映画プロジェクトも開始から1ヶ月が経過し、徐々に仲間意識や製作意識が高まってきました。しかし、同時に多くの壁に直面していた時期でもあったと思います。
様々な壁の中でも、セリフの真の意味を考えなくてはならないことは、皆さん特に悩んでいたと思います。
最初の時期はセリフを言葉として暗記すればよかったのですが、実際にリハがスタートして「演じる」ということが追加されると、言葉を暗記しているだけでは限界が出てきてしまうのです。
「なぜこのセリフを言うのか?」「このセリフを言う事の目的は何か?」を全て考えなくてはならない。
プロの役者さんでも悩むことですので、本当に大変な時間だったと思います。
しかし、前を向いて全員で作品に取り組み続けました
全員が同じ悩みを抱える中で、同じ方向を向くことで、一気に結束感が高まったと思います。
セリフを言う意味が分からないとただ読んでいるだけになってしまうので、セリフの本当の意味を理解し、ストーリーの流れを把握することを心がけていました。
それぞれの役割が徐々に決まってきました
徐々に、作品を制作する役者さんとしての役割と共に、各役者さんの演じるキャラクターに色が出始めてきました。
自分の性格と演じるキャラクターの性格の差を感じていたと思いますが、良いキャラクターを演じるためには重要な行程だと感じていました。
それぞれに苦手なセリフ回しはあるものの、だんだんとストーリーが活きはじめてきた時期でもあります。
私は今回、役者としての出演はなく、「プロデューサー兼発音指導」として奮闘しました
皆さんも多くの悩みを感じていたと思いますが、私も同時に悩んでいました。そのためかわかりませんが、とても厳しい顔で見ていますね。笑
良い作品を作りたいという強い思いから、少し厳しくなってしまった部分があると思います。しかし、ついてきてくれた役者さんには本当に感謝です。
慣れない環境の中、駆け抜けた1ヶ月でした。