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143や637の意味とは?英語圏のナンバースラングを紹介!
これまでさまざまなスラングについて解説してきましたが、数字を用いたスラングもたびたび用いられます。例えば、「143」や「637」といったナンバースラングがありますが、この数字だけ見てもその意味が分かる人はいないでしょう。
今回は、英語発音矯正スクールのDiscovering soundsより、「143」や「637」といったナンバースラングをテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。
目次
ナンバースラングとは?
ナンバースラングは、数字を使って特定の意味を伝える言葉の一種であり、特にインターネットやモバイルコミュニケーションにおいてよく見られます。これは、単に数字をそのまま使うだけではなく、音や形状に基づいた解釈を加えたり、文化的な背景を考慮して意味を変えることによって成立します。
例えば、「143」や「637」のような数字が使われる場面では、特定のフレーズを省略したり、別の言葉に置き換えたりすることで、短く、効率的にメッセージを伝えることができるのです。
「143」はどういう意味がある?
「143」というナンバースラングは、特に恋愛や親しい関係においてよく使われます。この数字は、文字数に由来しており、「1」は「I(1文字)」、「4」は「Love(4文字)」、そして「3」は「You(3文字)」という意味を持ちます。また、-143にすると反対に大嫌いという意味に変わります。
このスラングは、特にテキストメッセージやチャットの中で便利であり、言葉を省略することで感情を伝える手段として使われています。143に関連したナンバースラングとしては、14344(I love you very mach)や、1437(I love you forever)があります。
「831」はどういう意味がある?
831も、I love youの意味を持ち、この文章が8文字であり、そして3単語から成り、1つの意味を持つことから由来しており、I miss youを意味するケースもあります。
「182」はどういう意味がある?
前項で-143が大嫌いという意味にもなるということをお伝えしましたが、182も大嫌いという意味を数字で表したものになります。「1」は「I」、「8」は「hate」と発音が似ており、「you」は「two(2)」の発音に近いため、このように表現されています。
「637」にはどのような意味がある?
「637」は、「143」等と同様に数字を使ったナンバースラングですが、「143」とは少し異なる意味を持っています。この数字の意味もまた、数字と文字の関係に基づいており、Always and foreverの単語が6文字・3文字・7文字であることが由来しています。
「101」にはどのような意味がある?
lolは英語圏でよく使われるスラングで、日本でいう(笑)や(w)にあたるものです。そのlolの「l」が「1」、「o」が「0」で表現されるナンバースラングになります。
「2」に関連したナンバースラング
「to」「too」=「2」となり、tomollow=2moroや、tonight=2nite、to be honest=2BH、today=2day、together 2gether、Got to go=G2Gなどと表現することがあります。
ナンバースラングはなぜ浸透した?
ナンバースラングにおける重要な特徴の一つは、文字数を減らし、コミュニケーションを効率化する点にあります。特にスマートフォンやメッセージングアプリの普及により、短いメッセージで感情や情報を迅速に伝えることが重視されるようになりました。
数字を使った表現は、テキストの入力を簡素化し、タイピングの手間を省くため、特に手軽にやり取りしたい場面で有効です。
まとめ:143や637の意味とは?英語圏のナンバースラングを紹介!
いかがでしたか。これまで、G2Gや2BHといったテキストを見ても理解できなかった方もいたかもしれませんが、ナンバースラングの存在を知ることで、脈絡もない数字の裏に意味が隠されていることがあるということがわかったでしょう。伝えたいことが省略できたりしますので、ナンバースラングをもっと調べ活用されてみても楽しいでしょう。
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