ネイティブ筋エクササイズとL・R・THの発音方法の習得
- ネイティブ筋エクササイズ(顔と声帯の筋肉)
- L、R、THの発音方法の習得
アメリカ英語発音矯正プログラムでは、
アメリカンアクセントに特化したDiscovering Sounds 完全オリジナルのテキストを使用し、
口周りや舌の筋肉を鍛えることで、子音と母音の発音をより確実なものにします。さらには、アメリカンアクセント特有のイントネーションの作り方も声帯筋の使い方を身に付けることで、意識的に抑揚を作り出すことができるようになります。
アメリカ英語発音矯正プログラムは、7級〜S2級の11段階でカリキュラムが構成されています。
ベーシックレベル |
ネイティブ筋エクササイズの習得から母音・子音の習得までを目指し、単語のみを完璧に発音するのではなく、最初から文章で応用するためのネイティブライクな発音を身に付けます。 英語発音の要であるネイティブ筋を基本から徹底的にトレーニングするため、カタカナ発音になりようがないのです。 |
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基本 7級 |
ネイティブ筋エクササイズ(顔の筋肉) |
基本 6級 |
声帯の筋肉と母音の発音エクササイズ(基礎応用) |
基本 5級 |
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基本 4級 |
子音の発音エクササイズ(基礎) |
アドバンスレベル |
文章の練習に入り、滑らかに話すための発音方法を理論的に学び、単語と単語のつなげ方やアクセントの置き方ルールを覚え、音がブツブツ切れる日本語の「点」の話し方から、音がブツブツ切れない英語の「線」の話し方を身に付けます。 |
応用 3級 |
子音の発音エクササイズ(応用) |
応用 2級 |
文章の発音エクササイズ(応用) |
応用 1級 |
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マスターレベル |
声帯の使い方をマスターし、ネイティブライクな抑揚の作り方を理論的に学び、辞書通りに発音されていないネイティブの話し方を、当校で研究された「ルール」を基に身に付けます。 |
発展 A-2級 |
アクセント・イントネーションの発音エクササイズ(発展) |
発展 A-1級 |
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発展 S-1級 |
省略形を覚える 〜ネイティブになるための必要テクニック〜 |
発展 S-2級 |
総仕上げ 〜感情表現を極め、ネイティブへ!〜 |
英語には、子音と母音、合わせて50音近くあるのに対し、日本語には19音しかありません。つまり英語には、日本語では使われない舌・唇・口周りの筋肉の使い方が多数存在するのです。
Discovering Soundsでは、日本人のどの顔の筋肉が弱いのかを徹底的に分析し、ネイティブ筋エクササイズを指導しています。そのため、どんな方でもこのエクササイズによって、全ての母音と子音をネイティブと同様に発音することができるようになります。
例えば、L・R・THの発音は日本人が最も苦手とする発音として知られていますが、これらの発音もネイティブ筋エクササイズによって3ヶ月以内に誰でも完璧に発音できるようになるのです。
1口角挙筋
広角を引き上げる
2口輪筋
口を閉じたり、突き出したりする
子音[p][b][m][w][h]の発音に必要
3小頬骨筋
上唇を外上方に引き上げる
4大頬骨筋
口角を外上方に引き上げる
5オトガイ筋
下唇を突き出す
子音[f][v]の発音に必要
6上唇鼻翼挙筋
上唇と鼻翼を引き上げる
7上唇挙筋
上唇を引き上げる
子音[hw]の発音に必要
母音[a∪][ju][u:][o∪]の発音に必要
8下唇下制筋
下唇を引き下げる
子音[hw]の発音に必要
母音[a∪][ju][u:][o∪]の発音に必要
9頬筋
口角を外側に引くと共に、頬を歯や歯茎に押し付ける
10笑筋
口角を後方へ引く
(口を横に広げる)
日本語と英語の母音は全く違います。「あいうえお」の5つしかない日本語の母音に対し、英語の母音は22個以上存在するのです。そのため、これを正しく発音することは日本人には通常不可能です。
そこでネイティブ筋エクササイズを応用し、発音構造を理論的に理解することで、全ての母音の完璧な発音ができるようにするのがこのステップです。
1声帯靭帯
2甲状軟骨
3輪状軟骨
4声帯筋
(内甲状披裂筋)
地声系の筋肉
声帯の緊張を強める
5外側輪状披裂筋/
声門閉鎖筋群
地声系の筋肉
声門を閉鎖する
6横披裂筋/
斜披裂筋
地声系の筋肉
正門を閉鎖するが、不完全
7披裂軟骨
8外甲状披裂筋
Glottal fry・超低音
声帯の緊張を緩める
9輪状甲状筋
音程を調整する
声帯を伸ばす
10後輪状披裂筋
声帯を開く
11声帯
子音の音を覚える
子音そのものの音を知ることなしに正しい発音はできません。
まずは、一つ一つの子音を理解しましょう。
実際に単語を発音
実際に単語を発音することで、正しい子音の発音方法を覚える。
日本語には14個の子音が存在しますが、子音を単独で発音する音は「ン」しか存在せず、その他の子音は全て母音と同時に発音されます。
例えば、日本語の「カ」は、子音の[k]と母音の[ɑ]が同時に発音されるために、「カ」となります([k]+[ɑ]=[kɑ](カ))。対して英語では、子音と母音が個々に発音されます。つまり、発音方法そのものが英語と日本語では全く異なるのです。
これを鍛え、子音と母音の分離発音ができる状態を目指します。
2〜4音節の文章
など
5〜7音節の文章
など
8音節以上の文章
など
日本語と英語の話し方にも大きな違いがあります。日本語は音節ごとに発声を切りますが、英語では切らないのです。
英語は発声状態を止めずに音節を繋げていくため、子音や母音との接続が非常に早いスピードで変化していきます。「発声状態を維持したまま、英語を話す」ということを理解することで、音節を切ることのないネイティブな発音が実現できるようになります。
アメリカ人が「私は日本人です」と発音すると、独特のアクセントとイントネーションが生まれます。
「わた~し わ~ に~ほんじん で~す。」
これをさらに詳しく分析すると、下記のような子音と母音に分離しているのがわかります。
[watáshi wá níhonjin désu.]
「わ(ぁ)た(ぁ)~し(ぃ)~わ(ぁ)~、に(ぃ)~ほ(ぉ)~んじ(ぃ)~んで(ぇ)~す(ぅ)。」
上記の例文の「watashi」は、本来日本語であれば「wa」「ta」「shi」の3つ全ての母音にアクセントが置かれます。また、子音と母音を同時に発音することから、母音が短くなり、 wa / ta / shi と発声も切れて聞こえます。しかし英語の場合は音節を切らず、発声状態を維持したまま唇や舌が動かされます。
子音と母音を分けて発音するアメリカ人にとって、子音と母音を同時に発音する日本語は極めて難しい言語です。同様に日本人にとっても、子音と母音の発音法が全く違う英語は非常に難しいものなのです。
子音と母音の発音のマスター、熟語から文章への応用が完了したら、次は、アクセント・イントネーションの勉強です。 ネイティブの話し方とは何なのか?レッスンでは、その秘密を理論的に解き明かします。
つまり、英語でよく言われる「アクセントを置く」とは、単語における「母音」の発音の強弱を指します。
ネイティブアクセントを身に付けるには、なぜ日本人アクセント(カタカナ発音)になってしまうのかを考える必要があります。日本語は母音と子音を同時に発音する言語のため、日本語と同様に英語を発音していてはカタカナ発音になってしまいます。
アクセントは、全て母音上で作られる。これを念頭にレッスンを行っていきます。
イントネーションの違いによって文章の意味やニュアンスが異なってくるので、感情表現を適切に行うためにもパターンを学ぶ必要があります。
日本語を話し続けてきた日本人は、文末に向かってピッチを下げる話し方が身についています。ですから、単語ごとにアクセントを意識し、文末の単語に一番強いアクセントを置くことは非常に難しいことなのです。
なぜ我々日本人がネイティブの話す英語を聞き取れないのか。それはネイティブが多くの単語の発音を省略しているからです。彼らの話す英語がネイティブに聞こえる理由は、彼らにしかできない発音方法にあるのです。
ですが、そのような発音方法は辞書では解説されておらず、発音記号も載っていません。また、日常英会話に頻出する単語の実に15〜20%がこの省略された発音方法で発音されており、これがネイティブ発音が短く聞こえる最大の理由となっています。
このステップでは、ネイティブの話し方を極限まで分析した指導法により、彼らがどのように発音し、なぜそうした話し方になっているかを理論的に解説します。これにより、本物の英語の話し方と聞き取り方を身につけるのです。
最後は、自分の想いを英語に乗せて相手に伝える感情表現のレッスンです。
感情表現は本来簡単なものではありませんが、これまでのレッスンで学んだ筋肉の使い方や、子音と母音・アクセントの理論等を組み合わせれば、必ず自分の想いを表現することができます。
ここまでくれば、もう立派なネイティブです。自分がどのように話せば、相手に思い通りの印象を与えられるのかを理解することで、思いのままに英語を操ることができるのです。
Discovering Soundsでは、感情表現を習得していただくために、実際のドラマや映画を利用して、生徒様の声質に合わせた俳優をピックアップ、2-3分のシーンを完全コピーしてもらいます。話し方を完全にコピーすることが、その俳優の話し方をコピーすることと同じになるので、感情表現力が大幅に向上します。
POINT 1
アメリカ英語発音に特化した
「ネイティブ筋エクササイズ」
アメリカ英語特有の子音と母音の発音方法を徹底分析し、それらの習得方法と共に、実際にスピーキングで応用できるようにするための筋トレカリキュラムを提供!
ネイティブが実際に英語を話している時に使っている顔の筋肉を知り、それらを鍛え上げることで、今の英語の発音に自信がない方にも確実な結果が出ます!
当校で指導する子音と母音は、全てこの「ネイティブ筋エクササイズ」と紐づけられているため、誰でも確実に正しい発音の習得が可能となっています。
POINT 2
アメリカ英語発音に特化した
「声と抑揚の作り方」
理論的に、アメリカ英語発音に必要な声と抑揚の作り方を学ぶことで、何となくではなく、
「声帯をこう鍛えることで、こうネイティブらしい声になっていく」と言うように、感覚的なトレーニングではなく、理論的なトレーニングを行うことで、自身の成長が確実に体感できます。
「アメリカに留学していたのですか?」などと、
聞かれることも増え、それに伴い、周りが評価してくれますので、大きな自信につながり、積極的な発言につながります!
POINT 3
アメリカ英語発音の
神髄を学ぶことができる
カリキュラム
アメリカンアクセントと言えば、WaterやGet outなどで行われる、[t]でもない[d]でもない、舌を弾く発音方法であるFlapped “t”が大変有名ですが、Discovering Soundsでは、おそらく日本で唯一、このFlapped “t”を体系立てて指導できるスクールであり、さらには、あいまい母音と呼ばれる[ə](schwa)の発音も、どのように発音することで、よりネイティブらしさを引き出せるかのルールまでも網羅しています。
ここまでアメリカンアクセントを研究し、実際に指導を行っているのはDiscovering Soundsだけです。
進め方の異なる2つのコースをご用意しております。
※カリキュラムは両コースとも同じです。
最短12ヶ月でコース修了完了!
ネイティブと同等の立場で英語を話す、発音のスペシャリストに!
レッスン開始時に英語力が高ければ高いほど、卒業までの期間が短くなる!
常に、開発が行われている最新で、効率的な指導が受けられる!
すべてのプログラムが無駄なく組み込まれた、初心者から上級者までどなたでも受講可能なコースです。
級別に段階を追って組み込まれた
『完全カスタマイズプログラム』
受講者様のレベルや日々のモチベーション、宿題の消化率、得手不得手等に合わせ、カリキュラムを常に効率よく組み替えながら進めていく完全カスタマイズプログラムとなっております。
ネイティブの話し方を理論的に!プロフェッショナルコースでしか体験できないカリキュラムの進め方は、受講生の満足度も大変高く、効率よく学んでいただけるものと自負しております。
基本的な子音・母音の発音方法を理論的に習得し、なぜカタカナ発音になるのか?そして、それからどうやって抜け出すのか?を音声学的・解剖学的視点から考察することで、発音に対する理解がより深まります。
日本人が話す英語は、音がブツブツ切れてしまいますが、それをどうやって切らずに話せるようになるのか?
ネイティブのように話すためのリンキング等のルールを学び、さらに、アクセント・イントネーションも、グラフを使って視覚的に音の作り方を学びます。
そして、辞書に載っていない発音記号で話す究極のネイティブスピーキングセオリーまでをも極めます。
いかなる状況下に置かれても、英語という言語ツールを完璧に使いこなし、ビジネスにおいて、商談において、プレゼンテーションにおいて留学において、完全なる成功を収めることを約束します。
卒業後は、特別対応で終身会員、発音チェック講座などが受けられ、いつでもご相談にのらせていただきます。
最短15〜18ヶ月でコース修了可能!
基礎を身に付け、1つずつ確実にコツコツと進めていくことが好きな方向け!
英語力に関係なく、超初心者の方からでも始められる!
変にクセが無い分、面白いように発音が変わっていく!
ベーシックレベル
どうすればカタカナ発音から抜け出すことができ、聞き返されなくなるのかを、体系立てたカリキュラムに沿って学習
ステップバイステップコースでは、ベーシックレベルから始まり、ネイティブ筋エクササイズで基礎を作り、日本人が最も苦手とする、L/R/THの発音から克服していきます。その後、全ての母音と子音を習得します。
子音や母音、単語を正確に発音できるようになることはもちろん、最初からどのように文章で応用して行くかまでを考えたカリキュラム構成となっていますので、単語レベルから抑揚をコントロールできるようになり、それに伴い、英語を話す時も自然と日本語を話す時とは全く違う話し方になります。
舌や唇、口周りの筋肉を鍛えるための筋トレと同時に、アクセントやイントネーションを生み出すための声帯筋を鍛えるための筋トレも行うことで、外側と内側の筋肉を同時に鍛えることができ、流ちょうな発音へとつながります。
アドバンスレベル
滑らかに話すための発音方法を理論的に学ぶ
次のアドバンスレベルでは、文章の練習に入り、滑らかに話すための発音方法を理論的に学んでいきます。
単語と単語のつなげ方やアクセントの置き方ルールを覚えることで、ベーシックレベルで身に付けたことが全て応用可能となります。リンキングや脱落、同化の他、音と音の間を移動する「中間音」を習得することで、途切れ途切れになってしまう話し方からは、完全に卒業することができます。
それにより、音がブツブツ切れる日本語の「点」の話し方から、音がブツブツ切れない英語の「線」の話し方への変化が自分でも実感できるようになるところが、アドバンスレベルの醍醐味です。
加えて、WaterやGet out of hereなどで発音される、[t]でもない[d]でもないflapped “t”の発音方法、そして、DefinitelyやSit downなどで発音される、[t][d]を飛ばして発音するGlottal “t”も習得いただきます。
この2つの発音方法を体系立てて指導できるのはDiscovering Soundsだけです。
マスターレベル
声帯の使い方から解説することで、
誰でもネイティブライクな抑揚を作り出せるようになる
最後のマスターレベルでは、アドバンスレベルで英語を滑らかに話せるようになった発音をさらに向上させるべく、ネイティブたちは、なぜあんなにアップダウンを自然に作れるのかを、声帯の使い方から解説することで、誰でもネイティブライクな抑揚を作りだせるようになります。
それには、音の高さを調整するため、どうすればアクセントとピッチのコントロールができるかを理論的に身に付ける必要があります。
英語は実は抑揚の作り方は非常に単純です。グラフを使ってタイミングを正確に示すことで、いつどのようにストレスを置いて、ピッチを上げ下げすべきが分かるので、エクササイズでそれらのコントロールを身に付けて応用するだけです。
感情表現がどんどん豊かになっていくのが自分でも分かるようになります。
(※Discovering Soundsでは、英文をグラフ化することに成功しており、それにより、子音と母音の発音位置やタイミングを全て可視化できます。)
最も難しいとされる映画やドラマなど、スピードが速い英語も、辞書に載っている発音記号通りに、実際は発音されていないことを知ることなしに、同じように発音をすることはできません。 それらをディクテーションしたり、ネイティブたちの普段の会話についていくには、どのように発音されているかを理論的に習得する必要があります。ネイティブの発音の仕組みが理解できれば、TOEICやTOEFL、英検などのリスニングはとんでもなく簡単に聞こえるはずです(もちろん、それと同時に語彙力も必要にはなります)。
実際にネイティブたちの話し方を発音記号に置き換えると、いかに辞書通りに発音されていないか、そして、それらがどのように変化しているかは、[ə](あいまい母音)の応用が全てです。それらを知ることで、ネイティブと同じような話し方ができるのです。
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