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英語カンファレンス2015 「ついに変わる!英語教育改革の全貌」 に参加してきました。
みなさん、こんにちは。
日々、英語教育について考え続けている
Discovering Soundsの富田です。
今日は、英語教育とは、どうやっていくのが良いのか?
何が良くて何が良くないのか?
について、みなさんとお話しできればと思います。
先日、
英語カンファレンス2015
「ついに変わる!英語教育改革の全貌」
に参加してきました。
世界基準の英語力を!
と叫ばれて、日本では数十年が経ってしまっているかと
思いますが、日本の国際英語力は、現在、
アジア最下位
です。
言わずともご存じかと思いますが、
中学校から大学までの合計10年間という長期間、
英語を勉強しているのも関わらず、
英語が全く話すことができないという現状。
日本では、2技能の英語教育が主流です。
それは、「読む」「聞く」のみです。
「書く」「話す」については、残念がら、
適切な指導がなされていないと認識せざるを得ません。
要は、非常に偏った教育方法なのです。
本来4技能であるべきものが2技能。
これはいったいどいうことなのか?
TOEICは、「読む」「聞く」。
TOEIC Speaking/Writingは、「話す」「書く」。
※2つ受験すれば4技能試験!
英検は、1次試験が「読む」「聞く」「書く(2級以下は無し)」、
2次試験が「話す」。
IELTSとTOEFLのみ、「読む」「聞く」「書く」「話す」
の4技能試験を提供しています。
しかし、日本の企業は、「読む」「聞く」のTOEICを
英語ができるできないの判断基準にしているところが
非常に多く、疑問を持たざるを得ません。
TOEIC Speaking/Writingは、徐々にその存在感を
示しつつあるものの、まだまだ受験者数は低いです。
私は、英語の発音矯正を指導しているという立場がら、
生徒さんの中に、人事担当の方が多数いらっしゃいます。
グローバル化が叫ばれている中、英会話力が、
世界へ打って出ていくためにも必要なのです。
しかし、
「英語を、本当の意味で話せる人が少ない。」
と、口を揃えて言います。
帰国子女は、置かれている環境が特別なので、
日本人全員が同じように育つことができません。
彼らの多くは、レベルの差はあれど、
キレイな英語を話すことができます。
もちろん、英語が全てだと言っているわけではありません。
私自身、高校卒業して、英語が全く話せない中で
アメリカへと旅立ち、英語習得には、もう人生において、
これ以上勉強できないというくらい勉強しました。
なので、今という瞬間を楽しく、生かせてもらっています。
ただ、私にも悩みはあります。
アメリカに10年滞在したので、大学で論文などを
書いていませんし、日本語の読書量も多くありません。
すると、どうなるか?
会話は問題ありません。話すのが好きな私は、
日本語が話せなくなるということはありえません。
しかし、日本語を「書く」となると、高卒レベルの
文章力しかなかったのです。
20代後半で再度の日本語勉強、本当に大変でした。
何が良くて、何が悪いのか?がわからなかったのです。
2019年に終わりを迎えるセンター試験に代わる英語入試、
そして、今後の小学校~大学英語教育。
理想を持つことはとても大事なことですし、
それがなければ何も実現しないと思います。
今回参加したカンファレンスでは、そういった理想、
そして、志を持った多くの方が集まっていましたので、
皆、「日本人の英語力の底上げを!」と本気で
考えているわけです。
後は、実際の教育現場の最前線に立っている
教員方からも意見を集め、ダイナミックな変化を
もらせていけるよう、より1人でも多くの先生が、
1人でも多くの日本人の英語力を「世界基準」に
変えていければいいのではないのか?と私は思います。
私は、世界のビジネスシーンで通用する
スペシャリストの育成に、日々全力を注いでおりますが、
全体教育の底上げが、個々の能力を引き上げ、
一定のレベルは、英語のスペシャリストを育てることのできる
各分野のプロフェッショナルが、その上のレベルの教育を
提供できる教育が実現できればと願っています。
グロービッシュ、一時期流行りましたね。
「通じればいい、英語なんか。」
しかしこれでは、込み入った話や深い話が
できるわけがありません!コミュニケーション能力が
低い人に対して、相手は心を開いてはくれません。
「通じる英語、もしくは、通じるだけはなく、相手の
心に訴えることができる英語。」
それこそが、これからの時代に即した英語力では
ないかと感じています。
英語の発音は、良いとメリットしかありません。
デメリットなんか何も無いんです。
何と言っても、言葉に熱を込められますし、
相手も信用してくれます!
要は、一目置いてもらえるのです!!!
さて、ちょっと熱くなってしまいましたが、
長くなったのでこの辺で。
私は、「英語発音矯正」という、
自分が最も強い分野で、多くの日本人の英語教育に
携わっていきます!
Discovering Sounds
富田大輔
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