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連続する母音の発音は長母音？
皆さん、こんにちは！Discovering Soundsです。
英語の発音には、いくつかの面白い法則があります。その中でも、母音が2つ連続する場合、それが長母音として発音されるということを知っていると、発音エラーを防ぐことができます。例えば、「read」や「meet」といった単語では、連続する母音が1つの長い音として発音されます。
本記事では、連続する母音がどのように長母音として発音されるか、その具体的な例を挙げながら解説していきます。
目次
母音が連続する単語で長母音になる単語例
母音が連続する英単語では、しばしば長母音として発音されることがあります。これらの単語では、連続する母音が1つの長い音として発音されます。以下に、母音が連続し、長母音となる具体的な単語の例を紹介します。
①：2つの母音が「ee」の単語
これらの単語では、「ee」が長母音「/iː/」として発音されます。
feet /ˈfiːt/（足）
cheese /ˈtʃiːz/（チーズ）
keep /ˈkiːp/（保つ）
teen /ˈtiːn/（10代の若者）
see /ˈsiː/（見る）
free /ˈfriː/（自由な）
green /ˈɡriːn/（緑）
sleep /ˈsliːp/（眠る）
tree /ˈtriː/（木）
meet /ˈmiːt/（会う）
deep /ˈdiːp/（深い）
need /ˈniːd/（必要とする）
week /ˈwiːk/（週）
sheep /ˈʃiːp/（羊）
between /bɪˈtwiːn/（〜の間に）
three /ˈθriː/（3）
street /ˈstriːt/（通り）
seen /ˈsiːn/（見られた）
committee /kəˈmɪtiː/（委員会）
indeed /ɪnˈdiːd/（確かに）
meeting /ˈmiːtɪŋ/（会議）
feedback /ˈfiːdbæk/（フィードバック）
agreement /əˈɡriːmənt/（合意）
feel /ˈfiːl/（感じる）
seems /ˈsiːmz/（〜のように見える）
degree /dɪˈɡriː/（度、学位）
speed /ˈspiːd/（速度）
screen /ˈskriːn/（画面、スクリーン）
freedom /ˈfriːdəm/（自由）
speech /ˈspiːtʃ/（スピーチ、演説）
employee /ɪmˌplɔɪˈiː/（従業員）
steel /ˈstiːl/（鋼、スチール）
feed /ˈfiːd/（餌を与える）
fee /ˈfiː/（料金）
queen /ˈkwiːn/（女王）
coffee /ˈkɔːfi/（コーヒー）
sheet /ˈʃiːt/（シーツ、紙一枚）
creek /ˈkriːk/（小川）
sweet /ˈswiːt/（甘い）
guarantee /ˌɡærənˈtiː/（保証）
wheel /ˈwiːl/（車輪）
teeth /ˈtiːθ/（歯の複数形）
succeed /səkˈsiːd/（成功する）
②：2つの母音が「ea」の単語
これらの単語では、「ea」が長母音「/iː/」として発音されます。
eat /ˈiːt/（食べる）
sea /ˈsiː/（海）
mean /ˈmiːn/（意味する）
read /ˈriːd/（読む）
heat /ˈhiːt/（熱）
seat /ˈsiːt/（座席）
lead /ˈliːd/（導く）
leaf /ˈliːf/（葉）
teach /ˈtiːtʃ/（教える）
beach /ˈbiːtʃ/（ビーチ）
cream /ˈkriːm/（クリーム）
dream /ˈdriːm/（夢）
team /ˈtiːm/（チーム）
stream /ˈstriːm/（小川）
beam /ˈbiːm/（光線）
peace /ˈpiːs/（平和）
ease /ˈiːz/（楽さ、容易さ）
speak /ˈspiːk/（話す）
clean /ˈkliːn/（清潔な）
weak /ˈwiːk/（弱い）
each /ˈiːtʃ/（各々、各自）
great /ˈɡreɪt/（素晴らしい、偉大な）
please /ˈpliːz/（喜ばせる）
least /ˈliːst/（最小の）
feature /ˈfiːtʃɚ/（特徴）
treatment /ˈtriːtmənt/（治療、取り扱い）
reason /ˈriːzən/（理由）
easy /ˈiːzi/（簡単な）
release /rɪˈliːs/（解放する）
increase /ˈɪnˌkriːs/（増加する）
disease /dɪˈziːz/（病気）
leave /ˈliːv/（去る、残す）
cheap /ˈtʃiːp/（安い）
deal /ˈdiːl/（取引）
season /ˈsiːzən/（季節）
reach /ˈriːtʃ/（到達する）
east /ˈiːst/（東）
③：2つの母音が「oo」の単語
これらの単語では、「oo」が長母音「/uː/」として発音されます。
food /ˈfuːd/（食べ物）
moon /ˈmuːn/（月）
room /ˈruːm/（部屋）
school /ˈskuːl/（学校）
boots /ˈbuːts/（ブーツ）
tools /ˈtuːlz/（道具）
soon /ˈsuːn/（すぐに）
choose /ˈtʃuːz/（選ぶ）
cool /ˈkuːl/（涼しい、かっこいい）
pool /ˈpuːl/（プール）
root /ˈruːt/（根）
proof /ˈpruːf/（証拠）
troop /ˈtruːp/（軍隊、一団）
smooth /ˈsmuːð/（滑らかな）
loose /ˈluːs/（ゆるい）
mood /ˈmuːd/（気分、ムード）
cartoon /kɑɚˈtuːn/（アニメ、漫画）
shoot /ˈʃuːt/（撃つ）
zoo /ˈzuː/（動物園）
toolbar /ˈtuːlˌbɑɚ/（ツールバー）
boost /ˈbuːst/（押し上げる、増加させる）
zoom /ˈzuːm/（ズーム）
loop /ˈluːp/（輪、ループ）
fool /ˈfuːl/（愚か者、だます）
＊「oo」の時は、短母音の「/ʊ/」になるパターンもあります。例：book、cookなど。下の「例外」をご覧ください。
④：2つの母音が「ue」の単語
これらの単語では、「ue」が長母音「/uː/」として発音されます。
true /ˈtruː/（真実の）
blue /ˈbluː/（青い）
glue /ˈɡluː/（接着剤）
due /ˈduː/（期限の）
sue /ˈsuː/（訴える）
pursue /pɚˈsuː/（追求する）
これらのパターンでは、2つの母音が連続することで1つの長い母音が形成され、音が引き伸ばされます。
例外①：「oo」が短母音 /ʊ/ になる例
上記に当てはまらない例外ももちろんあります。以下がその例外です。
book /ˈbʊk/（本）
foot /ˈfʊt/（足）
good /ˈgʊd/（良い）
hood /ˈhʊd/（フード、頭巾）
wood /ˈwʊd/（木材）
wool /ˈwʊl/（ウール）
look /ˈlʊk/（見る）
took /ˈtʊk/（取った）
cook /ˈkʊk/（料理する）
hook /ˈhʊk/（鉤、引っ掛ける）
例外②：「oo」がその他の短母音 /ʌ/ になる例
blood /ˈblʌd/（血液）
flood /ˈflʌd/（洪水）
例外③：「ea」が短母音 /ɛ/ になる例
head /ˈhɛd/（頭）
bread /ˈbrɛd/（パン）
dead /ˈdɛd/（死んでいる）
lead /ˈlɛd/（鉛）
read /ˈrɛd/（過去形・過去分詞形：読んだ）
例外④：「ou」が短母音 /ʌ/ になる例
country /ˈkʌntri/（国）
cousin /ˈkʌzɪn/（いとこ）
double /ˈdʌbəl/（二重の）
trouble /ˈtrʌbəl/（問題）
touch /tʌtʃ/（触れる）
これらの単語は、上記の長母音の発音ルールに当てはまらない例外として覚えておくと便利でしょう。例外を暗記するのは面倒だなと思うかもしれませんが、数はそう多くないので、覚えておくほうが発音エラーを減らせるでしょう。
英語では、母音の発音が例外的なパターンを取ることもあり、これらの単語をしっかりと覚えることで、発音やリスニングの精度を高めることができます。
まとめ: 連続母音が生み出す長母音の法則を理解しよう
英語では、母音が連続すると長母音として発音されることが多く、これを覚えることで発音エラーを減らすことができます。
「ee」や「ea」といった母音の組み合わせが長母音を生み出します。ただし、例外も存在するため、発音規則とともに例外的な単語も覚えることが重要です。これらのルールを理解し、練習することで、より自然で正確な英語の発音を身につけましょう。
英語の発音を習得したいとお考えの方は、Discovering Soundsのレッスンがおすすめです。少しでも興味のある方は、お気軽に体験レッスンにお申し込みください。
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