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英語の発音ルール:[h]と[ð]の脱落編
こんにちは。
Discovering Soundsです!
英語の発音矯正を目標とする方に、ぜひ知っていただきたいのが英語の発音ルール。
もちろんそれぞれの音を正確に発音することはとても大切です。
しかしそれだけでは残念ながらネイティブのように英語を話すことはできません。
単語と単語をぶつぶつ切らずにネイティブのように話すためには、英語の発音ルールを知っておく必要があります。
ルールが分かっていれば、英語を話すときに気をつけるべきポイントも分かります。
今回は、英語をもっとネイティブのように話せるようになりたい!と願うすべての方に向けて、英語の発音のルールとは何か、具体例を挙げながらくわしく解説していきます。
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目次
そもそも英語の発音のルールとは何のこと?
英語をネイティブのように話すことを目標とする場合、とても重要なのが英語の発音に関わるルールについて理解すること。
英語の発音のルールというのは、個々の発音方法のことではなく、
「Linking(連結)」、「Assimilation(同化)」、「Elision / Reduction(脱落)」などと呼ばれる、単語と単語をぶつぶつ切らずに滑らかに発音する際に必要な音の変化のことを言います。
これらの英語の発音のルールについては、英語の音をすべて発音できるようになっていても、「知ること」なしに自然に身に付くものではありません。
ですがルールを知っていれば、その都度意識することは可能です。
英語の発音ルールを知り、そのルールに沿って発音することができれば、あなたの話す英語はネイティブの話す英語にかなり近づけることができるのです。
英語の発音のルール3つの例
英語の発音のルールは数多くありますが、今回は、「脱落(Elision / Reduction)」のルールの中かから以下の3つを紹介します。
① 人称代名詞he, his, him, herの[h]の省略
② 助動詞have, has, hadの[h]の省略
③ That’sのth [ð]の省略
英語の発音における「脱落」とは、スペルには存在している音を、省略して発音しないこと。
ちなみに当校ではこれを「飛ばす音」と呼んでいます。
これだけではいまいち何のことを言っているのか分かりにくいですよね。それぞれのルールについてここからさらにくわしく解説していきます!
①人称代名詞he, his, him, herの[h]の省略
スペルが[h]から始まる人称代名詞(he, his, him, her)は、これらが文章の先頭に来る場合をのぞいて[h]の音の脱落が起こります。
[h]は発音しない、というわけです。
とてもよく使われる単語なので、ルールとしても重要度が非常に高いです。
これらの単語は文頭に来る場合も多いですが、そうでない場合も多々あります。
[h]を発音しなくて良い例をあげておきましょう。
Where is (h)e?
I saw (h)im at Starbucks.
What is (h)is phone number?
Don’t tell (h)er about it.
このような文章においては、[h]の音が省略されます。
heは、「ヒー」ではなく、「イー」と言う感じになってしまうのですね。
ネイティブの発音を改めて注意深く聞いてみてくださいね。
② 助動詞have, has, hadの[h]の省略
助動詞 have, has, hadの[h]が文中に来る場合、[h]の音が脱落します。
これも例文をいくつか挙げておきましょう。
I (h)ave to finish this report.
I (h)aven’t met (h)im.(have の[h]とhimの[h]は両方省略できます)
She (h)as already gone.
He (h)ad (h)is hair cut. (have の[h]とhimの[h]は両方省略できます)
これらの文章では、have/has/hadの[h]は発音しません。
ただし、文中に来る場合でも、アクセントが置かれるときは[h]を省略しません。
Yes, you have to.
この文章ではhaveにアクセントが置かれます。
この場合、[h]の脱落は起こらず、むしろ強調して発音するため[hæf]と発音されます。
Have you~?のように文頭に来るときも[h]を省略しません。
③ That’sのth省略
続いてはth [ð]の発音に関するルールです。
That’sが文の先頭に来るときは、th [ð]を省略してもよいというルールがあります。
この場合、[ðæts]ではなく[æts]と発音します。
カタカナで説明するとすれば、「ザッツ」の「ザ」を発音せずに「ェアッツ」と読むイメージですね。
具体的にどのような文章がこのルールに当てはまるのか、いくつか例文をここでも挙げておきましょう。
(Th)at’s right.
(Th)at’s so true.
とにかくThat’sで始まる場合は、thの[ð]の音は発音しなくてもよくなるということ。
3つのルールの中でもこちらが一番「ハッ」とさせられたのではないでしょうか。
改めてネイティブの英語を聞いてみると、確かにth [ð]の音が抜けていることが分かりますよ。
英語の発音ルールを学ぶならDiscovering Soundsで!
英語の発音のルールを3つ紹介しましたが、皆さんがすでに知っていたルールはありましたか?
英語の発音のルールを覚えれば、英語を話すときに何に気をつければ良いかが分かります。
単語と単語をぶつぶつとぎらせずに滑らかに発音するためのルールは、今回紹介したもの意外にもたくさん存在します。
これらのルールは、Discovering Soundsの発音矯正プログラムの中でしっかりと学ぶことが可能です。
発音矯正のために必要なのは、英語の発音方法をマスターすることと、英語ならではの発音のルールを覚えること。
どちらが欠けてもいけません。
これらの両方を効果的に習得できるDiscovering Soundsでは、多くの方が飛躍的に英語の発音を上達させることに成功しています。
もちろん、短期間で劇的に上達することは難しいのが英語の発音矯正。
ですが、一歩一歩正しい方法で進めることで、確実な効果を得ることができるのです。
まとめ
今回は英語の発音のルールについて解説しました。
発音自体ではなく、それ以外にも勉強することがあったのか!と目からウロコだったかもしれませんね!
本気で英語の発音を直したいとお考えの方には、ぜひ一度Discovering Soundsの体験レッスンへお越しください。
他のスクールでは受けることのできない、独自のプログラムを一度ご自身で体験してみられてはいかがでしょうか。
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