部のコーンウォール地方の伝統料理で、特別なお祭りの日に食べられます。

いわしが主流で、これにじゃがいもや卵を合わせてパイ包みにしたものが基本です。

本当は美味しい代表的なイギリス料理

イギリスの料理がまずいといわれる一方で、実際は美味しい料理や日本でもよく知られている料理もあります。ここではそんな料理を何点か紹介します。

 

フィッシュ&チップス (Fish & Chips)

イギリス料理の定番といえばこちらです。タラをはじめとする白身魚のフライとフライドポテトがセットになったものです。

イギリスのどの町にもフィッシュ&チップス店があり、フィッシュフライデーと呼ばれる金曜日には、フィッシュ&チップスを求める人たちで長蛇の列ができます。

イングリッシュ・ブレックファースト (English Breakfast)

イギリスの定番の朝食メニューです。目玉焼きやポーチドエッグ、スクランブルエッグなどの卵料理とソーセージ、ベーコン、マッシュルーム、ハッシュドポテトやベイクドビーンズがワンプレートになったものです。

一般の家庭では、家族がそろう週末などに食べますが、普段はシリアルやトーストで済ませています。

 

ローストディナー(Roast Dinner)

オーブンに丸ごとお肉を入れれば作れてしまうローストはイギリスで大人気の料理です。

チキン、ラム、ビーフ、ポークが一般的ですが、クリスマスには七面鳥のローストが主流です。

一般的なイギリスの家庭では、家族が集まる日曜の昼の午後にローストディナーを食べます。これをサンデーロースト(Sunday Roast)と呼びます。「ディナー」という言葉が含まれますが、これは夕食という意味ではなく、その日の重要な食事という意味です。

 

スコッチエッグ(Scotch Egg)

簡単に表すなら、殻を剥いたゆで卵をハンバーグのタネで包み、それにパン粉をつけて揚げたものです。ロンドンの老舗デパートフォーナム&メイソンで販売されたのがはじめとされています。

 

エールパイ(Ale and Steak Pie)

「エール」はイギリスではおなじみのエールビールのことを指します。ビーフと野菜にエールビールを入れて煮込んだものをサクサクのパイ生地で包んだ料理です。

気軽にテイクアウトできるパイから、レストランで出される本格的なパイなどイギリスはパイ料理の種類が豊富です。

最近のイギリスの料理が美味しくなっている理由

筆者はイギリス在住歴15年以上ですが、ここ最近はイギリスでも美味しい料理が食べられるようになったと実感します。その理由を独断と偏見でいくつか挙げたいと思います。

 

  1. 欧州連合の東方拡大により、2000年ごろから中東欧諸国の移民が急激に増えたことに伴い、中東系のレストランが増え、注目されるようになったため。
  2. レストランに行く前にレビューをチェックする人が増え、レストラン側も高評価を得るために試行錯誤するようになったため。
  3. 海外経験をきっかけにレストランを開いたり、多文化の食べ物に触れることで料理に興味を持つ人が増えたため。昨今のアジアンフードの流行のおかげで、中華料理をはじめ、日本や韓国、東南アジアのエスニックなど食の幅が広がりました。

 

まとめ:イギリス料理は本当にまずいのか?

イギリスでは歴史的背景もあって、「質素な料理=イギリス料理はまずい」と思われてきましたが、いろいろな国の食文化の影響を受け、現代では美味しいイギリス料理も食べられるようになりました。イギリスに行きたいけど食事がまずそうだから行くのに躊躇するという方、そんな心配はありません。イギリスでも美味しい料理に出会えますよ。

 

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