「Discovering Sounds」映画を撮る理由
「Discovering Sounds」は、本来、英語発音矯正学校として運営しておりますが、その他にも、「映画作成プロジェクト」を進めています。
映画の役者さんは、全員「Discovering Sounds」の生徒さん(日本人)で構成されています。全編英語で撮影しているので、そういった意味では「英語発音矯正学校」のレッスンの一環と言えるかもしれません。
役者さんはボランティアでの参加となり、映画作成にかかる費用はすべて「Discovering Sounds」が負担しております。
そのため、役者さんは経験と思い出を同時に手に入れることができます。
つまり、Discovering Soundsの生徒さんで、映画作成に興味があれば、「映画作成プロジェクト」に参加できる形をとっています。
「Discovering Sounds」では、「映画作成プロジェクト」を行っている唯一の英語発音矯正学校であり、演技と英語の精査の場として英語が撮影を行っています。英語で作品を作り出すことにより、感情表現の大切さや表現の幅を学ぶことができるのです。
また、こちらの作品は、海外の映画フェスティバルに出展しており、世界に送り出しています。
何事にも同じ思いを持った「仲間」がいることは大きな力になると思います。
Discovering Soundsが映画を撮る理由には、「映画撮影を通して、共に努力できる仲間を作り、楽しく英語を学んで欲しい」という想いが込められています。
Discovering Sounds 映画を撮る意義
映画を撮る意義は、映画監督によって様々だと思います。
「自己表現」「社会への貢献」など、主観的なものから社会的なものまで様々だと思います。
現在、映画はエンターテイメント的要素が強いと思うので、利益を求めて映画を作成することが大前提にあるのではないでしょうか。
日本人は世界的に、「自己表現が苦手で、引っ込み思案」という認識を持たれていると感じています。
謙虚さや礼儀正しさなど、人格者として評価されている国民性ではあると思いますが、これから少子化やグルーバル化が進む中で、もっと日本人の表現力が発揮されても良いと思うのです。
「Discovering Sounds」の映画作成プロジェクトでは、純日本人だけで、全編英語の作品を作成しています。
役者さんは全員、「Discovering Sounds」の生徒さんであり、英語を学んでいる過程にあるため、正直、英語レベルの差はあります。
英語ネイティブのプロの役者さんだけで、全編英語の作品を作成すれば、言い方は悪いですが、もっと見栄え良く、完成度が高いものができるのではないでしょうか。
しかし、私が考える映画を撮る意義は、「見栄え良く、完成度が高いものを作成すること」ではないのです。
純日本だけで全編英語の作品を作り、「日本人の自己表現」を世界に発信すること自体に大きな意味や意義があると考えています。
「Discovering Sounds」の映画をご覧頂いた方は、良い感想だけではなく様々な感想をお持ちになると思います。
でもそれでいいのです。
英語レベルや表現の差はあるものの、出演している生徒さんは皆さん努力を重ね、本番に臨んでいます。
挑戦する姿勢に何かを感じ取って頂けたら、私としては、映画を撮る意義が大いにあると考えています!
最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました!
今後、「Discovering Sounds」を通して、皆さまと共に作品を作り、世界に発信できることを楽しみにしております!